除雪車に
ウチの可愛い雪だるまが拐われました

深夜2時(25時58分)の出来事

私は裸足で追いかけた
100m 200m 辿り着いた近所の川
無惨な姿で発見されました

可愛いウ ....
私がいるのは、
自ら吐いた
柔らかな絹糸で 
紡いだ世界の中

境界線はカーヴを描き
命のように 
絶えず呼吸している

薄闇は平安を呼び
孤独は瞑想をくれる

ひきこもりにな ....
わたし、被害者です
わたし、加害者です


その人、被害者です
その人、加害者です


君、被害者です
君、加害者です


あの子、被害者です
あの子、加害者です
 ....
勝者と敗者の間に
三角定規で線を引く

本物と偽物の間に
フリーハンドで線を引く

好きと嫌いの間に
眉間で線を引く

面白いと面白くないの間に
口角で線を引く

瞬きする ....
ぼく人間やねん

神様めざしてる人間やねん

それが創作の、妄想の原点やねん


辛いことも

苦しいことも

孤独も

虚しさも

ぜんぶ飲み込んで

それでもひと ....
想い出って佳いものだね
そのなかに住むひとたちは
みんな若いままだ 誰も歳をとらない

馬鹿な想い出だってあるけどね
でも いまなら笑って想い出せる

それぞれにひとはいったい
どのく ....
何年か前に 詩の勉強にと思って買った

一万円くらいした 尾形亀之助の詩集が

いいのか悪いのか いまだにわからない



この詩集を背負って 紐でしっかり固定させて

断崖絶壁か ....
朝どこかで

読経の声がする

一日のはじまりの

静かの時間に

慎ましやかな叫びが

聞こえてくるのだ


明日への祈りや過去への懺悔

今を強化し越えてゆこうとする ....
昭和二十年八月六日午前八時十五分

ヒロシマは地獄と化した

おなかのなかで泳いでいた名もない 胎児
三輪車に乗って遊んでいた あやちゃん
竹の物干し竿に洗濯ものを広げていた 母さん
ア ....
ぼくを遠ざけ

じぶんを守ろうとする

愛しいひとよ

ぼくは自分を

守らない事であなたを

愛そうと思う


それしかないから

それがあるから

頑張るんだ
 ....
近づいてくる
蒼い窓をそっと開けた
大きく深呼吸しろ
わるいものばかり喰っているから
朝の空気が一番の栄養なんだ
   瑠璃色が

微弱な電流を絶って不明になる
そのことがわたしのこころを危うくする、
馬鹿げたことだと思うけれど
わたしは時間について
なにもわからなくなってしまったのだ

   瑠 ....
花がやわらかに息を吐き
夜明けの雨に凍えても
時は鳴りやまない

まつ毛のさきにふれる空は透けて
彗星のように種が流れていく

肌にすべる水滴にくちづけ
花びらを射ち落として
雨は死 ....
冷却用ファンの駆動音がとても耳障りだ。
滑り込んだまま息を止めた羽虫のざわめき。
そして鼓膜に貼りついた薄笑い、
揺れる蛍光灯に磨耗していく孤独。
羽虫はまたそこに集まって、
わたしの目に、 ....
さあイクんだ
(それにイカせるんだ)
その顔を上下させて
新しいテクニックなんか
特に必要ない
昔ながらのやり方でいい
初めて知った中学二年生の
あの時の衝撃を忘れずに
マンネリだなん ....
  暗い夜には
  一羽の鳥がやってきて
  私の口に潜り込むと
  枝を使って舌根の辺りに巣を作り
  数個の卵を産みつけ飛び去ってゆく



  朝、私の舌で
  殻を破 ....
 .... レモンの色のオレンジ・パーク
夢中で羽ばたいていた
風の噂にたなびいていた
オレンジ色のレモンのTシャツ

ハグとキスは降り注ぐ
ビルとベルの調べは泳ぐ
少年少女は前髪を気にして
ある ....
眩しい日差しのなか
どぎまぎしながら
こんにちは
あの日の夕立
相合い傘
薄明かりの下きつねさん

公園お散歩
お酒にお昼寝
お絵かき
体温

覚えてる?

思い出は
少 ....
落とせ落とせ
千年の井戸へ
滾々たる湧水の
骨を斬る清明に
落とせ落とせ
お前の孤独
それに語らすな
波紋に語らせよ
波紋を読ましめよ
寒いのは苦手です
そう言っておきながら
実は
冬になると 妙に心が安らぐのです

夏の太陽は
いつでも元気いっぱいで
近くに居すぎると
私の中の水分が蒸発していくのが
わかります
 ....
妖精サイズの封筒に
雨模様のぼたん
さぐり打つ鍵かけて
差し出そうとする腕をほどき忘れている

ちらちらと縫う
意識の合間、四辺形の薄明かり
落ちた視力にささる脈動星

猫を
弾い ....
三十五歳になったから これからは太い声の男になろう

ドラム缶から 人食い人種がリンボーダンスを踊りながら出てくるみたいな

太い声で



だったら仕事もはかどるだろうな


 ....
いくら待ってもその時は来ない

どこまで歩いても空は終わらない

誰も迎えに来ない疑似逃避行

回復を図って腰を下ろすが

いくら待ってもその時は来ない

道すがら拾った意志だった ....
精一杯

愛したい

胸いっぱい

愛されたい

いつからこんなに

乙女になったんだろ

いやだなぁ

君のせいだよ

君を好きになったせいだ

いっぱい ....
全く、窓辺の風よ
そうやあやあと声を張らず
少し黙っていられないのか

私の爪先ももちろんそうだが
なにより、カーテンが困っているよ
お前の冷やかな愛の歌が
彼女の心を惑わせているよ
 ....
左バッターボックスから走り去って行く

塁を目掛け

片手には指輪をしのばせた花束を

スパイクには脛を

脛には花弁を

唇に口付けを済ませたなら

左バッターボックスから走 ....
怒りと感謝は相反するものでありながら
どちらも無くては存在できないほど惹きあう物

怒りの裏に愛と感謝があり
悲しみの裏側に喜びと慈しみが存在する

善と悪が裏表であるように
紐解けば  ....
今朝 世界樹が目覚めた
満開となって白い花粉を散らした
世界は彼の逞しい腕に抱かれて白く霞んだ

雪は地面に着床するまでの暫くの間
授かった命に感謝し舞い踊った

雪は大地を受胎させ
 ....
どうだい甘いかい
どうだい酸いかい
どうだい上品かい
どうだい下品かい
どうだい生臭いか
どうだい美味いか

どうだい苦いかい
ピンポン
それが真実の味だよ
もう一度食べてみるかい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
救出作戦失敗のお知らせ徘徊メガネ9*12/1/21 16:27
そらの珊瑚5*12/1/21 15:35
被害加害者komase...0+*12/1/21 14:01
線を引くnonya28*12/1/21 13:49
原点吉岡ペペロ212/1/21 12:32
お大事にHAL212/1/21 12:23
子守唄八男(はちお...112/1/21 11:29
美しい大作戦吉岡ペペロ312/1/21 10:24
折り鶴そらの珊瑚9*12/1/21 9:37
頑張るんだ吉岡ペペロ312/1/21 8:46
朝の風アラガイs5*12/1/21 7:01
瑠璃色ブロッコリー...9*12/1/21 2:42
アルストロメリア古代 透5*12/1/21 2:36
沈黙[group]ブロッコリー...3*12/1/21 1:55
銀河劣情999999[group]花形新次4*12/1/21 1:17
草野春心11*12/1/21 0:45
浅井健一TAT112/1/20 23:25
スポット・ライト (改題)茶殻012/1/20 23:21
ねぇ。こころゆくま...212/1/20 23:10
駄作salco6*12/1/20 22:55
冬眠そらの珊瑚7*12/1/20 22:32
手紙理来7*12/1/20 22:17
抱負八男(はちお...212/1/20 19:41
散在徘徊メガネ4*12/1/20 18:38
責任ジュリエット012/1/20 18:36
窓辺の風faik14*12/1/20 18:26
初夢徘徊メガネ1*12/1/20 17:29
境界線菜穂3*12/1/20 16:30
初雪たにい312/1/20 15:55
満漢全席HAL112/1/20 15:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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