生き物たちの銀河
モクレンの銀河
サクラの銀河
ハナミズキの銀河
ツツジの銀河
五月へ通う銀河
生き物たちの銀河
色彩や
香りや
水気や
....
君が足りなくて
僕は
からからで
すかすか
君が欲しくて
僕は
つらくて
頭が壊れる寸前
僕
を
君
で
いっぱいにしたい
苦しいぐらい
....
蝋燭のような
ハンカチが手品で固まる
ヨーロッパの香りがする
植物のような
モクレンはそんな生き物だ
木に花の咲くふしぎ
サクラよりはやく
オレに告げてく ....
俺は正直でありたいと願った時
嘘をつきたくないと思った時
君は「あなたの強さはある人を護るけれど違うある人を傷付ける。」と言った
そして悲しそうに微笑んで微かに首を横に振った
君のその言葉が俺 ....
いらっしゃいませ
からん ころん と 小気味良い音
中に入って来るなり
怒った風な声で 叫ぶ
コーヒー!!
はい。如何にも 此処は 喫茶店ですが
個々の判断に 委ねておりま ....
言葉を知らない
小さな子供は
その瞳で話する
私の心を
見透かすようにじっとみつめて
そっとこの手にふれてくる
私はまた
なにも言えずに
おそるおそる握り返す
ふりかえれ ....
プロジェクトZへ ZON ZON !!
手のひらダンボに似せ 上へ2回引き上げる
前奏が流れたら
このスタートラインに並べ〜
プロジェクトZへ ZON ZON !!
考え ....
人間関係が薄くなる
頭が薄くなる
財布が薄くなる
信用が薄くなる
ブロックを結んで入水自殺
レッドブルなんて関係ない
人生に疲れた。
足腰がガクガクする
首を絞めてみる
死ね ....
光る虹を追ってぼくは飛び出した
確かにそこに虹はあったけれど
ぼくにはもうぼくがない
また春が来て
命のあるものは
業務の引き継ぎに忙しい
高層ビルの死骸が並ぶ
空に一番近いあたり
乾物屋の娘が
花を手向けている
私は悲しいのです
悲しいのは私なのです
なぜなら
あなたが振り向いてくれないから
私はいつでも
あなたの背中に向かって
心の声を送り続けています
「あなたをこんなにも愛している」 ....
力のない言葉が、
交差点をそそくさと横切っている
赤茶けた右眼だけで
あたしがいるのにと囁いている
通りがかりの猫に惚れ、
町の禍々しさに背を丸めてしまう
さ ....
朝に
殴りつけられて
君は
目を覚ます
ほんの少しの痛みと
ほんの少しの希望
昨日始まったことは
今日も
続いている
だけど
明日には
どう ....
言葉よ お前自身を解き放て
野に 空に
人々の思惑を越えて
「俺」自身の言葉の限界を越えて
言葉よ この世に一輪の花として
咲いてやれ
お前が「無意味」だとか「必要ない」だとか罵られても
....
あらしの夜は
あついお湯と
指を五本ずつもちよって
がたがた言うガラスにまもられながら
解体した
そとは
だんだんしずかになって
わたしたちも
きちんとばらばらになる
....
そらが高い日は
目は
あかるく乾いていた
とりかえしのつかない世界で
それは
神様みたいに
あかるく乾いていた
クレヨン僕は毟った
クレヨン吐く息が
いつもと違う
無言のクレヨン、なぁ
喋りたがっているのは
僕かクレヨンか
僕は
刺さってたずっと。
その微睡んだクレヨンが
その色が何色か
....
折り目をつけて伸ばした四肢の
やわらかな月日を
わたしは今、眺めている
*
この街にきてから買ったIKEAの羽毛布団は
君を隠すにはあまりに大きく、窒息しかねないから
わたしは毎晩 ....
いつもホカホカの晴れ男君
どこに行っても
みんなが寄ってくる
みんなもホカホカして
みんな居心地がいいみたい
いつもジメジメの雨男君
どこに行っても
みんなが避けていく
みんなもジ ....
魂が泣くとき
私は平気な顔をしている
泣いたって
なんにも変わらないことを知っている
魂が泣くとき
平気な顔のだれかを探す
そのだれかの肩を
抱いてあげたいとおもう
だけど
....
いかにも楽しそうに
エプロンをつけた
ふくよかなお母さんたちが
トランポリンで器用に
跳ねて宙返り
錐もみで
所狭しと回転している
その宙には
くるくる生地がまわりまわり
具材が ....
ミロとクレーの絵はよく似ている。しかし、異なる感覚を受けるのは何故なのか。例えば、ベラスケスの絵は彼らのタッチとは全く異なるものであるが、ミロの感覚により近いものがあると感じるのは不思議である。つ ....
自分さえも気付かない、小さな小さな不安
それを誤魔化す様に、食べる食べる食べる…
腹は膨らみ、もう何も入らない
「人間て、性欲と食欲を近い所で感じるんだって」
ああ、だから下に ....
{画像=080320163452.jpg}
くそったれ と みそっかす
人生の不合理にコトバをあげよう
こんにちは Mr.鼻くそ野郎
そして人生の幸せに涙をあげよう ....
画廊喫茶ラバン・アジルに
人生の四季を旅してきた詩人は集い
Jazzの流れる店内は
セピア色の電球に照らされ
白髪の詩人達は
在りし日の詩人の魂と
いくつもの思い出を語らい ....
誰かが自分に投げた棘を
この両手でつつめるだろうか?
私は弱いので
すぐ相手に投げ返してしまう
後から思えば
それは些細なことであり
体を少し斜めにすれば
宙に消え ....
あの人は私をへんという
きっと、いつかのかえりみち、頭のねじが外れてしまったんだね と
まじめなひょうじょうでいいきってしまう
拾い忘れたつもりはないのに
どこにいっても なじめないのは
そ ....
{引用=パラダイス通信}
{ルビ恵原=えばら}市{ルビ肋=あばら}町 字小原
{ルビ茨道=いばらみち}商店街にある
モヒカン鮨
通の客にヒモ各種取り揃え
内装はウエスタン
外道上等
....
梅は別に
桜が咲こうと
散らされようと
また
咲くかどうかの瀬戸際であろうと
咲くのだろう
私は
善と悪とにゆれている
川面が
風を受け流してふるえてる
なぜ
私たちはゆ ....
いつも表情を崩さない
お利口な君のこと
そりゃあ嫌いじゃないけれど
中身をちょっと覗いてみたくて
一刀両断!
スパッとやらせていただきました
中ら出たのは意外や意外
小粋なドレ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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