テレビがぼくを嗤っている

































ぼくはテレビに向って笑えない
 
 
薄暗いプラットホームから
各駅停車の
ジェットコースターに乗る
あの日、僕は
いったいどこに行きたかったのだろう
雨降りの遊園地で
もう手をつなぐ人すら
いないというのに
 ....
彼女は父親の浮気を知ると
ホテルの駐車場での捜索を始め
理不尽に僕は運転させられた。
彼女はサイドミラーをへし折るとか
ライトを叩き割るとか物騒なことに関心はなく
自分の名前を書いた紙きれを ....
朝から引っ越しの作業をしている
なんて 要らないものだらけなんだ
少しずつ 気付かない内に
蓄えていったんだろうか

過ぎた時を察するのは
いつも状況が似ている

光のように 矢の ....
800字のパスワード
記憶できない でたらめコンピューター
毎回 打ち込み 叩き込み 魂胆極める カチカチ音
8の字カーブに 沿る弦の弾き

銀河団の大きさ かんにさわる

800字のパ ....
いなかみちを ふつうに歩くと
つくしの基地があるよね
勘で解るよね 
え わからない? あらそ

スーパーの文房具コーナーを ふつうにあるくと
「こころばかり」という封筒は こわ ....
午前5時ちょっと過ぎ

遠くでまだ怒鳴り声が聞こえて

今日は眠るのを諦めた

父が支度を済ませ
家を出るのを久々に見送る

「まだ寝てなかったのか」なのか「もう起きたのか」なのかは ....
いつも前のめりに生きてきた
お陰で全身は転んだ傷痕だらけ

いつも誰かがやめろと
大怪我するぞと忠告してくれたけど

やはりぼくにはできなかった
前のめりに生きていくしか

それで多 ....
僕らの脳は杏仁豆腐で出来ている 甘くて軟らかい
ねぇ 顔文字は象形文字の進化型なんだって知ってたか?
火を発見したのはネアンデルタール人? どうでもいいけど
なみなみ注がれたコップの水は運ぶより ....
{画像=120329070830.jpg}

春の朝
庭のプランターの
パンジーが風に揺れている

ヒゲおやじたちの集会だ

いったい
どんな話をしているのかな?

{画像=12 ....
背骨にきしりと
悲しみが
可愛らしい女の顔をした
悲しみが
のしかかる

重みに耐えかねた
か細い背骨は
粉々に砕け散り
鈍い光を放つ
黒いアスファルトの上で
ひらひらと
舞っ ....
僕のなかには日常とは違った時間が流れている
それを詩の時間とでも名付けようか
遠いところからやってきた亡くした妹の様に
僕の本当の名前をささやいてくれるもの

日常がすべて散文的だとは限らな ....
ガス灯と電灯の、
汽水域の魚。
魚獲りの巨人、
の眼。
一つ。
ふとい指を
なめて
それを
アイラブユーの代わりにする

のみこめない薄い空気が
くるしくて
くるしくて
デパートの惣菜も
銀行の光も
万年筆の繊細な書き味も
わからない
わか ....
見えたのだ 僕の 死ぬべき
      意味が
今日 僕が 帰るべき
    道が
ノックしてドアを開けると

安堵した君の顔が
見えた

どうだった手術?
家にいるときより晴れ晴れして

当たり前だよ
ずっと痛みを我慢してたんだからさ
そこのテーブルに歯、あるよ ....
綺麗なきみどりいろした
耳たぶは
そらまめだった

ある日
ひょっこり芽が出てきて
日が経つにつれ
どんどん伸びて

耳の奥へ
耳の奥へ

ずうっと伸びていって
まわりの音が ....
魚のキーホルダぶら提げて、この通りを下ってくると、彼が追いついて耳の上にキスをくれる。黄緑色のリュックサックの下に手を突っ込んで、わたしの腰を抱えながら彼は歩くのが好きで、彼の彼女になるんなら、ハイヒ .... 悲しみを言葉に喩えたら
原因不明の眩暈が 心を 静かに侵してしまう
明日 生きられるかも分からなくなって
今日を 死んでるような生きているような 気がしているような
しているような ふりをして ....
あの子は行ってしまった。
遠い遠い、遥か向こう側の世界に。
たった一言が言えなかった。

あの子は行ってしまった。
暗い暗い、丸い壺の中に。
もう手は届かない。

あの子は行ってしまっ ....
久我山駅にこんな時間に着いて

こんなとこに

ビジネスホテルなどないだろうに

ぼくは坂道の商店街をあがって行った

そしてすぐおりた

踏み切りを渡り

旧神田川のほうの商 ....
五年程前に、上のの美術館で見た 
山下清の描く「地下鉄銀座線」   

暗い線路のトンネルに 
あたらしい昭和のライトを灯して 
完成したばかりのホームに 
ゆっくりと入ってきた 

 ....
君の声ほど
私の耳に響く音はないよ

大好きな
稲葉さんの歌も
松本さんのギターも

君の声には負けちゃうみたい

低くて小さいその声と
会話をするのが好き

その声に ....
ふるえる

不安な夜だった

救いについて考えていた


あなたの幸福になりたかった

理不尽にはなりたくなかった


ふるえる

不安な夜だった

救いについて考えて ....
そろそろ何でもない日常の革命を起こそうか 

お爺ちゃんやお婆ちゃん達の前で 
昨日都内の喫茶店で、偶然 
美川憲一さんに遭遇したという  
一期一会の詩を、朗読してみようか 

職場の ....
いまのぼくが

あの頃を見つめていた

時間とは距離なんだと思う

その距離感が楽しかった

あの頃のぼくが向こうにいた

ぼくはぼくが愛しかった


あの頃がどの頃か分から ....
僕は仕事を変えた
稼ぐ為に
僕は結婚する為に
働きまくった。

寒い朝
彼女は出て行った。
何の為に生きてきたのか
わからなくなった。

酒を飲んだ
不味かった。
タバコを吸っ ....
発射4秒前
北朝鮮の核弾頭が
発射される。
日本は壊滅状態

原爆が落ちるとき
全てを受け入れる時
仲良くしよう
喧嘩はよそう

プラスの関係を
持とうと努力しよう
マイナスの ....
?・セ茨ス・スス・カB竏ィ・牙ー・会スゑセ茨ス「k鬟・忰u・・セ。・や潟繝サ螽シ_・隠u繝サ・カム?A・「縺ォ・・スゑスス・ゑスゑスや旺・ェ縺ヲ・「霓、B雹娯悪・ョ・・スッ・ゐ→繝サu .... 僕の住まいは小さな金魚鉢

水草と日当たりの相性よし
1日3食昼寝付き
覗き込んでくる猫もいない
仲間が時々増えて
時々減ることもある
親友と呼べる相手がいて
穏やかな毎日を過ごしてい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
嗤いと笑いHAL4*12/3/29 16:36
age36たもつ712/3/29 16:35
雌豚プテラノドン212/3/29 15:56
明日私はSeia112/3/29 15:43
800字のパスワード朝焼彩茜色3*12/3/29 15:42
『↑』というより『i』 るるりら23+*12/3/29 15:10
雷咆徘徊メガネ412/3/29 14:58
前のめりHAL312/3/29 14:17
【 短絡且つ安易な思考回路 】泡沫恋歌18*12/3/29 13:29
【 春のカオ Ⅱ 】12+*12/3/29 7:13
背骨青土よし412/3/29 5:00
詩の時間梅昆布茶2512/3/29 3:17
高原漣1*12/3/29 2:40
十九歳アオゾラ誤爆8*12/3/29 2:24
_番田 212/3/29 2:21
病室にて森の猫13*12/3/29 2:12
そらまめ灰泥軽茶8*12/3/29 2:04
魚とバナナとラクダの話こうだたけみ3*12/3/29 1:55
言葉に喩えたら笹子ゆら112/3/29 1:09
青空に登る灰煙白昼夢1*12/3/29 0:42
夜をあるく吉岡ペペロ9*12/3/29 0:05
夢の電車 服部 剛312/3/28 23:54
君の声ジュリエット4*12/3/28 23:49
ふるえる吉岡ペペロ4*12/3/28 23:38
実験台で○○しよう 服部 剛212/3/28 23:35
あの頃吉岡ペペロ5*12/3/28 23:27
ある朝ペポパンプ8*12/3/28 23:25
4.3.2.1.2*12/3/28 23:23
ばけぬこー^反現代死3*12/3/28 23:08
金魚鉢生活ごみだめ112/3/28 22:58

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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