少し前から
光合成をしなくなった

薄らいでいく光を
見過ごして
遠ざかっていく水を
遣り過ごして
余った二酸化炭素を
夢にすり替えることもできずに
ただ乾いていく

カサコ ....
裸で歩いてても怒られない部屋
人恋しくなるから お酒は きらい きらい きらい
誰かに触れてほしくなるなら 初めから終わってて
退廃的な歌におぼれれば 少し楽かな
みえない 感じない 何もない ....
三つの影の
ひとつには羽
見えぬものの傍ら
口笛を吹く


道は森となり
曇の花 泡の花
原めぐる川
降りつづく雨
はじまりの雨


風をくぐり
風をくぐり ....
郵便受けに
ときどきは
うれしくないこともない便りが届いている
待っていたものではないけれど

一番欲しい手紙は
決して来ない
相手はもう
亡くなって随分と久しい

もしもらえたな ....
そこに淀みがあった
みづはやはらかくしづみ
つかるゆびを光りにくるめてゐた
果実をやはらかに剥くやうに
わたしのゆびは深みをさぐる
月ははじまりから明るく
ひとの輪郭をもちあぐる
また手 ....
  僕らがコンビニと呼んでいる
  長細い直方体には
  どんなものでも揃っている
  弁当もポテトチップスも
  洗剤や電池や、ティッシュまで
  だから僕がその日
  その、冬 ....
 
 
空の重さを支えるように
家という家には屋根がある
その上をきらきらと
小魚の群れが通り過ぎて行く
人は言葉だけで幸せになれるのに
ご飯を食べないと生きていけない
今日の行事は ....
ノッテいるかい?
ロックンロール好きかい?
頭を動かし
キチガイになる

リズムに乗り
全てを忘れる。
頭が空になる。
水を浴びる。

踊る道化師
見る阿呆
ストレス発散
充 ....
全てが壊れる時
全てが産れる時
苦しい
息ができない。

優しく逞しく
雄雄しくあれ
力尽きて
痺れる

倦怠感
筋肉痛
眠気
苦痛
天は舞い降りる
地は湧き上がる

自然がいい
嵐よ吹け
木々よざわめけ
来たれ精霊よ

回れ回れ
意識がなくなるまで
全てを忘れて
毎日疲れ果てる
クルマはしんとしています

埃の匂いが湿っています

くもり空の朝

東京ではじめて運転します


なわとび

正解

かわいいな

ベランダ

吐息

かわいい ....
きょういちにちの

俺のつかれ差し出せよ

今夜もまたワインよ

いちにちのつかれ俺に差し出せよ


夜風に吐息を

ふきかけられた

もう二度と会えないひとなんて

ほ ....
外灯を見つめる

それが照らした淡いアスファルトの

気配を今にかさねている

自転車の影が消える

町がだまって現れ続けている

ひとのこころを見つめている


たぶんそう ....
かわいい鳥を囲うため
さくさく柵を
取付けて

だいじな獣を囲うため
さくさく柵を
取付けて

ときどき
強度が気になって
ときどき錆が気になって
色や模様も
気になって
 ....
制限された区域の上を

光と闇が交互に通る

言霊は幽体の如く壁を通過し

僕は幽霊の如く人を通過する

世界は満面の笑みを湛え

物音はそここで鳴っている
子どものころに左手を切った
人差し指と親指の間から掌の中央にむけて
傷口から桃色の肉が見える
手を動かすと痛い

消毒するために
ヨードチンキを垂らす
滲みて痛くて
畳の上を海苔巻きに ....
受けいれられない
部分を理解して

受けいれることが
本当の【愛】だと思う

人はみんな違って
当たり前

貴方がウサギの様に
早く走れても
亀のように
のんびりした人もいる ....
緑化動物園に
人間の家族が押し寄せた
本物の動物はなんて面白い!

牝ライオンは遠くを見ていた
シマウマはみじろぎもしない
フラミンゴは小さな池で小さな群れ
家族持ちは、像、猿、キリン
 ....
わけもなく暴れたくなる衝動を
行動に代え、妄想に変え
夢想の内で暴動と成す

自分勝手に沸き立つ{ルビ悶=モン}を
暴言に代え、無言に変え
無声の内に雑言を尽くす

お安い御用さ
も ....
今宵、狂気はにべもなく
ひどく静かにやってきて
藍の窓辺に、頬杖をつき
淡く虚ろに、佇むばかり

声を荒げることもなく
涙を湛えることもなく
笑み拵えることもなく
白い孤影をひたすらに ....
おおらかだ
笑い声って おおらかだ
笑い声に出会えた日は 幸せだ

高台にある 小学校に
ソプラノの歌 響いて
ひざしが からっぽになる
水は だしっぱなし
生けすの 魚がはねた
 ....
どこかで誰かが泣いていた

悲しくて
それとも恋しくて




悲しさに理由なんていらないけど
流した涙はしょっぱくて
それでいて仄かな甘さなんて感じてしまう

なぜって
 ....
部屋を一歩踏み出したときから孤独は纏わりついてくる

貧相な湾と丘陵に挟まれて
身動きが取れなくなったこの街に漂う霧のように
湿っぽい感情はいつまでも俺の皮膚から離れない

東京行の駅のホ ....
きみが覆いつくした 世紀は輝く

きみは高らかに筆を降ろし 画布から水面につたう

きみは光と水を 調合する

きみは招待で

振向くきみは侵食のようだ

きみは廃棄物マニフェスト ....
お母さん
もうあと数分ながければ
僕はもうすこしうまくやれただろうか
突き放すような絶対的な太陽の拒絶
凍りつきながらも吐き出した白い息からも
その導線はゆるぎないままで  ....
下弦の月が押し殺した笑い声で見降ろしている夜は

やり場の無い紅い狂気がぼくを支配する


沈潜する魂は追いつかない時を追いかけて

それでもワインの薫りがなつかしいのだが


1 ....
青く光る水槽に逆さまに泳ぐ魚
聞こえるのは酸素の音。

ずっと一人で魚を見ていた。
この水族館には人がいないから
あなたもいないから。

生きているモノもいないから。

なぜ私はここ ....
ごまかせない背中の線を
舌が、背骨を1本ずつ折っていくように
移動する(冷静に)
ふと、溶けてしまった金魚を想う
泳ぐのをやめた金魚のように
わたしはぐったり横たわり
白くなってし ....
詩を書かなければ
と思うけれど、詩なんて書きたくない、なーいない。

しをかかかかかかかなければない。
もう言葉が嫌いだ
嫌いだ 全部音楽になって融けて死ねばいい

ありとあらゆるみんな ....
毎月28日はとりの日である
28(ニワ)トリというやや強引な語呂あわせで
オリジナルチキン4ピースとクリスピーが3個で950円
俺はそれをお持ち帰りする
「買出し頼まれちゃったよー全く困っちゃ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
枯葉nonya20*11/11/14 22:13
名前などない凪 ちひろ311/11/14 22:00
夜めぐる水木立 悟411/11/14 21:57
立冬砂時計小池房枝411/11/14 21:48
名前のない川T.L111/11/14 21:42
堕胎草野春心14*11/11/14 21:36
今日の行事たもつ911/11/14 21:21
ロックアンドロールペポパンプ4*11/11/14 19:55
最近の暮らし4*11/11/14 19:55
天地3*11/11/14 19:55
かわいいな吉岡ペペロ411/11/14 18:49
きょういちにち211/11/14 18:48
静かな町611/11/14 18:45
柵のお手入れ千波 一也2*11/11/14 17:19
  物音yamada...211/11/14 16:47
終りから射す光殿岡秀秋711/11/14 16:42
本当の愛とはちゃんこ311/11/14 16:19
地球家族木原東子4*11/11/14 16:17
エゴデタイツルレクイエムfaik3*11/11/14 16:11
白い狂気3*11/11/14 15:25
ただいま[group]るるりら13*11/11/14 14:07
秋空のひと恋月 ぴの2811/11/14 12:45
朝の孤独花形新次8*11/11/14 12:08
アイビー (想起させるものに、忠実に)乾 加津也13*11/11/14 11:44
夕暮れの空地キメラ111/11/14 8:59
寡黙な月と饒舌な孤独梅昆布茶411/11/14 6:20
青の水族館影法師111/11/14 1:21
夜中になれない夜へc311/11/14 0:51
Gestaltブロッコリー...011/11/14 0:42
ケンタッキーフライドチキンを食べた夜は木屋 亞万8*11/11/14 0:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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