寒さがやわらいできた
薄着でそとにでかけたからか 何かあたたかいものがたべたい

季節はくりかえさない
春とわたしたちがよんでいるもの
一度としておなじ春はこなかった

世界にはいままで ....
はぐれてしまった宇宙飛行士は

地球を見つめながら死んでゆくのだろうか

ぼくは誰とはぐれてしまったのだろう

かなたに何を見つめながら死んでゆくのだろう


下唇をすこし噛んだら
 ....
地球はどんどん
狭くなる
ジェット機
ネット
緩む境界

宇宙はどんどん
広くなる
ビッグバン
暗黒物質
ひずみと膨張

創造主の
想像は
どこにいくか
そもそも創造 ....
愛してくれるなら
誰でもよかった
私は誰かを愛したり
しなかった
だから
式が近付いて
思うことは
本当のものなどない
という
諦めの感覚と
口から
C4をとりだして
壁に穴を ....
河の流れはだんだん速くなって
海が近いことを知らせていた
私たちはクロコダイルの肉を
焚き火にかざしながら
今後のことを相談し話し合った
火に砂をかけ辺りを闇に返すと
星たちがそれを奪い合 ....
20時ちょうどの羽田発
頭上のモニターに映る
地上を無秩序に走る光の帯
良くも悪くも
ヒトノイトナミ。
なによりも、
僕を探すキミが
寒くありませんように

機内の灯りが落ちた ....
父は絵本で、母は旅人だった。
ダンジョンを地下へ地下へと解き進み
衰弱しきって手に入れたのは
たったそれだけの事実だった。


うつくしい物語を記録する誠実な本
わたしは文字を指で読んだ ....
開けないドアの向こうに
なにがあるのだろう
開けないからこそ
それはそこにあると思う

そんな風に私は
期待をいつももっている

夜を少し
手のひらであたためながら
そっと朝にかえ ....
 その伸びる影は
 何度道路を横切っても
 腕時計の代わりにはなれないでいる

 そこを曲がれば彼女の家、なのに
 まっすぐビルとビルの隙間を
 繁華街の方へと抜けてゆく

 ダン ....
「何事も、前向きに考える」 

「ゆっくり、飲ませてくれ」 

「マイペースでいこうぜ」 

「ワイングラスになみなみ{ルビ注=つ}いだら、美味くない」 

「長く、死ぬまでのみてぇな ....
旅の時間に身を置くと 
宿で食べる朝食の 
目玉焼きの黄味や
納豆の一粒までも 
電球の日に照らされて
嬉しそうに皿に盛られているのです 

小皿には仲良く並んだらっきょうの間に 
も ....
労働者はおおむね真面目に労働していたし、じぶんの与えられた作業には真剣に取り組んでいたが、しかし、責任の及ぶ範囲はそこまでで、というのも、それは当然で、最下級の働き手である彼等は、直属の上司に責任を負 .... 所属先は 大地が第一

かかとの磁石が離さない絶対愛

愛されつつも翼を求める可能性

透明 素直に埃を煌かせる 酸素の自由名「空」


居場所は 命の中

生まれた時から 上が ....
おろかなおんなが、
しゅうきょうにたよる。

すてられたおんなが、
しゅうきょうにおちる。

ふこうなははおやが、
しゅうきょうにはしる。

ふしょうのむすこが、
それをいかる。
 ....
心と会話すると浮かび上がる物事は
それはそれは小さな声で疼いている
回顧する、メリーゴーランドに乗りながら
指先を伸ばしては触れようとする
けれど
どうしても、すり抜けてしまう

 ....
ぽこっ
が欲しくて
イラつくと
えいっ
するけど
大体が
どかっ
もしくは
ぼふっ

なかなか
なかなかである
ぽこっ

えいっ
があっての
ぽこっ

ぽこっ ....
冷静なる心を持ち
勇猛果敢に攻めたてろ
水の雫を割らないように
燃え盛る炎の中でも雄叫びあげて

俺たちは勝ちに来た
俺たちは勝ちに来た

親父は敗れて割腹した ....
ねえ、どうして
すごくすごく体重が
ただ重いだけなのに
デブブブブ
みんなに嫌われるのだろう

ねえ、せめて
夢で痩せたいと願う
夜に限って
寝る前に
デブブブブ
ラーメン食べち ....
進化したヤカンが
群れて空を飛ぶ

どうしてだろう
せっかく産まれてきたのに
生きることと
死ぬことばかり考えてる

大通りでタクシーを拾う
そのまま
ポケットに入れる
大騒ぎ… きこえなかったから
気になるのでしょうか
誰かに話しかける
あなたのよこがお

黒い雲が
真横にながれていって
夜がまたはじまってゆく
わすれたいの

いい人のように
微笑んでい ....
梅の花を 数えよう
生まれた 花びら達を
目の前に ちりばめて
踏みつけることの ないように
腐臭にかわる その前に

チンチロリンが 聞こえる季節に
肌官房の木々をみて
寒々しい 思 ....
いのちはあの一本の樹と
わたしの間にあります
やわらかく俯くようにあります

夏の庭の青い花が
ゆらゆらと何かを祈っています
太古のことではないこと
だけが確かなことです

大切なの ....
かなしみはとても
饒舌で
惹かれてやまないこの
不思議

かなしみはいつも
隣人で
芝生はあおく
灯はあかく

そっと見上げる夜の月
語る話は
夢しずく

なんのツキすら無 ....
鷹が雀を産んだ
鷹はとっても悲しんだ
鷹は雀をわが子と認められずに
鷹は雀をみなしごにした


雀が鷹から生まれた
雀はそれを知らなかった
雀は親を恋して探して
雀は諦めないままその ....
窓辺にやってきた
小鳥が泣く
さも かなしそうに
おまえもひとりなのかい
世界はこんなにも
広いというのに

庭のとまり木で
小鳥が啼く
さも たのしそうに
うたをおぼえたんだね
 ....
人のこころは
おそらく丸い

誰かに
支えられなければ
何処かに
転がっていってしまう

ころころこころ

人のこころは
おそらく丸い

どんなに
縛りつけたところで
 ....
  夕方の台所で
  君を抱きしめた
  つらいことが沢山あったし
  他にどうしようも無くて



  火にかけたアルミ鍋から
  醤油の優しい匂いがただよい
  嗅ぎなれ ....
海の沖の波の向こうには
一つの孤島があって
そこで妖精達が歌っている・・・
僕が渾身の力を傾けて耳を澄ませば
それは透明な洞窟を通って僅かに僕の耳に届く
人々の耳に聞こえない それは
やが ....
ステージの上で
スポットライトすら浴びて
沈黙ですらなく
空白だった

沈黙は沈黙としてその場を満たす
沈黙はその時、立ち上る煙草の煙を暗喩している
時間よ止まれと、僕は暗闇に命じる
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春について(ホットケーキ)木屋 亞万4*12/3/25 1:15
はぐれてしまった宇宙飛行士吉岡ペペロ14*12/3/25 1:04
創世シホ.N212/3/25 0:58
blighted rosemizuno...212/3/25 0:29
火星412/3/25 0:06
夜間飛行御笠川マコト212/3/24 23:50
三月のライオンkawa112/3/24 23:46
孵化朧月9*12/3/24 23:19
そこに立っているOhatu112/3/24 23:04
ある酒場でのおじさん達の会話 服部 剛212/3/24 22:04
花巻の宿にて 8*12/3/24 21:53
工場日記1990浩一212/3/24 21:22
所属先朝焼彩茜色7*12/3/24 20:24
しゅうきょう浩一112/3/24 19:55
描写2012ゆるこ712/3/24 19:52
へんじが欲しくて中川達矢412/3/24 19:52
白鷺田園412/3/24 19:45
Debu Debu Debu[group]花形新次312/3/24 19:39
age31たもつ612/3/24 18:40
今日の独り言 20120324A-29012/3/24 18:15
よこがお朧月212/3/24 17:57
寂色藤鈴呼2*12/3/24 16:26
秘訣もっぷ1212/3/24 16:00
・・・412/3/24 15:56
雀、悔いなく312/3/24 15:54
さえずりそらの珊瑚16*12/3/24 13:06
ころころこころnonya23*12/3/24 12:01
若さ[group]草野春心13*12/3/24 11:39
模倣の歌yamada...212/3/24 10:59
空白rabbit...612/3/24 10:40

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