一生懸命になんて、私は何も出来ていない

気持ちばかり、空想ばかり

口ばかりの私は、何も出来ていない


格好を付けたいだけ、弱みを見せたくないだけ


だから、私は嫉んでいる
 ....
空に突き出た崖の上から
ジョイスの愛さなかった犬たちが
次々と転調する。

スタウトのげっぷが充満する塹壕で
マー油にまみれた銃器を担う不愉快
ケン・ローチのパンフレットが
一枚めくれて ....
(まっかだね。
(もえているんだよ。
(うまれたんだね。
(まっかだね。
(ないているんだよ。
(ないているんだね。
(まっかだよ。
(そうさ。うまれたんだよ。

 その ....
白い息を吐き出しながら
朝一番の病院ゆきのバスを待つ。
あたしの声は、
もう随分と白い息に呑まれ始めていて
夢の始まりのようにして
よくきこえない。

 小さく逆さまに立ち上 ....
はしるの
スカートが汚れるのも
構わないで

あちらこちらが
ゆうやけだ
こげたみたいに
あたしたちがきえる

 そうしてあたしたちは
 水平線に並べられた
 かみさまの ....
ちりちりに寒がっている灰塵。
接着性の温もりに誘われて炉端へ。

道中で粉砕されたマキビシの儚い夢。

「継続」が「再燃」を食い潰しながら
塵が人の形を移し込んでゆく。

腹を空かした ....
チョコレートの包み紙をねじって
あめ状にする

カスタードがくえないのと
合コンにいくのと
どっちをえらぶのかと
どちらもえらべない

後輩が
 で派遣される夢を見る
メンドーサ
アルゼンチン
マチュピチュ
メスチゾ

クアラルンプール
ダマスカス
キューバ
ユカタン

セイロン
ボンベイ
インダス
コロンボ
デニーズのコーヒーは美味い
夜ついつい飲んでしまうと
寝れなくなる。
ドリンクバーにしておくべきだ

次の日起きれなくなる
寝坊したら一大事
行きの電車で寝る
今日もシャキッと行ってみ ....
冷静を取り戻し
風邪と向き合う
安い香水の匂い
シャンプーの香

ムスクは嫌いなんだな
雄叫びボーカルからの脱皮
歌詞を噛み締める。
音程をはずさない。

芸術は心
伝えたい事
 ....
 
 
犬小屋を作る
犬がいないので
代わりに自分が中に入る
隣の家から拙いピアノが聞こえる
丸くなりうずくまっていると
昔からずっとこうしていた気がしてくる
前を通る人が
中を覗き ....
人間のからだは小さな宇宙
シナプスから毛細血管まで
うちに刻まれた年輪や
おもてに印されたしわさえも
百科事典で読んだ
宇宙のページをそっくりそのまま
模写したみたい
夕暮れは知らないうちにやって来る
ブラインド越しの窓の外
夜空が突然落ちてくる
ビルの谷間の一角の
ボーッと灯る明りの主は
どこから湧いたかおでんやの
屋台が見える路地裏に
勤め帰り ....
渦巻く
暖流と寒流の出会いを
ささえる
でこぼこの大地は続いている
魚たちは
渦巻かれて
吸引されて
流されて
流されているあいだにも
おしたり
ひいたり
生活は丸太のように ....
やまない雨はないけれど

ふらない雨はある

雨ってやつはたいへんな気取り屋で

いつだって

おあつらえむきの場所を選んで

タイミング見計らって



やまない雨はない ....
〜風ってそれそのものではない
なのにそれで間にあってしまう
どちらでもいいのかな
そんな空気なのかな

雨がふりそうでふらない
別に待ってないけど
ふるならふるでもいいな
受け入れる気 ....
君が窓の外ばかり眺めているから
僕はさみしい

君が郵便ポストばかり覗き込むから
僕はさみしい

探している答えは ここにあるよ
僕が その答えだ

歌われないメロディーが
綴られ ....
いらつきは雨のよう
ホームに駆け下りたら
行ってしまった電車
半分だけ見て出た映画
飲みかけのアイスティー
しおりをなくした小説

時がたっても
大人になっても
ぜったいにゆるす ....
華やかな蝶
今日は あちらの 花びらへ
明日は どちらの 花びらへ?

ボクは 見詰めることしか
許されないのか

涙は 君の 蜜と成る

ほら 耳を済ませて見れば
新しい 蜂達が ....
  固いタイルに
  きみはうつ伏せ
  ぼくはぼく自身より
  長く鋭い針を
  きみの背骨の中点に差し込む
  素早く、直角に
  屹立させる
  こうして
  線と
  ....
朝 いつも降りる駅の
一つ前の駅で 
朝急ぐ人たちばかりで
ロータリーの八重桜は 
ほとんど返り見られることがない

駅の跨線橋を
見上げながら歩いてくる顔は
八重桜を背にしながら
 ....
言葉はいつも
私の手を すり抜けていく
それは 一体 なぜだろう
間違った道を 歩いてきた
言葉を 選んでは
同じ失敗を繰り返した日々

だけど 愛は 決してそんなものではないだろう ....
お城を纏って隠れましょう
誰も助けに来ないから

車輪の音が聞こえたら
カーテンめくって隠れましょう

彼女が来たら
それは夜の始まり
草木も私も眠る夜に
横たわるこの身体の中で
動き出す小さな私

腰の辺りにある
大きな貝殻が開いた形をした腸骨で
目を覚ますのは
手の平サイズの女の子

彼女はお腹に住む
私の夢の ....
あおぞらにふれることのなかった雲に
おやすみと声をかける
届いているように見えたのは
錯覚だから
あなたは泣かなくてもいいんだよ


秋は
なにかがたりない
地上の彼処に ....
抱きつくのは
愛しいからで

抱きしめられるのは
愛しく思ってくれるからだ

体温の感じ方が
違うんだ

秋が深くなり
人恋しい

眠りにつく前
ぎゅっと 背中に抱きついて夢 ....
ますずしを
たべたのだった

ますずしを
たべたのだ

あなたがかってきた
ますずしを

たべようと
いうのだった
さみしい小鳥は丘はすて
ひろい海へととびたった
海はつめたく 深遠で
するどい波は 小鳥をなめる

さみしい小鳥は海をすて
はるかな山へとびたった
山はさびしく 厳格で
あらい吹雪 ....
飛行機がまっぷたつに割れて

僕は死を確信せざるを得なかった

シートごと乗客が

つぎからつぎへと剥がれて空に消えてゆく

僕にはするべきことがあった

悲しいくらい真面目に当た ....
ジャンキーの放送作家と

旅路で出会う

歯がないし 体も痩せて

女買う

マルクス主義の家系には

狂う子供が多いとか



十数年後の今ならば

子供は皆

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
キラキラ星屑ala2*11/11/6 22:33
クモ膜下のプルツーシリ・カゲル1*11/11/6 22:30
はるびるさLily P...511/11/6 21:49
てんごくからのがらくた411/11/6 21:48
花の底311/11/6 21:47
炉端で密談yuugao1*11/11/6 21:33
関東労務省60+11/11/6 20:53
チリペポパンプ1*11/11/6 20:18
デニーズ3*11/11/6 20:18
永遠の想い3*11/11/6 20:17
バイエルたもつ2311/11/6 19:53
からだのふしぎ[group]マフラーマン1*11/11/6 17:48
おでんや2……とある蛙9*11/11/6 16:32
渦潮伊月りさ7*11/11/6 16:29
ふらない雨かなりや311/11/6 15:50
そんな風な今日朧月211/11/6 11:39
僕へさすらいのま...811/11/6 11:01
いらつきはだいろ511/11/6 10:05
のこのこ藤鈴呼2*11/11/6 9:36
交点草野春心611/11/6 7:45
八重桜を真理だと仮定してN.K.7*11/11/6 7:30
間違った信念番田 411/11/6 2:31
ピークRabbit...111/11/6 2:26
ちいさな木屋 亞万6*11/11/6 2:02
秋は雲のようにやさしいとろり1111/11/6 1:45
体温森の猫8*11/11/6 1:35
6畳1間の鳥かごで、ますいメシ食ってフンをして、小窓から見え ...小川 葉0*11/11/6 1:07
さみしい小鳥はるな311/11/6 1:04
一生一緒吉岡ペペロ311/11/6 0:59
道化師yoyo111/11/6 0:47

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