ぶきように
ふるえている手をつなぐ
つながるのはふうかしたおもいでの、

ねつをもって
氷のようなこころのだんぺんにふれる
とけると、かすように

まちがえないように
きすをかわ ....
 
 
傍らに咲く向日葵の肩に
歯車、のようなものが落ちて
僕らは片言で話す
君はカタコトと音をたてて
一面の夜みたいに
目を閉じている
カタコト
カタコト
いつかそんな音がする列 ....
「敵を捜せ」

有るが儘を主張するために
 
わたしの指が
風にふれる、と
ふたたびページが
繰られます

偶然に
呼び起こされるまで
目ざめることの
なかった物語
でも、

待つことを
つづけてくれた
約束たち ....
もう少ししかない消費できるエネルギーは・。
・もう一つしかないのだ。・¥・・
盲導犬に底をあげろ 与えるな 空して 死すべからず。。。、

 端末路
吐いたつもりで居れるのならば、 静か過ぎ ....
昔、花屋にマツムシソウがあって驚いた
街で会うとは思っていなかったから
タカネマツムシソウそのものではなく
スカビオサか何か園芸品種ではあったのだろうが
風に揺れながら山に咲いているはずの花だ ....
今日あの人は携帯電話を忘れていった
帰りは遅いのに どうするつもりかと
伝え忘れた身ながら 少し困って笑っている

あの頃の笑顔に戻れたらなあ
なんて思う事が何度もある
困った瞬間の笑 ....
あの子が今日目覚めるのは

コーヒーを飲むためなんだ

明日になったら目覚めないかもしれない

それでもいいや、とそう思って彼女はコーヒーを飲んだ

彼女は学校に行くといじめられる
 ....
ネオン輝く夜の巷
路地裏の狭い石畳を入ると
淡いランプの明りに
浮かび上がるバーの扉



ここは[遠い昔のバー]で
スツールに腰掛け
おしぼりで手をふいて
まず一杯[今のリキュー ....
私は死んだ
地獄の中に 落ちていく
言葉もなく
落ちていく あの世で
何を考えているのか
私にはわからなかった

海を見た
そこには存在しない海を

腕を組んだまま
憂鬱に浸 ....
いきものは普通上をめざす
より多くの光を浴びようとして
{画像=111026091504.gif}
星を見て井戸に落下死した哲学者も例外ではない
だから
俺も彼らに習って下を向いて歩こう
みかん柿りんご梨ほうしゃのう辟易(うんざり) 二人の”おば”は
しらない行き先のしっているバスに乗り
どこかへ連れられて行ってしまった

けいたいでんわの
ぼたんが押すたびにこぼれて
ただの二つ折られになった

心配されても
わ ....
 


鬼の子暗いの恐いから

少しもランタンはなさない

鬼の子暗いの恐いけど

ランタン片手に石を積む


ランタン抱えた鬼の子は

そろりとお堂を一巡り

ランタ ....
 


チルチルハナチルサクラチル

ウイノオクヤマハナミチル

カゼノフイテモハナノチル

テフノトンデモサクラチル

チルチルハナチルサクラチル

イツイツマデモユメノウ ....
 

さらさら白い砂の上

きらきら白い砂の上

さらさら白い砂よりも

よりいっそうなお白く

まばたきもせずうずくまる

がらんどうの骨や骨

空も地平の果てもない
 ....
あれ以来
すっかりしなびた果実に
水をやりつづけて
きみの指は
完ぺきにふやけてしまった

(夜よ
やさしさは
こんなにも目に見えるのに)

きみは
まだ自分が
強い人間な ....
たどり着くわけでもなく

元通りになるわけでもなく

何かを羨むわけでも

悲しむわけでもなく




どこを探してみたところで

これ以上があるはずもない

 ....
両の手首に 縄飾り

貴方が結わいた猿轡

今宵限りのデスタンス

眼を閉じ 気配で悶えませう




ハナビラヒラヒラ

ヒダトレフリルン


甘美な温度 ....
孤独を意識して
寝られなくなって
だんだん眠くなっていく その夜に
いつの日か明け方が
来る日が あるのだろうか

大体そっぽ向いて
つれなくして笑っている
そんなあなたに日が差すこと ....
各駅列車に乗って
普段は降りないとなりのとなりの街の駅へ降りる
にかよった駅前、どこにでもあるマンションと一戸建て
おなじみのコンビニ、犬の散歩やら主婦の買い物姿やら

皆この街に住んでいる ....
悲しくもないのに

悲しい風が吹いている

透明でもないのに

透明な風が吹いている

色などもうないのに

空しいものなどもうないのに

悲しくもないのに

悲しい風が吹 ....
轟音と共に運ばれていく先は
東京
それとも母のいない世界

窓の外の闇
深さが分からなくて
何処に居るのか分からない

目を瞑る
轟音
途切れる意識

覚めてまた
轟音/深さ ....
家の裏に立つ一本の樹は
その背に
深い森を持つ

家の裏に立つ一本の樹は
その後ろに
もう一本の樹と
もう一本の樹を持つ
家の後ろに立つ一本の樹は
その背中に
もう一本の樹と
も ....
愛されるより愛したいと思っていたのは
愛してくれる人がいたから
飢えた狼の側には 怖がって誰も近付かない
お日さまの周りには 人が集まるみたい

僕は影だ ずっと前から 君の影だ 
嫉妬と ....
とめどなく…
溢れる涙…

どうすれば良い?

流れる涙は…
放っておくの?
無理矢理笑う?

拭いても…
拭いても…
頬をつたう涙は…
やがて服を濡らし…
枕を濡らす…
 ....
そんなに硬ければ喉に詰まらせて逝ってしまえばよかったのに
{画像=111025222808.gif}
Y染色体はお前の硬さに勝った
ネットでできた詩友さんは いつも消えていくので
あまり深追いはしない いつも
忙しくなったんだな 飽きたんだな
ひとときのやりとりが 良い思い出になるように
なんて 気を使っているわけでもない ....
三橋に降り積もる数字の粉。
揺るぎない25分は
実り在る者にとっての要。

ふと
街角のどこかで
売り物が非売品へと変わる音がする。

整形された鉱物の響きは
大多数の河岸に置いてき ....
ある日私は死にまして
ふと気付いたら
地面で寝てまして

そうかここは天国かと
回りを見渡すと
そこにはただの日常があって
平日お昼の町並みがあって

寝ていた私を誰も見ていない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
よんれんかんな7*11/10/26 18:42
カタコトたもつ311/10/26 18:31
諸悪の根源徘徊メガネ111/10/26 18:14
しおり指[group]千波 一也3*11/10/26 16:37
地下付く 返答石狩心011/10/26 16:04
鉢植えのフロンティア小池房枝311/10/26 13:08
忘れ物アヤメ111/10/26 12:33
彼女の自殺yamada...211/10/26 12:10
バーカウンターのスツールに腰掛けて……とある蛙7*11/10/26 10:06
ウォークインザスカイ番田 011/10/26 9:35
下を向いて歩こうGrassR...3*11/10/26 9:29
空腹西行桜111/10/26 5:37
ゼロ G唐草フウ10*11/10/26 5:26
ほおずきmortal...211/10/26 4:16
アサユメザクラ211/10/26 4:16
砂の街111/10/26 4:13
夜の実はるな611/10/26 2:02
夢の跡faik2*11/10/26 1:07
一夜ゴト2*11/10/26 0:59
奇跡をかます こと桐子111/10/26 0:41
となりまち灰泥軽茶411/10/26 0:11
ウラ吉岡ペペロ411/10/25 23:40
行く先は東京それともkauzak8*11/10/25 23:37
一本の樹オイタル7*11/10/25 23:28
狼の遠吠え凪 ちひろ111/10/25 23:09
涙は?清風三日月111/10/25 22:37
存在の耐えられない硬さGrassR...4*11/10/25 22:34
ぬくもり砂木21*11/10/25 22:22
ねじれの25分yuugao4*11/10/25 22:01
うらみはらさでSeia7*11/10/25 21:46

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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