それはね…
びっくり箱だよ

世間では
サプライズ♪
って言うけど

それはね…
僕のびっくり箱♪

中には
大切な人の笑顔と
僕の自己満足が
ぎっしりと
詰まってるんだ
 ....
 
 
砂漠の真ん中で
電話が鳴っている 
誰も出ることなく 
鳴り続けている
やがて一人の子どもが 
受話器を取る 
要件を聞くと 
急いで親を呼びに走り出す 
足跡は風に崩れ  ....
やわらかな睫毛は
煌めきながら砕けたから
ぼくの腕には、もう
何も残らない

その
残らない感触が
時間、なのだろう



いきているのか
いないのか

真っすぐ過ぎて ....
ぼくは息をしている
ため息のときもあるけど

ぼくは息をしている
青息吐息のときもあるけど

ぼくは息をしている
深呼吸のときもあるけど

ぼくは息をしている
休息のときもあるけど ....
懐かしい人から
久しぶりに連絡があった
元気にしていますかと
メッセージが来た
それは突然のメッセージで
私をじんわりと嬉しくさせた

過去の私がやって来て
机に腰を下ろした
あの頃 ....
時代遅れの煙吐き

カートン程の 眼細胞も死に至る

生まれ変わる程の 大げさな駆け引きを

この時代とする

すっとんきょんな打刻に 己を通すのも

頭を割っても なお 悪い
 ....
二人で歩く梅林は
さくら咲く前 城跡の
猫に導かれて 迷い道
そこだけ陽射しが春めいている

その梅林に入る前
道端を歩く猫を見つけ
その痩せた背を撫で、餌をやり、
猫の道辿り 梅林へ ....
肩に掛かるキミの髪をかきあげて
白いうなじにくちづける
甘い女の匂いがした
潤んだ瞳で切なげにボクを誘う
やがてその身をまかせ
ボクはその肌で儚い夢をみるのだろう
たとえ許されない恋でも
 ....
心きゅうきゅう
キュウキュウ鳴いて
きゅうきゅう詰め

頭くるくる
クルクルめぐり
来る狂う気配

体きりきり
ギリギリいっぱい
きりきり舞い

魂しんしん
心身の
深 ....
お風呂の電球が切れたので
薄暗い中お風呂に入る
いつもより念入りに
身体を洗い
身体を流す

匂いが鮮明だ
シャボンの匂いをくんくんする
お湯に浸かりまるまると

どこか遠くの知ら ....
死んだのだということだけが確かだった。自分のことなど理解できない。それは、寂しかった。だけどそれは、確かなのだろう。簡単なことなのかもしれなかった。何故なのだろうと思う。自分のことがよくわからない .... ガラスの器作戦に供された天使の肉体は今や魂の移植を待つばかり。
のたくる電線
忌まわしくも膚にへばりつく電極
それらを仄かにてらす
青い交流電灯の光が
にじんだ虹彩に反射する。
ペン先を離したそばから
剥がれて散りぢりになる文字
左手でつかめたのなら
どんなにかいいだろか
だけれど左手は
体を支えるのに精一杯で

ペン先をつけたそばから
吸いついていく文字
 ....
風呂の中でよんだ
詩集がすべてを語ってしまったので
今日の私を

ごしごし洗い流しました
もういらない

風呂まで汚れてる
気がした 分身で

水がうまれ
水になったように

 ....
もぐわいという
いきものがいて
みずを
かけると
ふえて
その
ふえかたが
せなかから
まるい
けだまを
だして
ふえる

もぐわいという
いきものがいて
みずを
かけ ....
励まさずにはおれなかった

ひとりじゃないよ

僕もだよ

あのときあの部屋の片隅で

それを伝えてあげたかった


幸せなんだよ

惨めじゃないよ

恥ずかしいことなん ....
宇宙ぐらい叩き割ってやんよ!   #poem24



星々が金魚の餌に春宇宙   #poem24 #jhaiku #haiku

駅前の宇宙漂う螢烏賊    #poem24 #jha ....
あのころはたしか

周りとうまくやっていた

350円のランチ

淡々とみなで食べていた


午後からは

帰ることばかり

考えていた


あのころはたしか

周 ....
履歴書×面接=時給

少しでも 生き生きしたいと 動機に鼓動を乗せる

学歴にさほど左右なく 以上と記す


 何がしたいの?
 夢に近いの?遠いの?
 どちらにしろ 現状は近くにあ ....
 
 
今年も兄からお中元が届いた
かわいそうな兄
控除の申請をしている間に
モールス信号の打ち方を
すっかり忘れてしまった
昨年いただいた
魚介を模した玩具に躓いて
午後は三時五十 ....
わたしのため息は春風のとなりにまとわりついてあなた以外のすべてを吹き流してゆく
レゴブロック型の花びらが舞うようにやわらかく
ねっとりとした溶けかけのわたあめみたいに
脊柱から伸びている赤と ....
もう何年も昔のことで、そのために遠い背後に過ぎ去っ
てしまったように思えるのだが、それでも時おりこうし
て思い返してしまわざるをえないほどに、いまでもそれ
は私のすぐ隣にある。あの時、私は事実に ....
学校から帰ると
テーブルにロールケーキが
ふたつ並んでいて
チョコレートとバナナクリームの
2種類があって
わたしは弟に先に選ばせた
今日みた夢の中の
同じ風景は
すこしだけ大人になっ ....
春を追いこして夏のような
日射しを避けて
市内の茶屋で
みたらし団子を食べながら
足下の干涸らびた蛙に
水をもらってかけてやると
おどろいてちょっと跳ね
またノシノシと戻ってきた
残り ....
旅から旅のセールスマンだったカフカも



















 ....
君と手をつなぎたくて
君と手をつなげなくて
ポケットにいれてたんだ
僕の手冷えないように

なのにどんどん手は冷えて
だれの心も邪魔になって
最後に残った僕の心も凍らせたんだ

そん ....
私のもとへ下りてきた天使の君へ



私からいつまでもいつまでも変わらない愛を詠うよ



あなたがどれほど成長し私の手から離れても



思う気持ちは変わらない



 ....
夜になり
気温が下がると
子供たちの咳は
ひどくなった
地上から浸潤してくる氷水を
順番に舐めに行った
毛布が欲しかった
ただ死なない
それだけの私たちを
地下に閉じ込めて
外から ....
こと切れる最期の瞬間まで
彼はひとりの少年だった

とっつきにくさは彼の持ち味だったし
時代を憂いても
希望を捨て去ることはなかった




そんな彼との接点
あったのかな
 ....
再び四季の変わり目に

生まれる春のベージュ色

邪気なし無敵の思考人か
無邪気の天使か 桃色に染める

ベージュ色にくっついて 離れぬ 七色越え

哲するに守る 袴姿の者から テレ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
びっくり箱清風三日月112/3/27 17:28
age34たもつ612/3/27 16:49
コールド・スリープ千波 一也1*12/3/27 16:45
HAL212/3/27 14:52
あの日の手紙は、ふいに宮岡絵美312/3/27 13:04
時代遅れのパラシューター朝焼彩茜色4*12/3/27 11:41
梅林……とある蛙12*12/3/27 11:11
【 エロスとタナトス 】泡沫恋歌9*12/3/27 8:01
意味深深シホ.N612/3/27 2:49
お風呂の電球灰泥軽茶10*12/3/27 1:25
セザンヌについてのいくつか番田 212/3/27 1:23
完全なる魂の蔵高原漣1*12/3/27 1:21
足跡こうだたけみ4*12/3/27 0:33
詩人と入浴朧月912/3/27 0:01
グリミアス,グリモイアス6312/3/26 23:21
あのときあの部屋の片隅で吉岡ペペロ3*12/3/26 22:54
#poem24 宇宙水槽北大路京介24*12/3/26 22:41
あのころ吉岡ペペロ1*12/3/26 22:38
コテコテ時給朝焼彩茜色212/3/26 21:39
age33たもつ312/3/26 21:10
サクラチルアウト否々112/3/26 21:06
事実[group]岡部淳太郎412/3/26 20:57
ロールケーキmizuno...612/3/26 20:53
日陰612/3/26 20:39
カフカのビジネスホテルTAT412/3/26 20:34
封鎖された手朧月212/3/26 20:33
いつまでも桜 歩美4*12/3/26 20:26
地下400mizuno...412/3/26 20:18
Fish & Chips(時代少年)恋月 ぴの30*12/3/26 19:09
ベージュの春朝焼彩茜色212/3/26 18:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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