そうねえ
はじめてのオナニーは
確かブレイク前の
浅野ゆう子を
思い浮かべてだったっけ

とれんでえドラマの
主役を張る
うんと前のことだわ

大好きだった
キャンディーズの
 ....
私たちがはぐれたのは その場所に向かう途中だった
それぞれの場所から同じ地へ
密かな約束の文(ふみ)が 同時に舞った
未明の空

傍らの夏を奪うような あの風は
何を暗示していたのだろうか ....

 流れた声は言葉で
 かたちになる
 明確に息な
 風船のなかみのこと
 君はそれでも空気だという


ああいえばこういうっていう、もうスキルというより法則みたいなもの‐あれなんな ....
うそつきな服を着た少女たちがすべってゆく表通り
中華料理店の裏口の窓に三度高く上がった炎
路面電車の停車音が精神異常者の断末魔の叫びを中和するダイヤグラム
ボサノバ気取ったニュー ....
その昔人間の
手付かずの丘だった
僕の街には
タテハ蝶がやって来る

その中でも特に
僕の家の玄関の
植え込みの低木に

イチジクの実のように
群れてじっとしている
彼等が悲しい ....
まだ続く冬の路
の途上にて
たずねれば
あなたはそのままに
墓標が伝える
笑顔
この冷たさに
凍えもせずに
思い悩んでいる
わたしあて
何かを
言いたそうに
視得るのは
ただ ....
誰も知らないんじゃないんです
知られたくないから言わなかったんです
その、
次の台詞までは考えないままに
息もせずに眼も開けずにただ
立ち尽くしていた時間はいったい
どのくらいだったのだろ ....
昨夜は、本を抱えたまま眠る人だった

活字は描いた
夢の中へ浸水するやいなや
なめらかな黒髪の毛先を
屈強な体躯の背中を
雨露でできた葉むらの中の
縦笛のようなフクロウの響き
カミナリ ....
私たちは
どこからかやってきては消えていく
エスカレーターの途中の段の上で
足踏みしているに過ぎない
もしくは
ミシン針のように
足踏みしているに過ぎない

時間は
未来から過去へよ ....
闇に紛れなければ
手を繋いで
歩くこともできない

それでも
あなたをいつも
探している


私にはあなたが

大切な心の拠り所


たった一言の言葉で
抱き締める力強さ ....
棒が一本あったとさ

葉っぱかな

葉っぱじゃないよ カエルだよ

カエルじゃないよ ミカエルだよ

ミカエルじゃないよ カエサルだよ

カエサルじゃないよ アウグストゥスだよ
 ....
   
好きな女の子や男の子を見ると
胸の鼓動が高まり感情を知らせる
科学雑誌には心臓の機能は事細かく載っているものの
この私の気持ちについては載っていない
それでも人は「ノー」と言うから
 ....
明かりのない道を歩いている
幸せではないがどこか安心できる
昼間の歩幅からは想像できないほど
短く摺り足で進んでいる
確実な一歩のイメージとは遠く
でも進んでいる

目的地はあったのかも ....
君はいつも笑顔だね。

君はけっこう考え込んでるね。

君はたいてい一人でやっちゃうよね。



ねぇ。

がんばり過ぎんなよ。

たまには休めよ。


私が ....
あなたって優しいけど、ずるいね。

あなたって鋭いけど、無知ね。

あなたって良い人だけど、ダメな男ね。

あなたって、あなたって、あなたって。

それでも愛してたのよ。
彼女は生まれつき右手に銃を握っていた
やがて彼と出合った彼女は
左手で彼の手を握り
右手で彼の心臓を打ちぬいた

彼の体を突き抜けた弾丸は
二人の暮らす小さな部屋の
白い壁に黒い歪を残し ....
 
中途半端な知識は
無知に等しい
 
中途半端な愛は
苦しみを生むだけ
 
中途半端な覚悟は
言い訳の余地を残すため
 
何もない
風だけが 吹いていた
夜の食べ物が
遙か彼方から迫っていた

休みが欲しい
一日中日差しを 浴びたい
とても疲れていた だけど
そう思うのは 何故なんだろう
巨乳に触りたい
それが君の本当


耳を舐めたい ももを撫でたい

それだけ。


でも

でもじゃない、それが君の、リアル。
ありったけの、生身。


 ....
砂浜に咲いた花の下には
小さな世界がいくつもある

それは家族だったり友達だったり
恋人だったり恋人未満だったり

強い日差しを背中にうけて
パラソルはそんな小さな世界をつつむ

は ....
ひとりになりたい
全てを投げ出して外に出たい
窓を開け放ちたい
良い季節が来たことを実感したい
人の手が入っていない自然を捜しに行きたい
そんなものは無いよと告げられたい
それもそうか と ....
ニーラは{ルビ主人=マリック}の為に
四種のカリーを毎日作る
チキンのカリー 豆のカリー
マトンかさかな 野菜カリー
グジャラートは三人の女中に
朝昼晩を割り当てている
そうしてその日一等 ....
バスが来たと思ったら
ゴミ収集車だった
待っていたゴミを
ひとつ残らず乗せていく
収集されずに残されたわたし
ふたたびバスを待ってると
停車せずに走り去っていく
ゴミ収集車が ....
檻の外に
世界があると思っていた

檻の内側が
世界だと教えられた

気がつくと
道が開かれていた

ごめんなさい
お母さん

やっぱりここが
世界だった

 ....
ベロニカ
君を裸にしよう

そのシャツのボタンをはずして
ブラのホックもとって
紙吹雪の様にまき散らしてくれ
この四畳半のアパートに

そのスカートを下ろして
ソックスも脱いで
倒 ....
忘れ物を取りに
真夜中
オフィスに向かう

追いかけてくる
警備の人を置き去りに
マスターキーで
ずんずん進む

いかめしい
暗証番号も
全部ぜんぶチャラにして

そうか
 ....
知っているか 心には本文があることを
もし君が嘘ばかりついていたら
君は自分でその嘘を信じて
君の顔は仮面そっくりとなって死ぬ
その君の死の時、ようやく仮面はゆっくりと剥がれ落ち
自然は自己 ....
生命が死ねば
そこに別の生命が入り込む
人が死んで遺体となれば
そこに細菌や虫が湧くように
この自然の中で
死んでいるものなど何一つない
あの広大な死の空間ーーー宇宙から
結局、我々が生 ....
向こうの空はもうすでに暗くなりかけている
太陽がビルの横顔をしゅ色に燃やしている
燃えかすの灰みたいな雲が
今日の寝床をさがしてただよっている

泣き出しそうな指先は
握りしめずに
どう ....
仲間意識?馴れ合いかも
良いところばかり誉めて
しあわせな気分にさせて
だってそうしないと
もう一緒にいられなくて
のけものにされるもの
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
告白されたオナニーの記録花形新次012/6/6 18:43
Shaman (シャーマン)南 さやか412/6/6 18:27
ウォー!!さわ田マヨネ112/6/6 18:20
饒舌する不在(それが伝言板ならどんな言葉も読み取れることはな ...ホロウ・シカ...5+*12/6/6 18:06
帰郷和田カマリ1*12/6/6 17:43
ことづてもっぷ512/6/6 17:28
描かれたものとリーディング312/6/6 17:25
寝ぼけ瞼に張りついた詩風呂奴312/6/6 15:03
時間旅行そらの珊瑚1412/6/6 11:58
心の拠り所日向なつ112/6/6 11:45
【かわいいコックさん】つむじまがり5*12/6/6 10:53
告白yamada...112/6/6 9:31
暗い道marux21*12/6/6 4:48
永乃ゆち2*12/6/6 4:41
あなた1*12/6/6 4:36
彼女には赤いドレスがよく似合う只野亜峰112/6/6 4:18
中途半端次元☆★4*12/6/6 2:26
欲望は味方番田 212/6/6 2:24
トラックまきしむ2*12/6/6 2:14
「パラソル」ベンジャミン312/6/6 0:51
百行書きたい水瀬游312/6/6 0:22
クリニズムsalco16*12/6/5 23:59
停留所小川 葉212/6/5 23:32
熊牧場112/6/5 23:13
ベロニカまーつん6+*12/6/5 23:06
マスターキーuminek...8+*12/6/5 22:41
仮面の下の心yamada...312/6/5 22:24
生命が死ねば312/6/5 22:24
陽が落ちたらおうちへ帰ろうマフラーマン2*12/6/5 21:17
仲良しだものごみだめ012/6/5 21:06

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