「またあとで」 明日まで
楽しみは 取っておくよ
明日には 明日の日が
素知らぬ顔で 戸惑い招く
楽しかったのは 今ここにいて気づく 今の事しかないんだよ
考えれば いくつも後悔するほど ....
戦い終えた 親愛なるR
苦しみは もう売りさばいて ブラックホールの中に消え
二度と帰って来ない
それでいいのさ
戦い終えた 親愛なる 戦士R
真剣を交える 言葉の投げあ ....
素敵なノートをえらんでひらいて
ひらいてく夜にコトバをひろってつむいでなんにもない
なんにもないデスクは素敵さ
素足が似合う女の子みたいに素敵さ
あふれるEメールが
雲の上のちっぽ ....
ねぇ、
聴こえてる?
ソコから
ココまで
どのくらい?
ねぇ、
聴いてくれる?
アノ日も
今日も
同じイチニチで
コチコチ
こちこち
す ....
水槽で飼ってる
恋人の心臓に
銀の矢を
砕いてあげてる
わたし、
の肩越しにみえる
暗く蒼い
月が、
にやにやにやと わらって
....
学齢期をむかえた父が
レジに並ぶ
帳面と鉛筆を買ったのに
店を出ないで俯いている
帰る場所がわからないらしい
どこから来たの、と聞くと
わからない、とだけ答える
やがて見かね ....
執着だと笑えばいい
全てを失っても手に入れたいものなどない奴らは
果てなく続く夜さえ一瞬にして輝かせる星を
唯一無二の太陽さえ一瞬にして消え去る闇を
君が俺の隣に存在す ....
今更なことを
ぼくらはやってゆこう
自我は時間だ
自我を減らせば
時間も変わる
今更なことを
ぼくらはやってゆこう
愛されなくてもいいじゃないか
愛 ....
たわい無い事を考えながら
月を見てた
綺麗でね
泣きたい気がしたけど
すぐに乾いてしまうから
うーん・・
....
色の持つ イメージは
人に寄って 違うから
自分に 酔って しまえば 情熱の赤も
恋に落ちてしまえば さも有りなむ
痛みに 震えてしまえば
悲しみ色に 変わるから
斬新なアイディ ....
あなたお願いよ
回送電車に乗せてって
家出少女だと
偽ってもいい
あなたは
車掌なんです
小田急に乗るのが怖くなる
潰されて圧死してしまいそうで
女子高生ではないけれど
別にいい ....
正義は正義の邦から来る
勝つ結末に途中何度も負ける運命を背負い
追い風の助けを狩り
刃むき出しに太陽と繋がる笑みを魅せる
正義は正義の邦のやり方しか知らない
我流通じず
現状に ....
いっぱい
いっぱい愛してるのに
君だって
わかってるはずなのに
なんでだろう
いつも
僕の頬には
しょっぱい涙が流れるんだよ
あの人は
君の存在を知ってるのに ....
春は来るのだろうか
3月も末になるというのに
天気予報に雪だるまのマーク
しかも まるまる大きな雪だるま
ごうをにやした農夫は
苗を育てるハウスを建てる場所の雪を
除雪機で吹き飛ばした ....
海にでる  列車は
これでさいごだよ
指をさす老婆の皮膚は
ひびわれて
海へ
願った
最初のことばだけを
かばんにつめて
ふるえていた
かきかえられた地図と
....
特殊なことは何一つできない。
でも、出来ることはやろう。
当たり前にやろう。
呼吸して吐いて、太陽の光浴びて、雨に濡れて、
あまり不摂生しないで、親に尊厳を感じて、
....
あきらめられないから
人は言い訳をする
雨の中の花
黙って濡れている
前へ進めないから
立ち止まっている
植えられた花
黙って濡れている
私の命
花びらは
散るも 咲くも
....
何が足りないかって?
そんな野暮なこと聞くんじゃないよ
満たされたいのかい?
そんな未熟なこと聞くんじゃないよ
生きている意味を知りたいって?
そうして考えていることが生きてるってことよ
....
とうきびをかじる
ささやかな甘さが
舌をとらえて
愛撫する
脳神経へと伝わって
それは幸せな記憶になり
藍のリボンがかけられる
目印、として
シナプスは電気信号をおくる
わたしは ....
ぼくは馬鹿だ
みんなかしこだ
夜8時に空を見る
北西にふたつ
星が列んでる
強い光と弱い光だ
ふたつは他人だ
でもひとつだ
「こわれた護岸をなおしています」
私にはたしかにそう聞こえる。その男は画家だったので、「こわれたゴーガンをなおしています」だったのかもしれない。アトリエには花瓶にいけられたカサブランカがあった。「ひ ....
詩を 書いていた
本当だった
目の前に 広がっていた
ちぐはぐな思いが
とぎれとぎれの
草むらの向こうに見えた それは
私自身の 感覚なのだった
{画像=120323010313.jpg}
忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近
ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時
さあさ いらはい いらはいよ
....
近頃だせーダッフルコートを
ファミレスで脱いだ娘は今どき見上げたショートボブ
カラーリングもメイクも知らない
つぶらな瞳を見開いたまま
発育を15で停めた18歳のレジスタンスは北風の中
孤立 ....
年度末の会議の後
僕は所長に
新たな年の契約書を、手渡して
旅の報告をした
「 石巻の日和山から見渡す一面の荒地に
ひとり・・・ふたり・・・と
笑顔の花を咲かせたい ....
たいせつな存在が
ぼくらの土台となって
働いてくれている
たいせつな存在の
ぼくも
土台となって働いていよう
それが空しくなるようなとき
そんなときこそ
....
好きだと 言うべきだったのだろうか
好きでもないのに?
それは僕らを貶めると
そんな乾いた 中身のない言葉を放るのは
愛について 考えるべきだったのだろうか
興味もないのに?
....
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う
夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ....
深夜
招き猫は歌い出し
庭のフクロウは文字を見つけた
生まれたばかりの星たちは
少しずつ優しさを放ち出す
月はまだ昼寝をしていて
雲は風に逆らい始める
手から染み出る ....
君は気付いちゃいないのさ
君を縛りつけているものなんて
何もないんだってこと
君はいつだって自由さ
何処にだって飛んでゆける一羽の鳥さ
さあ、飛んでみるんだ
その翼をはためかせて
君は自 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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