君に似合う髪飾りの
どこを直してあげられるだろう
手を加える必要が無いならば
僕は何の為に

だからかかとで踏み潰した
窓の外で誰かの洗濯物が
風を受けて棚引いていた
ある日わたしの脳の真横にロボットの大群が押し寄せて、
今よりずっと透明に考えられるようになる。

脳の真横に訪れた、ロボットの大群はいつのまにか、
脳の内側に入って、はげしく金属音を鳴らすけれ ....
ざっく ざっくと土を掘る

今日も明日も土を掘る

まだ見ぬ{ルビ敵=かたき}にであうまで

ざっく、ざっくと土を掘る。

墓穴の道連れは多いほうがいい

銃剣の先を

じっと ....
いつも言うべきことなど日本語に表現することはできないのだと
成田空港の中で 僕は 足を止めさせられていた
そして あらゆる言葉による表現を否定できなくなっていく
美だと ひけらかす者は
美の何者でもなくて

美が うぬぼれない存在だと
言わしめてくれる

{ルビ他人=ひと}を美だと
アッケラカンに言い切る度量が

美なのか
それとも
たわ ....
軽くなった背中は
じぶんの骨格をおぼえているかい

あいつを鷹を
しばらく見ていないんだ

形づくっていた骨
いっぽんいっぽんの組み合わせ

こうやって生きていたのに

眠ったら ....
べんりなので
コンビニにいった

ねむらないひとが
わたしを
まっているのだ

よなかにしごとの
でんわがなった

わたしは
ことわるりゆうを
うしなっていた

 ....
私は今、遠い異国の空の下 
遥か昔に栄えた、廃墟の前に立っている 

まっ青な空に輝く太陽に照らされた 
誰ひとりいない古代の都市で 
幾百年の時を越えて吹く風に 
角の溶けた無数の柱の間 ....
 
 
熱く茂っていた青葉のような感情も
秋が来れば紅く色づき
やがて枝を離れ
アスファルトに落ち
わたしの胸にも落ちる

落ち葉は、言の葉となる

胸に立て掛けていた
ほうき ....
生まれ育った故郷の林が大好きな 
賢治の妹トシは額に汗を滴らせ 
まぶたの裏に 
この世という牧場の出口で 
風に開いてゆく、木の扉を視ていた 

息を切らして、家に戻った賢治が 
震え ....
次の瞬間、
目の前にはグレーの斜め縞の歩道があり
潰された蛙のように両手を上げて
突っ伏していた

冷たい衝撃は
転がっている前歯のもの

遠巻きのギャラリーが安否確認をし ....
 メカニズム(初級編)

眠れず瞑目している時
瞼の中で
「見開いている」
眼球を思い描く
瞼の中で
「直視している」
瞳を思い描く
と、眼球が痛くなる
膨らみ始めたかのように
 ....
東京特許ぱみゅぱみゅ
ぱみゅぱみゅ特許許可局
ぱみゅぱみゅぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ
かえるぱみゅぱみゅ無許可ぴょこ


焦らずゆっくり読んでください
噛まずに読めるまでが遠足です
夜、気持ちよく眠っていると虫の羽音がして目が覚めた。反射的に手で音を払うと、すぐに声がした。「小生はあやしいものではありません。虫であります」とその声は言った。自分から虫というからには虫なのだろうな .... だれもが仏様になれる

種みたいなもんを持っている

一切悉有仏性とは

そんな意味の仏教用語だ


いろんな争いごとや美談を見るたび

一切悉有仏性を思い出す

争いごとも ....
ひとりにさせてほしい悩みと
あなたにいてほしい悩みとでは
どちらが優先順位を持つのだろう

イヤホンを外す合図で世界が終わればいい
だれの助言も耳に入らない夜だ

雨音を掬っては亡いこと ....
ステトラ










タイガー













イッパイアッテナ









 ....
飴はあげた
あとどうすればいいかわからなかったけど
 
はるか、とおくからみおろすあおいめを
すこしばかりおびえて ゆるされたせなかにうけいれる
ああ、なんというここちのよいつみなのでしょう

はいいろのつめたさをのりこえ たどりついたさきで ....
理数系の君が
詩は足し算で引き算だと
ななめの方向をみてそう言った

文系の私は
妄想にふけりながら
君の言葉をおおまかなところできいていた

だけど
君の方が少し
花も山もすきで ....
赤い
擦り傷



想い
漂う





乱痴気騒ぎのマセガキと
晩春気取りのマドムァゼルが
虎視眈眈と狙いまするは
サイケデリッククライシス

恋と呼ぶには ....
いつか のせるよ
ウエハースの上に
しっとりと 乗っかった
白い 思い出

冷たい頬を 伝う
しょっぱい液体が

絡まっても
大丈夫

バニラ風味で
心をも溶かす
幸せの 固 ....
春の道は
あたたかな日ざしに雪がとけだし
土といっしょにベチャベチャやる

冬のきびしい戒めから解放されたよろこびを
全身であらわして
道ゆくお嬢さんの足にすがりつく

子どもたちがド ....
寄り添いあう小鳥たちは 
手を繋がない 
重なりあうヒトデたちは 
手を繋がない
罵りあうイランとイスラエルは
手を繋がない 
売り込みあうキリンとアサヒは
手を繋がない 
音楽と政治 ....
松の葉を踏む
鴉が
踏む
影の波
何の影か
わからない波


半分の鏡に
すべてが映ることの歪み
弦の音
空に昇る昼
ただ昼のままの昼
昼の昼


放る ....
今日の空は気持ちの良い


遠い遠い青色だった。


眩しい太陽に照らされた


歯抜けの坊主が笑ってた。


血の気のない青白い社員は


70円のコーヒーで疲 ....
僕はここにいない

彼はここにいない

何者も語らず、何者でもない

深い不安に満ちた 絶えざる消失に


切り刻まれた空

溶け出した瞬間に

関わりを遠ざけて

 ....
誰かの影を追い求めて
それはいつしか自分であったりする
ことばの端数を持て余して
拙い告白を露呈する

わたしなど
と吐いてしまえば楽になる
(それは逃げることに等価して
涙を引いて生 ....
 
 
タンスの引き出しを開ける
衣類を取り出す
中に入る
遠くのアフリカでキリンが鳴いてる
誰かが閉めてくれる、その日を思う
 
雨かと思ったら
雪どけの 水音でした

 、、、、、、、、、、、、


陽ざしのはし
いつもは気づかずにいた 木々の陰影が
光をすって ゆれている

森は確かに今も
雪絹の繭のな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
白日かぐ012/3/7 1:58
退屈ブロッコリー...6*12/3/7 1:53
死をとりあげられた兵隊高原漣1*12/3/7 1:37
_番田 112/3/7 1:29
subaru...12*12/3/7 1:19
しくみ佐伯黒子812/3/7 1:04
コンビニ小川 葉512/3/7 0:16
夢の都 服部 剛6*12/3/6 23:55
焚火佐倉 潮512/3/6 23:53
イーハトーヴの国 服部 剛412/3/6 23:43
過信森の猫17+*12/3/6 23:33
寝しなラボsalco4*12/3/6 23:29
声に出して読め新守山ダダマ312/3/6 23:26
すばる木屋 亞万1*12/3/6 23:17
一切悉有仏性吉岡ペペロ212/3/6 23:10
だれの助言も耳に入らない夜だ佐伯黒子3*12/3/6 23:09
ルドルフとイッパイアッテナTAT212/3/6 22:34
飴はあげた6212/3/6 22:34
まほら四帰212/3/6 22:15
シェア朧月212/3/6 22:14
サイケデリッククライシスfaik9*12/3/6 22:08
幸せの 固形物藤鈴呼1*12/3/6 21:46
春の道寅午212/3/6 20:51
白いノートに捧げる巻頭詩夏緑林312/3/6 20:23
Another Setting木立 悟412/3/6 20:16
たがために212/3/6 19:54
nia012/3/6 19:53
生き方を透過するかんな5*12/3/6 19:40
age13たもつ412/3/6 19:38
私事 繭の想い月乃助12*12/3/6 19:30

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