生あくび
その雲から生まれた怪物
そこそこ巨大
暴れん坊上様
だいぶトンチンカン

  不意打ちのドロップキック!

奇襲は成功し
妖怪弱り目をやっつける
安穏とした平和がおとずれ ....
夜明けを別天地で迎えた
操気質なカモメの
オールドファッションドーナツ中毒の
症状を緩和するために、
蜂蜜酒を使った
サラマンダー式瞑想術の
やり方の書いてある
シルクのドレスを探し ....
僕の同級生の壮ちゃんは

兎唇ででも大好きだった

中大で一緒になって彼は北茨城し職員


結婚前に家まで建てちゃったもの

僕は文学を選んだだから早稲田だって寺山修司だもんね

 ....
なにもない
まっくろなよぞらに
はなびのぎんがが
さいている

あのはなびがきえるまで
わたしたちも
にんげんでいられるのだろう

ひばながきえて
またうまれ
またき ....
ひろこはそのあさ
ひろこだった

そのあさ
わたしにも
よびながあった

わたしはよく
ひろこに
おとうさんとよばれた

わたしもよく
じぶんのむすめを
ひろこと ....
言葉巧みに語れなければ
分かったことにはなりませんか。

上手に形にできなければ
想ったことにはなりませんか。

確かに知識は大切です。
豊富に越したことはありません。
伝えたい想いに ....
  彼女は桜色の服を着ていた
  胸はどちらかというと小さく
  前髪は幼く整えられていて
  なにかの花の香りがした



  彼女はただ、
  ある朝、部屋に入ってきた
 ....
自暴自棄の時期尚早
思いの丈も寸足らず
吐き出す想いに嘘こそないが
仕上がる言葉は模倣品
ちっとも真に迫りやしねえ

見えない敵なら適当に
偶像見立てて妬みましょ
蹴落としタンゴに卑下 ....
わたしは愛したい
あなたの優しさ
わたしは愛したい
あなたの眼差し
わたしは愛したい
あなたの存在

猫である
愛である

 


ファミレスの窓側席で神事を語る

日 ....
そうして僕は
君の肢体に
必要以上の嘘を吐く

生きている
死んでいる
育っていく
腐っていく

うねうねと
まっすぐに
はじらいもなく
慈悲もなく

まるで天女の装いで
 ....
きみは一昨日 何を見た
きみは昨日 何を見た
きみは今日 何を見る
きみは明日 何を見たい
きみは明後日 何を見たい

でも何も見ないし
何も見えないよ
きみの瞼はもう閉じたままだから ....
プラットホームで
白い息が揺れて
空に昇って龍になる

それに見とれながら
新幹線を待っている

少し足元を見て顔を上げた頃
蒸気機関車が到着していた

戸惑いながら人いきれに ....
こんにちは、恥丘よ
たびたび俺は
宇宙性感
ヤマトナデシコって店に
行くよ

宇宙の彼方
エクスタシーをもとめ
ATMから
お金引き出す

「必ずこの店を
 気に入りますよ」
 ....
「柿の実を全部採ったら だめなんよ」
そう言って
祖母は
せっかく実った柿の実を
いくつか
まばらに残しておくのが常でした

ひとつは
お腹をすかせた小鳥のために
ひとつは
木登り ....
線路の上を
ただひたすらに走る毎日は
それが
仕事とはいえ
時につまらないものに
見えてきます

そんな時でした
あなたに出会ったのは

午前八時三十五分
あなたは向こうから
 ....
色々あるでしょう
時々とはいかないこともあるでしょう



長く長く果てしなさ過ぎることもあるでしょう
慢性的なのかもしれないでしょう



それでも
そんなそぶり見 ....
               春を恋うように
               遠いあなたをおもうのです
               眠れぬ夜の午前三時
               あたたかな布 ....
 まどろみなど
 ありはしない
 醒めきった空と
 意気

  落ちてくる
  宇宙の風が
  運ぶもの
  夜明け前の風に落ち


 まちがいなど
 ありすぎる
 去り ....
左うでをかばって働くから右うでのほうが汚れていたいつも

「どっちみちかなしいよ」
どっちみちかなしいのだ

泣くほうも泣かされるほうも

でもどこかでだれかが
重さをはかって得を ....
部屋で寝転がり
凹凸のある真白い壁紙をじぃっと眺めていたら
いてもたってもいられなくなり
クレヨン屋さんに走る

奥行きの広い店内には何百色ものクレヨンが
一色ずつ一本ずつ
天井まで透明 ....
市民会館でライブ終了後
仲間と共に裏口から正面に回った時に
もう、すっかり暗い中で
玄関から最後に出てきた観客は
車椅子の若い女性でした

コンクリートとアスファルトのなかで
数メートル ....
ノアが神様に言われて地上の全ての生き物を
つがいで舟に乗せ
新天地を目指し幾日もかけて
新しく住む地を探していた時に
初めて地を見付け
それを知らせたのが
鳩だったのだよ

お父さんは ....
海よ
お前が産まれたのは
イブの日なんだよ
お腹を痛めた母さんは
たった一人病院で
お前を産んだんだよ

父さんは
知らせを聞いて
すぐタクシーで病院に
向かったのだけれど
間に ....
                誕生日の夜、いなくなりたいと言った
                それは嘘だと知っている
                
             ....
殻を破った指先が
外気に触れて凍りつく
口を広げる卵の亀裂の間から
盛大な湯気が上がる

でてきた
でてきた

やあ 冬景色にようこそ
素っ裸の体に鳥肌を立てて
君は生まれたての大 ....
焚き火を消さないのは
君がまだ眠らぬが故

先に眠るのは
君を信用しているが故

山で眠るのは
己の無力さを
知る為が故

彼方に飛び去って行く鳥を見送るは
見知らぬ土地の匂いだ ....
そっと

その手に触れてみたい

じっと

その目を見つめてみたい

ぎゅっと

その身体を抱き締めてみたい

いつ叶うのかもわからない願望

見苦しい欲望

 ....
死期に近づく夜がある、のさばって、蔓のように
暗闇に絡まるわが身を夢想しながら
古い漆喰の壁がこぼれる音を耳にするような夜が
チェコスロバキアで小型旅客機が墜落して日本人旅行 ....
募金箱がきらい。
とおりすぎると、なにかに加担してしまった気がするから。
わたしたちはいつも試されている。善意というものはデリケートだ。


セックスのあと、マクドナルドでハ ....
今しがた
ひとつの詩を投稿したのですが
後から湧き出てきた
良心の呵責に
削除してしまいました
ロシアの宇宙船が落ちてくるという
ニュースに思わず笑ってしまい
皮肉った詩らしきものを書い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生あくび理来312/1/16 22:39
My Sweet Ox-eye Daisyв+в312/1/16 22:25
公務員の哀しみを梅昆布茶512/1/16 22:22
花火大会小川 葉012/1/16 22:03
呼び名212/1/16 21:29
未詩faik7*12/1/16 21:02
隙間[group]草野春心6*12/1/16 20:26
劇作家faik3*12/1/16 19:14
Spotted water(豊穣のひと)恋月 ぴの22*12/1/16 18:59
吐くfaik10*12/1/16 18:55
祝辞HAL212/1/16 17:29
いまはもうない駅Seia312/1/16 17:28
宇宙性感ヤマトナデシコ[group]花形新次2+*12/1/16 16:12
命のための命そらの珊瑚4*12/1/16 11:54
午前八時三十五分恋に落ちて7*12/1/16 11:05
独立自我共同体komase...012/1/16 9:42
春に恋う石田とわ4*12/1/16 5:44
午前三時の危機シホ.N212/1/16 3:09
ぶつぶつ言うはるな612/1/16 2:09
草原色のクレヨン灰泥軽茶8*12/1/16 2:06
ずぅっと前のエピソード板谷みきょう1*12/1/16 1:49
次女誕生記念の詩1*12/1/16 1:22
長女誕生記念の詩5*12/1/16 1:07
誕生日の夜に石田とわ3*12/1/16 0:44
絵の中に転生まーつん6*12/1/16 0:32
狩るが故一 二4*12/1/16 0:21
わたしジュリエット012/1/16 0:16
死期に近づく夜ホロウ・シカ...4*12/1/15 23:58
Joy to the Worldねことら312/1/15 23:03
削除の理由ただのみきや10*12/1/15 22:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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