友達をなかした
だいっきらいを3回いった
うそをついた
失敗をごまかしてうやむやにした
傷つける一言をいいすぎた
ヒステリーになった

そんなあたしは

顔にモザイクをかけて
歩き ....
すれ違う言葉に
疲れてしまうことが
疲れ、の原因


ひとの心を気遣うはずが
我が身がもっとも大切だから
我が身のつぎに
うまく他人を愛せないか、と
右往左往で今日が行く

 ....
 夜のドックから走り出す多機能な女

関節を裏側にまわしてステンレスのホイッパーを固定する
ふるえる卵黄と小麦粉がはねつく
すべりだしたパーツからコルク抜きが選択されると
シールドはしぶく
 ....
検査が終わったら美容院に行こう

きょうの予定にふたつめのイベントを入れる


夜はいっしょに食事をする

今朝の地震は最近のいつものとは違った

浜通りが揺れずに山梨が揺れた

 ....
悲しみの蓋は
いつのまにか
ぱたり、と
しまる

しめようと 
やっきになっている時には
その蝶番を
がたがた いわして
頑として 拒否するくせに
ふと気づいたら
ことり、と
 ....
 がりがりに痩せたはかない猫が、その鋭い目で、僕を狙っている。

 僕は、食べられたくて食べられたくて、その指を出した。

 そんなにはおいしくないさ、だけど、ほら

 猫は、指をかじ ....
お疲れ様です
目の前に近づいてくる高層ビル群  揺れる蛍光灯に馳せる様々な辛苦



地下鉄からの帰宅道
余裕で照らすように煌々と  今日もまだまだ夜は長いようで



 ....
  しがない サラリーマンとか
  しがない 主婦とか
  しがないということは詩が 見つけられるということだ

  ピカリ と
   
  詩が
  
 見えなくてもそこのあるものは、実際のところ世の中にあふれている。見えなくても聴こえる。見えなくても、そこに存在する。決してオカルトではなく、純然たる事実なのだ。
 実家の家の前には、かつて小さな川 ....
夢に浸るのは
無駄だと
いい加減に気付け

と自分に言い聞かせる

夢のなかぐらい
いいじゃねぇか
構わんだろ

と自分に言い聞かせる


朝に目が覚めれば
思い出になって ....
股間が痒いと
僕が言ったところで
誰かが掻いてくれるわけでもないから
そんなことは口にしないで
黙って自分の左手を
パンツの中に滑り込まして
ひとしきり
気の済むまで
掻き続けていると ....
摩天楼のした

お伽話の森のなか

田園の光のそばで想いを断って

何が辛いのか切実に見えてきた

大好きだから

幸福を祈らずにはおれないのだ


そこに僕が

いては ....
旅の空は見上げなかった

前ばかり見ていたのだ

天体の住む街でボクは

まだ指名手配されない

テロリストのようだった


とにかく自由になれたのだ

信条のため

殺 ....
ベックのギターが朝を切り裂く

僕のともだちは紛れも無く愛

粉飾されない穏やかなもの


孤塁はもういいのだね

一人じゃないし


すべてを知ることはできないけれども

 ....
              死んでしまいたい夜に
              みそ汁をつくる
              干からびた大根のしっぽを
              短冊に ....
犬は従順でよろしい。猫は気ままでいけないよ。

賢い犬ほど痴愚と変わらない。猫は老賢者に似ている。自由で孤独だ。

僕は犬を望む。

俺は猫になりたい。
ただでもらったスケッチブック
当然ページは真っ白
それはまだ何もしてないから
さて何を描こうかな

真っ白のページに
どんな色で描こうか?
好きな色を選んでよ
無限の可能性を秘めた白
 ....
スツールの並べかけた午後に
ラムネソーダの奥に指を突っ込む
ラビオスという言葉が聞こえて
パ!シフィック!な水滴と戯れる
電車同士すれ違った残像でも
君を探して見つけることができる
自信があるくらい

君を思って今夜は月がきれいですね
なんて呟いたりするくらい

たったそれくらい

好き ....
脳細胞の奥底の足跡から 新しい欲求が湧きだしてくる
過去の堆積した記憶が
しがらみの現実へ解き放つ私へ
白い現実の
奥にいる蛇への波状方向へ録音を現実の録音機から 
今私は今をみる ....
冷戦時代のソ連のスパイは


高い鼻でドアからドアをマグナムでくぐる











頭蓋骨の芯まで洒落にならない位にイク








 ....
一日の労働を終えて勤務先ビルの最上階休憩室に上がり 西を向いて座る

取り巻く雲の縁を薔薇色に染めながらオレンジ色の太陽が落ちてゆく 
中景には超高層ビル群の黒々としたシルエ ....
甘いキスとは言ったものだ



空を見上げながら呟いてみる




甘いキス




うっとりして 眠ってしまいそうだ




甘いキス





 ....
朝のダイナー
頬杖ついて
動かない鳩の群れ
眺めてる

夜は明け
挨拶交わし
薄いコーヒー
うずをまく

それでもね
まばたきすれば
浮かんでくるよ
無数のパンジー
新月だ ....
耳をふさいでも
世界中から聞こえてくる
叫び声
無視しても
聞こえないふりをしても
脳の中で蛇口をひねったように

これ見よがしに行進する
灰色悲色めいた
叫び声
払い落としても
 ....
天使に会ったよ18歳のね

親方を待って団地のアーケード街にいた魂

奴ら僕にタスポかしてくださいって

いいよ俺が買ってやるから

それで友達になった

明日パズで飲むの

 ....
優しさによく似た嘘に手を引かれ

行きつく先は虚構群。


いつからこんなに弱くなった?

いつからこんなに涙もろくなった?


答えのない問いに戸惑うのはもう飽きているのに

 ....
置いて行ったはずの気持ち
悲しむ心
苦しむ心が
僕の近くにあった
忘れないでと
逃げないでと
幼い姿をした僕の心として
手を伸ばせば届きそうな距離に
いる
そこにいた

子供の僕 ....
雨上がりの水たまり。

溶け残る小石。


雫の重みで揺れる枝先。

空に消えていくたくさんの

色と光と水と涙と。


私が見上げた視界いっぱいに広がる世界は

本当は小 ....
欲しがった思いは

いつか届くだろう


忘れられた言葉は

また響き出すだろう


そして捨ててしまった勇気はこの日の為だったと

知る時が来るだろう


あの日選ばれ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
モザイクじじ7*12/1/28 17:52
冬将軍千波 一也4*12/1/28 16:54
多機能な女乾 加津也17*12/1/28 16:30
土曜日吉岡ペペロ512/1/28 15:17
あまのじゃくそらの珊瑚9*12/1/28 12:06
がりがりOhatu312/1/28 11:50
高層お疲れ様komase...1*12/1/28 11:42
ぴかりるるりら12*12/1/28 9:11
アオミドロ(散文詩)[group]そらの珊瑚7+*12/1/28 7:19
いまも夢のなか一 二712/1/28 7:19
危険なふぐり[group]花形新次112/1/28 7:19
田園の光のそば吉岡ペペロ112/1/28 7:03
天体の住む街112/1/28 6:37
blueウインド梅昆布茶1012/1/28 4:21
大根が泳いだら石田とわ8*12/1/28 2:48
犬猫論争ゆべし3*12/1/28 0:40
スケッチブック絵空012/1/28 0:28
無題4吉澤 未来312/1/28 0:26
I312/1/28 0:18
無題3吉澤 未来212/1/27 23:57
エレベーター・アクションTAT012/1/27 23:53
夕辺の愉しみたにい212/1/27 23:36
甘いキス八男(はちお...012/1/27 23:29
朝のダイナー日野1*12/1/27 23:16
自己憐憫ショウただのみきや5*12/1/27 22:46
天使たち梅昆布茶612/1/27 22:21
空の果てまで永乃ゆち5*12/1/27 22:21
心の有様eris1*12/1/27 22:11
答え永乃ゆち0*12/1/27 22:09
欲しがった思い3*12/1/27 22:06

Home 戻る 最新へ 次へ
2763 2764 2765 2766 2767 2768 2769 2770 2771 2772 2773 2774 2775 2776 2777 2778 2779 2780 2781 2782 2783 2784 2785 2786 2787 2788 2789 2790 2791 2792 2793 2794 2795 2796 2797 2798 2799 2800 2801 2802 2803 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.8sec.