ムリーの病名精神病
学がないから自分でつけた
ムリーは黒目がちで夢見がち
素敵な王子様と心中したい
でもいつだって叶わない
ムリーの全てはむり

長女マリーは勉強家
次女ミリーはしっか ....
携帯を携帯してないから
繋がらぬ 携帯

プラン変更や 機種変更が
楽しかった時代を過ぎて

使えれば良い、なんて
結論に 陥る



其れを 加齢の所為だと
華麗に ス ....
穏やかな風は
温かく吹く

愛したひとのように
やさしい微笑に似て

桜は待ち兼ねた蕾を
綻ばせ柔らかく咲く

だけど だけど
僕は今ひとりで
陽溜まりのなか

春はいつも別 ....
いやな知らせを
渋るみたいに
雨は降りつづけ

おれたちのいらだちは
こころのひだに
致命的なまでに
濡れて張りついていた

オールディーズがいつも
バースデイみたいに流れ ....
研いだペン先 手首を切り裂き
赤い言葉が流れ出す

真夜中のキッチン
冷たい蛍光灯
君の目は
糸を引く赤い流れを
舐めるように追いかける

冷や汗

白い寝巻のワンピース
今年 ....
心のどこかで
私には君がいるって
思ってたんだね

あの人を想いながらも
どこかで
君に甘えて
君にすがって

そのうち
また

やっぱりお前が好きだ

って
言 ....
言わなくちゃならないのだろうか
なにひとつ
愛していないと

こんな
愛だらけの
世界に
時を待つ
ただひたすらに
その時を
時が来れば大輪の花を咲かすだろう
いや
その前に心無い人に手折られるかもしれない
どうなるか分からないが
今は
その時を待つ
香 ....
海が
めくれてゆく
いくつもの
いくつもの
海が
めくれて
岸壁から
追い縋って
宙を泳ぐ指先に
紫貝のように
閉じる音楽

 (母は海に還ったのだ

街が
たわ ....
あそこデカデカ
(姉さん大変です。
 ぼく見栄を張ってしまいました・・)
左手シコシコ
よくも見たなあ・・・キ・サ・マ〜!
ぼくオナえもん
下ネタ世界の
張形ロボット
どんなもんだい
 ....
 
 
筆箱の上に夜が広がる 
父のてのひらは冷たいまま 
砂丘を触り続ける  
ゼリー状の月がのぼる
妊婦が口元を押さえて笑う
 
 
自分の事だけ言って
人の話は聞かない
勝手に自分なりに解釈して
妥協を知らない

目先の事にこだわり
長期の見通しがない
人をバカにする
バカにされると怒る

意地悪が大好き
自 ....
大丈夫?
つらいよね…

そう言った君の顔を見ただけで涙が止まらなかった

尽きることのない私の悩みを真剣に聞いてくれる

尋常ではない心の痛みをわかってくれる

いつも
 ....
社長はおれを鼻で使う
今日は何の食べ物を入れるのか
おれは口をあんぐりあけているだけ
スープを入れられても、じぶんは飲めない
社長がうまそうにすするのを聞いているだけ
おれは社長が食うのを見 ....
詩を口の中で転がしながら
飲まないように過ごす
紙もない
携帯もないとき
忘れないように
いいフレーズが浮かんでる
なんてね
書き出してみると
なんてことない
掻き出してみると
ど ....
窓の外は雨がしたたり
君は孤独を感じている
煙突のかすみが遠い亡景のように
君の眼に降りかかる
と、君は突然眼を見開いて
この世界をゆっくりと眺める
そこに何もないことを改めて確認すると
 ....
 あ という間に時だけが経ってゆく
から、寝て起きるのに
生きるのが 駆けてゆく
思うことはたくさんあるのに
からだは痣跡だけをのこし
かさぶたあとはなかなか消え ず
甘ったるくし ....
朝の微睡みの中
腹に行儀良く座っている黒猫
薄く開けた眼の先には
彼女の瞳がある
夢と現うつつを行き来するうち
そのまま抜け出した僕の意識は
彼女の瞳の中に落下する
抜けるような?空
白い鳥が羽ばたいた
窓辺に揺れるカーテンが頬を掠める
言うべきことは
みんな言ってしまった

あげるものも
みんなあげてしまった

ま上では
曇天が
甘ったるく
張りさけている

見あげても
見さげても
灰色がつづく
{画像=120316123953.png}

月の光が燦ざめく
まだ春浅き夜更けのこと
女が独りで死にました
誰にもみとられず
たった独りで息絶えて
時計の針は零時で止まったままに

 ....
小柄な人なら入ってしまうような
大きなコインロッカーを
開ける時
必ず怖くなる

屍体を隠しておくには
ちょうどいいと
どこからか
声が聞こえて
息をとめて
扉を開く

{引用 ....
お父さんは
お母さんではないのかもしれない いつも そんなおじいさんばかりを
お父さんにしていく
お前は誰にでも容易く尻尾を振らない
それが臆病な心を隠すためだとしても
媚びを売る飼われた犬の真似はしない

俺は猫に匹敵するくらいの
そんなお前に敬意を払おう

例え数日何も食っていな ....
気がついた時にはもう僕は他人の傷つけ方を覚えていた

手の平の果物ナイフは家の裏に流れる小川へ

何度も何度も捨てたはず

なのに

気がついたら僕はそのナイフを右手に握って

誰 ....
君に微笑まない女の子
君はどんどん離れていってしまう
もう腕もなくなったし
足もなくなってしまった
身体の中にはホースが一本
いつもうるさい機械
ああ どんどん離れていってしまう
君はど ....
カツン、と、ブツケタ、ヒザが
カチン、と、イタミを、トモナヒ
ちょっと、セツナイ、きもち

瞬時に 止まる 感覚は
感情の 裏返し

摩り替えられた マヤカシ
刷り返られた リャン ....

梅の花
冬を割って一番乗り


梅干し
丹精こめて辛口ひそめ


梅酒
あなたを酔わせる

梅の古木
かたくてしなやか
梅の赤は決意の色のよう

梅が咲くころ
 ....
お祭りなので
顔を汚くしていた

ドラム缶いっぱい
葛湯を作ってふるまう

青い星だけをつないだ星座を下さった
青いネックレス座だと
いって

作業台の上にはつねに
いっぽんの薔 ....
恋人の心臓を
     水槽で飼ってる
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
病気がちのムリーピッピ512/3/16 23:05
形態世代藤鈴呼2*12/3/16 22:55
僕の春HAL5*12/3/16 22:46
エディ・コクランと冷たい指先ホロウ・シカ...4*12/3/16 22:35
赤い言葉まーつん6*12/3/16 22:28
君にありがとうジュリエット112/3/16 22:28
はるな412/3/16 21:53
蒲生万寿2*12/3/16 21:42
発端壮佑36*12/3/16 20:47
ぼくオナえもん[group]花形新次312/3/16 20:45
age23たもつ312/3/16 20:30
Woman on the foolペポパンプ7*12/3/16 20:02
友へジュリエット212/3/16 19:17
どんぶりバイオレンス(DV)灘 修二1*12/3/16 19:04
薄いうろこで指きった朧月412/3/16 18:24
遠い亡景yamada...112/3/16 18:20
ロンリー唐草フウ11*12/3/16 17:52
微睡(まどろ)み……とある蛙12*12/3/16 16:56
あの日、僕は少年になりたかったれもん5*12/3/16 14:09
曇天はるな712/3/16 13:21
【 月の棺 —ツキノヒツギ— 】泡沫恋歌14*12/3/16 12:38
コインロッカーレクイエムそらの珊瑚11*12/3/16 9:08
孤独の中に番田 112/3/16 1:59
パブロフの犬HAL4*12/3/16 1:34
ハッピーキッズボトルシップ012/3/16 1:12
ergsanat112/3/16 0:08
リャンメン・ペーパー藤鈴呼1*12/3/16 0:08
赤色の決意朧月412/3/15 23:42
捨てるふるる10*12/3/15 22:59
CRitical:REd高原漣2*12/3/15 22:55

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