ねぇきみ大人なんだから
うまくかわして
うまくこなして
生きていかなきゃ
そこに甘さは
必要ない

そうだね
僕は大人になったから

つつかれないように
正しさを身につけ
食べ ....
われをわすれて
あそんでる

こどもが
こどものまま
われにかえる

どうして
あそんでるんだろう

ぼくはどこから
きたんだろう
それは舞踏そのものだった

指揮棒を持たない指揮者のようだった


楽器が鳴る

音があふれる

色彩がふくれ

温かかった


それは音楽そのものだった

指揮棒を持 ....
モモンデン
モがおおいから
ちがう
にせもの

たのしそうなえがおで
そんなに
それで
それが
ぜったいに
こっちには
むかないのに
みていたとすれば

禁止令
聖像とか ....
  永い夜の後に
  束の間の朝が来て
  君はシャワーを浴びている
  水の弾けるその音だけを僕は
  窓辺に立って、じっと聞いている



  冬の朝陽に目を細め
  少 ....
散在する
おと、おと、おと、おと、
らせんれんさになり
からみついてくる
どんな祈りや鍵さえもねじまげて  ....
ひらひらと、あたしのうろこがひかる

海の光と、空のひかりに

ひとつづつとしをとってゆくと

かたくかたくなってゆく

こころをまもってゆくんだよ

こわれないようにね

ぎ ....
人の消えた朝を
獣の群れがすぎてゆく
光は暗く
息は昇る


割れた堤防
泡の色
見わたすかぎり
水は凍る


道は消え
冬は会い
街は震えず
鳴り止まぬ ....
左手はご不浄らしいけど
わたしって左利き

どうしよう(笑

歯を磨くのも
お箸を持つのも

字を書くのも左なんですけど

小学校のお習字の時間
せんせいから右手で書くよう指導さ ....
これで終わりだ
哀しみの淵に佇んで
棺桶に片足を入れてみる
そこは冷んやりとしていて
おそらく恋しいとか愛しいとかいう
奥底から生まれるそういった波に襲われて
目覚める前の君の体温 ....
涙の価値は

心に打たれた楔の雨か?

涙の価値は

人の言葉に耳を傾け

それを吐き出す術か?

涙の価値は

言葉によって尊くされた物を

さらに尊くするために

 ....
(た) たとえばそれは

(ち) ちぐはぐな愛憎

(つ) 疲れ果てた心情

(て) 掌の熱で溶ける

(と) 透明なさよなら

‥…━*★*━*★*━*☆*

(な) 何度も ....
球い地球の表をめぐる水の一部が
立体の水槽に拉致された

 左右にたなびく水草を移植し
 静止した
 とうめいな境界線まで
 眼光のアフリカンランプアイが群れる
 コントラストにまぶした ....
いっぱいつらい思いをして
いっぱい泣いて

いつか結ばれる日を夢見ながら
君を毎日想った

笑って
泣いて
やっと結ばれた

うれしくて
うれしくて
つらかった日々を忘 ....
とりあえずわたしはたべっこどうぶつになりたいよ。
それで愛らしい輪郭にあらわされてさ
あなたの奥歯に砕かれてさ
胃液に溶けてなくなりたいね


わたしの胴体にわたしの名前を
アルファ ....
棚から落ちた私を
拾い上げた人の瞳を見て
私は私を初めて認識した

もげかけた手足とか
赤茶けたスカートとか
取れかけた青ビーズの瞳を

3日前に来たブロンド髪の子が
私をくすく ....
「行かないで」

遠くで聞こえた気がした17時55分
あまりに寒い夕方には
温かい缶コーヒーに手が伸びてしまう
一時的なぬくもりを
誰もが求めてしまう

コンビ ....
見えない塔のてっぺんから
見えない鐘の鳴る音がする

見えない塔には見えない人が住んでおり
少しのふこうと
少しのしあわせを
味わった

見えない塔には見えない鳥が飛んできて
よい声 ....
今日は特別に晴れている訳ではない
相変わらずのうす曇

今日は特に暖かいのでもない
昨日と同じ肌寒

いつもの仕事が目の前にある
一つ一つやるべきことをこなしてゆく

昼になれば同僚 ....
 始めから、カップは空だったのだ。
 ゆらゆらと天井から吊らされた裸電球にまとわりつく湯気は
 確かにそこにあったけれど。
 暗い部屋、何度も叫び、黙る、その、錯乱。
 底なしに、女である ....
詩にかなしみは必要ない
詩人がかなしげである必要はない
でも思い込みの枠を外す
鍵を手に入れるには
かなしみが必要なのかもしれない


詩は沈黙

そうである必要はない
誰でも入れ ....
短歌を超える詩が、あってもいい
詩を超える短歌が、あってもいい
詩人も、歌人も夜はおなじ寝床で肌をよせあって
眠るのだとおもう

今日はもうなにも書けなくて
はやくお風呂にはいってあし ....
私が
こうして
文字を綴るのは
この
鉛筆の芯がなくなるまでのこと

あれ
もう芯がないや、と
気づいてしまうその時を
想像すると
やはり切なくなくなるけれど
きっとその朝は
 ....
二月の天空は
コートも着ないで
冷えるのにまかせているせいか
時々
くしゅん、くしゅしゅんと
くしゃみして
そのたびに小さな雲をまきちらしている

いや、雲ではない
あれは羽じゃない ....
人間だけが


笑うのは


きっと


それだけ


悲しみを背負って


生きているからなんじゃ


ないだろうか
ワズ

この物語はフィクションであり実在する人物・団体とは一切関係がないということ

?.

ツナ缶を買った
マグロ100?
つまびらかさんは赤味を好まない
その色はどうしようもなく ....
ピアスの片方を失くしてしまった
お気に入りのピアスだったのに
あの日 あなたとふたりで
ショーケースを覗き込んで選んだ
高価だからと遠慮する わたしに
いつも着けてくれるならと
あなたが贈 ....
僕たちは遠いものをおいかけるばかものだ

ただしくおだやかにいきていればいいのにそれを破る不穏な生き物だ

知ったように愛を歌い罪をとわないばかものだ


僕の愛は発酵する

饐えた ....
羅針盤のない船はどこを目指しているのだろうね

まさかハッブル望遠鏡でしか覗けない120億万光年のむこうかな

たぶん神様だって行けないところだよ


でもね昨日のあの娘の笑顔が宇宙に満 ....
とどかない手紙のなかにしたためられた言葉はどこへいってしまったのだろう

それは終わらない最終章


この部屋に一人きみの薔薇を飾る


危険なゲームはもう終わりなのだね

孤独な ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ねむりたい日野2*12/2/6 22:47
家路小川 葉212/2/6 22:29
ストコフスキー吉岡ペペロ212/2/6 21:56
モモンデンキントは月の姫ではない6212/2/6 21:53
象を待つ[group]草野春心612/2/6 21:30
『メトロノーム』あおい満月6*12/2/6 20:42
うろこじじ10*12/2/6 20:32
冬錐抄木立 悟412/2/6 20:28
悩むひと(仮題?)恋月 ぴの27*12/2/6 18:56
夜明けには死が待っている士狼(銀)612/2/6 18:44
涙の価値yamada...112/2/6 18:05
たちつてと作文、他。永乃ゆち1*12/2/6 18:05
立体の水槽乾 加津也23*12/2/6 18:04
結ばれたら…ジュリエット112/2/6 17:29
たべっこどうぶついばら3*12/2/6 14:58
ジャンクドール梨玖112/2/6 14:44
『2月ローン』木製金属112/2/6 14:18
[group]ふるる8*12/2/6 13:24
何気ない日常たにい312/2/6 12:59
逃避における錯乱Ohatu412/2/6 12:43
かなしみ深水遊脚8*12/2/6 11:38
このわたしを超えていくもの 2012たま47*12/2/6 11:34
風の棺そらの珊瑚20*12/2/6 9:41
みちくさ6*12/2/6 9:22
理由HAL212/2/6 7:32
ワズメチターチェ...5*12/2/6 7:14
【 ピアス 】泡沫恋歌6*12/2/6 6:50
遠いもの梅昆布茶212/2/6 5:56
星と船8*12/2/6 5:24
永遠の昼下がり112/2/6 4:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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