ツツジが朝、風をあらっていた

クチナシが夜、轍をこねていた

ヒマワリが昼、空をふかんしていた

季節さん、花ばかり見ていてゴメンね


高架下の茶店でジャズがたゆとうと

知 ....
黒夜を作っている
欲しがる者が
あまりに多いから

黒夜に混ざって
溶け込めばいい
祭りの中へ

素になる黒夜を
好んでくれるから
今日も作っている

真空と混ざって
合流す ....
 
銃口を見つめる、
君の本音は何処にある。


蜘蛛の行き先を見つめる
何処に行くつもりだ。


これだから夏は 
って笑い話にしてりゃいいんだ

って

見つめればいい ....
じめんのうえにたっています

あしのうらにたいおんがあって

じん

とします

ときどきそらをみます

とんでいるものがあってわたしは


鳥瞰図


みごとなけしき ....
この夜はあかるすぎる
きみが上手に眠るには

だからぼくは
月も星も
希望もしまってしまおう

明日も
あさっても
きみのみえないところへ
しまってしまおう
真昼の太陽が照りつける小さな公園で炭酸がすっかり抜けてあまいだけになったぬるいコーラを地雷処理班の様な真剣な表情で飲みほしたきみはぼくの伸びすぎた不精髭に眉をしかめて公衆トイレに走って行った、きみ .... 手さぐりで
あなたを想う
言葉を選ぶよりも
ただ想う

私はどこへもいかないと言ったけど
歩いているから
離れてるのかもしれない

人は
同じところにいられない
カラダは置いてあ ....
浅い呼吸を繰り返して。


生きるのが下手だって。
そんなのはわかってるつもり。


どこかで苦しんでる人がいるって?
そんなのはわかってるんだ。
わかってるんだってば・・・。
 ....
伝えたいことはたくさんあるはずなのに
いざ言葉にしようとすると何も浮かばない
目を合わせてハグしてキスをしたら
全部伝わればいいのになあ
境界線がわからなくなるほどにくっついて
全てが伝われ ....
悲しいことがあったなら 
みんなで分けてしまおう 
誰かが潰れてしまうと 
また悲しくなるから 

今日のあなたの役割は 
喉が涸れるまで
泣き尽くすこと 
それだけで十分 

そ ....
あさこは
朝男の
肩にだかれて
しあわせ
という色を
はじめて知った

あさおは
朝子の
肩をだいて

という色を
はじめて知った

ひゅぅ ひゅぅ
ひゅぅ ひゅぅ
 ....
「たより」

生活に疲れた頃
きみは ゆっくりと やって来て
るすがちな ポストに
ことり、と 手紙を 入れて行く
とにかく 早く 帰りたいと
ばかみたいなスピードで
のほほんと暮らす ....
アフリカの大地に曙光がおとずれた朝

遥かなるネグロイドの神が大地にいのちをあたえ

僕たちの元初の曾祖母がおごそかに懐胎して

DNAの長いながい旅が始まった

ユーラシアに流れ出た ....
戦争を知らない子供たち
に私はとても含まれる
ただ年を取り大人になった
だけども戦争をまだ知らず

お国のために撃ち合った
徴兵された男たち
脆い理想を背負わされ
愛する ....
夏休みを、なんとか、
2日取って、
土日とくっつけて、
4連休の、二泊三日で、
軽井沢へ行った。
彼女と行った。
新幹線で行ったの。
たった1時間でつくのさ。


なんだかわか ....
きれいな指でしごかれても
立たなかったよ
その唇にも
その胸にも
反応しなかったのさ
(ひょっとしたら足なら・・・
 いや、ワキなら・・・でも、それは言えない)
こんなにステキなレディが ....
空から降りた
この雨の

いつ、を
えがこうと
わたしの自由

だから
わたしも
あまり多くを
気にかけないで

雨に
ふられる

ふれ、られる



  ....
  (嘘つき)



  と
  だれかに言われ
  ぼくは
  眼を醒ました
  八月の
  朝、はやく
  遠くから
  なにか
  まぶしいものの流れが
  こ ....
タイマツを持って
ストーリキング
最高にハイ!
世の中が歪む

世の中が間違えている。
自分は間違えてない。
他人が変われ、
自分は変わらない。

人から金を貰い
湯水の如く使い ....
この世の終わりに
貴方は何をしますか?
誰かと共に死にますか?
遊びますか?
詩を書きますか?
友達と語らいますか?

喜んで死にたい。
泣いて死にたくない。
笑って死にたい。
人 ....
仕事が嫌いで
ただなんとなく生きて
情熱がない

毎日お茶くみして
PHPでプログラム
上司のロボット

巻き込まれるのは
良くないけど
熱意がないと
人は感動しない。
開きかけた、その唇の奥の闇の中に
あなたは何を押し止めたのだろう
流星群を期待してベランダで見上げた夜空の下で
私は見つけられなかったね、と
それしか言えなかった

夏の湿り気をおびた ....
あなたは誰になろうとしてるのか
振る舞いに他人を感じる時がある
あなたに与えられた名前
その意味をさぐるように
敬愛をこめて、あなたを呼びたい
素のままのあなたを

あなたは誰にな ....
夜更けになると
一両だけの黄色い電車が
黒い森に向けて
走り出す
鼻高山の尾根が
急角度に夜空をめざすあたりから
月が紫色のサーチライトを照らす
生き方知れずの子供たちは
ハーメルンの ....
山陰線沿いの小さな町で
夏祭りの夜
フクロウが飛んだ
神話とは何の脈絡も無く
舞台では
痩せた若者が舞った
(高速バスのキップ代が
案外と高かったから)
トントンと踏み鳴らす細い脚
 ....
「花を踏み付けないで下さい!」

と詩人は言った

インタビュアーは花を踏みにじりながら聞く

「あなたはどうして詩を書いたのですか?

あなたはどうして詩人になったのですか?」

 ....
大切なものをわすれてしまった
気がするけど
何をわすれたのか思い出せなくて
それはすでに
わすれたことをわすれたのと同じように
もう意味なんかなくて
でも
あんまり利口じゃないから
ど ....
中身が透けて見える
不思議な箱を前にして
おれとおまえは
向き合う形で
その箱を見ている


おまえには
三本の矢が見えるらしい
だけども
おれからは
りんごが二つ
お ....
  約束なら
  平気でそむいてきたし
  きみの愛も
  ぼくは貶めてきた



  それは今更、
  謝るつもりもない
  反省もしないけれど



  詩
  ....
風景は記憶を宿している
だから俺は
ゆるゆる
その風景に
流れ込む

いつも路地裏
猫がいて
丸くなって目を細くして寝てる
気持ち良さそうに

俺は雪駄で歩いていくだろう
そう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
季節さん、ゴメンね吉岡ペペロ211/8/24 1:38
黒夜を作るsubaru...11*11/8/24 1:30
くもIzm011/8/24 0:31
ひこうき(改訂版)にしなますみ7*11/8/24 0:24
この夜ははるな1011/8/24 0:13
はちがつホロウ・シカ...2*11/8/24 0:11
ねがい朧月211/8/23 23:52
夏夜Izm2*11/8/23 23:41
_ゆず011/8/23 22:30
あなたの役割御笠川マコト111/8/23 22:20
アサガオ草野大悟4*11/8/23 21:41
「たより」藤鈴呼6*11/8/23 21:40
モンゴロイドの旅梅昆布茶311/8/23 21:33
戦争を知らない田園111/8/23 20:50
軽井沢へ行ったのはだいろ611/8/23 20:44
ナニが立たなくて・・・夏[group]花形新次1*11/8/23 20:39
遠近法千波 一也2*11/8/23 20:24
まぶしいものの流れが草野春心5*11/8/23 19:17
Are you high?ペポパンプ2*11/8/23 18:43
冥途の土産3*11/8/23 18:43
モーリタニア2*11/8/23 18:43
闇の中に折口也111/8/23 17:19
あなたの名で111/8/23 17:03
夏の電車まんぼう2311/8/23 16:22
夏の地図311/8/23 16:21
踏まれた花yamada...211/8/23 16:15
わすれもの佐々木青2*11/8/23 15:46
箱の中身はなんだろな寒雪111/8/23 9:33
詩を書くこと草野春心1*11/8/23 9:19
風景の記憶真山義一郎2711/8/23 5:07

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