あなたが手渡してくれたガムは
小さな幸せ
そんな幸せを見つめて
生きていたい
今朝
息子を起こすと
たんぽぽの詩を書いている夢を見ていたのだと言う
息子はつめたい目をして宙をにらんでいる
どんな詩だったのかは思い出せないのか
それとも説明するのがめ ....
ジミー・ジャズや
ロンドン・コーリング
新型キャデラック
ガンズ・オブ・ブリクストン
ロンゲム・ボヨ
....
要領のよさを教えられ
知覚過敏なのと教えてくれる。
歯の磨き過ぎさと笑って答える。
植物を教える。
時間配分を教えてくれる。
細かい所も注意され、
理屈も教えてくれる。
そんなおばち ....
音楽は毎日聞いている
音楽は心の友
音楽は生きがい
音楽は癒し
音楽は活力
音楽は元気
音楽は空気
音楽はノリ
音楽は言葉のオアシス
音楽は応援歌
音楽は英語の先生
音楽 ....
バドミントン
ジョギング
卓球
テニス
野球のピッチング
水泳
ボーリング
登山
腹筋
腕立て
120回
今じゃヒデブー!
チケットの音を
握りしめたまま
匂いのない歩行者
側溝の中で
口は燃え尽き
残された句読点は
誇りとは
とても遠い
そして名前は
窒息を始める
一滴の水に
一筋の光に ....
なにもかも捨てなければ眠ることはできなかった
今日ひろいあつめた荷物をまるで投げ捨てるようにうば
われていつまでもあきらめきれずに夢の入口に立ちつく
す日は朝まで眠れない
それはなぜか、老いる ....
ナガサキの空に死ねっと念じ
た首吊るべき修学旅行中学生の集団意識を撃
つポイフル的少女
のスーパーフラットじゃない太もも
に失神するまで射精した無数の匿名大学教授ど
もへの容赦ない暴力は論理 ....
しゃがみこむ
水滴をびっしり帯びた
つめたい床
うす緑いろに
無感動に すきとおる
指先に 細い鎖をからめて
栓を ぬく。
あなたは
どこから来たのか
つまり
近く ....
群青色の空へ硝子の舟を漕ぎ出そう
月と星の明かりだけを頼りにして
あなたを探しに
月に精一杯背を伸ばして
手を合わせ
祈る
あなたに会うために
どんなに痩せた
棒切れも
地に
突き立てれば
影をなす
どんなに痩せた
影だとしても
それは確かに
日を浴びて
それは確かに
時を告げ
どんなに痩せた ....
友達の奏でる音楽
目は いつも 虚ろだった
私は 一人
川面を 漂う
その きらめきを
その楕円を
周囲の斑点の中に見て 漂う
対岸に 野球少年
川の向こうに 東京が見 ....
「グンジョウイロ?」
オカッパ頭をわずかに傾げ
ほころんだ口元に抜けた前歯をのぞかせる
この子の頭の中には
空の色と水の色しかない
細い指に力を入れて
そらいろの空を塗りつぶす
みず ....
決意は
百円の紙ガムテープから
むかしの恋人に手渡された
曇りの夕方から
はじまる
助手席で息をひそめる狩人は
巻き戻せるようではいけない
くちびるは閉じる
それだけでは
時 ....
弱い僕は常にぼくらで
大きな流れの中でしか生きられない
光り輝く大河の中で
知ってる顔は知らない顔ばかり
文字と一緒に流れていく
時間は時代を消費する
熱気と称した ....
息子たちがまるで舞台にでも上がるような感じで寝室に消えた
オレは面白いことを一言でも言って息子たちを送り出そうとする
気配くらいしか感じられない返事をしずけさのなかに幻視する
偉 ....
私は受胎したままの病
この、病を温めてやれるだけの優しさが私にはない
私にあるのは、病を怖がらせる言葉ばかり
私が病となってこの都市を覆う光景が
もう間近まで迫っている
私は一つの病の比喩と ....
影の中の優しい私の中に住む野に咲く花の香りをかぐために一匹のハチドリがその体を停止させて私はそれを見るために何度も私の中に潜り込まないといけない。ここは、私の庭園。正午には陽が指し、夜には月が輝く温室 ....
雪が吹き荒れている日には、暖炉に物語をくべる。私たちの家には魔女がたくさん住んでいる。寒さの凍えた手に、温かい息を吹きかけるたびに、手のひらから舞い上がる白い魔女達。それが部屋の中に消えていく。
....
なぜ
こんなにも
気持ちいいんだろう
悲しさと無信の無属刺繍
だからと言ったものの
基本宇宙ビーシスト
声が邪魔になると言うものの
8月17日に生まれた。
『7月4日に生まれて』
....
露の命の彼のこと
託すきみたちもう切るよ
誰にも見返られないで
青い瞳を輝かせ
強い心で今年も咲いた
こうして根っこを抜くとても
冬至がきては冬も過ぎ
春一番につんつんと
....
ありがとう
でも もう要りません
こんな結果になってしまって
とても残念です
あなたは私たちを幸せにするために
働いてくれた
実際私たちは不幸ではなかった
暖かく満たされ
痛み ....
彼/彼女は、それが健康でそこにあるANDを作りますあなた; それを除外します? あなた/彼/彼女はたいへんこのように完全なelleIlIlをそこで持つことができます、そして、//その/それは1をカーブ ....
雨が急に降り出し
ピアノ弾きがやってきた
ミドリイロのマントと
カラシイロのヤマタカボウでやってきた
そこらじゅうのいきものは
ハミングしている
硬いものや柔らかいものは
嬉しそうに ....
僕の右手はいつも深爪で
それはバイトの関係上しようがない事で
いつもクッキーの缶の口に貼られた
シールを剥がすのに苦労したり
痒いところに手を伸ばしても
いまいち、こう、快感がなく
ついつ ....
ペダルを踏んでどこまでもゆこう
時間の感覚はなくなり
どこにいるかもわからなくなり
やがて夕暮れ
遠くを眺めれば
レモン色のフリスビーがたくさん飛んでいる
まわりを見渡せば
皆ど ....
1980年代の午後は
こんなに明るくなかった気がする
僕は、歯磨きが嫌いな子供で
今は、命がかかるまでは歯医者に行かないと決めた大人
ルールや倫理が
どんなにえらくっても
大人の中 ....
何故に君は
空を見る?
孤高を気取って
窓辺に立つ?
何故に君は
逃避する?
逃げ道さえなく
迷ってる?
何故に君は
うたを書く?
生産性なき
駄文つらねる?
....
チョコレートみたいに
わかりやすくとけられればいいのに
甘く優しく
少し苦笑いしながらも
あなたは拒みはしないだろう
手で折られても
欠片までもが惜しそうに救われて
嫌われないの ....
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