ねぎの花をきれいだとおもうのは
ねぎが大好きだからだけじゃないとおもう

不規則にならんだねぎの
あたまを目でなでる
最近無印良品で買った物で役に立ったのは、洗面所に置いている棚である。100円ショップの買い物では醤油差しが意外に役に立った。狭いスペースでは広い空間を作り出す商品を重宝する。普段はボトル自体を調理 .... ラブホテルがいっぱいで
いちど
ビジネスホテルにとまった
あわただしい夜をして
半年たってから
かばんの底から
くしゃくしゃの
聖書のページがでてきて
英語がよめないあの子の
足 ....
空が片方の目を瞑る
女はさよなら

、と言った


沢山の赤い宝石が、道路を転がってゆく
遠ざかってゆく赤い宝石の
笑い声
夜を前にして、消え去ろうという
閉じかけた花の
遺言を ....
こどもがうまれて
なまえをつけて
カンブレジ

えらくするため
かわったなまえを
つける

めだま
まぐろの
DHA
はいっているから
たべさせて
あたまが
よくなって
 ....
サイゼリアと
サンゲリアが
にていると
めーるして
ねこの
えもじを
つけて
うごくやつ

ぶさいくな
おんなが
おとこを
しなさだめ
していて
ばとうごを
くちにしてい ....
五月に生まれた
その時私はたくさん泣いただろうか

明るい小さな窓のそばで
この身体に優しさの種を植えただろうか

育つたびに変わらない
心の水たまりは
やがてゆっくりと輪郭までを映す ....
深い海の底 暗い洞窟の中
スポットライトのように
光が差し込む ブルーホール
暗闇の中のただ一つの希望
暗闇の中でただ一つの希望

ホールから差し出される手をひたすら待ち続けて 
暗闇か ....
夕方 ボート池のほとりで
すずらんが 風に撫でられていた


父さんにほめられた子どもみたいに
よしよしされて 満足げに揺れていた


空気は甘く 池はしずかだ
ああこれでいいんだ  ....
切っても切れない

生まれ変わってもまたね
誓いにも似た優しい気持ち


たぶん始めから終わりまで何も変わらない
変わったのは私自身

独り立ちして先走った影は





 ....
あなたのからだに耳をくっつけて

一番やすらげる体温を探していた


あなたの体温が好きなのかと思っていた

体温が小数点第十一位までわかるなら

それはあなたにしかない数値なのだか ....
目が覚めて
昨日の夕食で朝食
元気なく出かける
昼休み
車内でパンを食べ
展望台で歌っていたら
ダイジョウブデスカと
片言で心配される
帰り道
急にお腹が痛くなって
インスタントの ....
落ちていきそうな音楽に
目を閉じて
その浮遊感に身をゆだねる
落ちていくのに
浮かんでるなんて
頭が痛くて早退したら
近所のカフェで宇宙戦艦が
かかってた
「ヤーマートゥー!」
発音が甘いな親父
コーヒーも甘いがな
わたしはあなたの影しか知らない
そう言って幾度 舌を出しただろう
一度に燃え尽きる無数の蝋燭
その揺れめがけ 蒼は降り来る


消えかけた右腕を明るく照らし
頭上の痛み  ....
斜めの鏡に映る逢魔
草が双葉へ渡す花
解体される建物が
料理のように匂いはじめる


小さく鳴る水藻
かわいては沈み
ふたたび浮かび
壁と影を繰りかえし濡らす
 ....
TVドラマなどでは
まず画面に映されなかった
ブラウン管TV

いまは
薄型液晶TVは牢名主かの様に
ふんぞり返って画面に映される

これは差別だろうと
ブラウン管TVたちは
廃品 ....
削り落っことした青いひかりの先を歩いていた
背筋をぴんと伸ばした野良猫も野良犬もみんな連れてってさ
錆びた戦闘機からマーガレットが咲いているのを見たのさ
そよ風に誘われるがまま泪はいつ ....
あの「滝」に含まれる水(推)量についてと
その「滝」がこの世にあるということについて
私が、これっぽっちも手がかりを掴めないでいる間

あなたは、そんな私について
思うことがあるような素振り ....
冷たい湖の中をただひたすらに泳がせて欲しい

何処にも始まりはなく何処にも終わりがない

水草に足を取られて沈んでしまうまで

ただ泳がせてほしかった


そんな事を思いながらあの日 ....
ヤドカリのバスタオル 頭上注意薄ピンク色
偶然かしら pjの同色のバスローブ

 夕食はまだなの 今日はオーブン料理だから
 帰宅を待ってるの
 
 湯冷めは 昼間の太陽の余韻がフワリ ラ ....
 
 
炎天下に日傘を差すと 
エイだった(魚の方の) 
図鑑に書いてあるとおり 
危険な棘に注意しながら 
そのまま差して歩く
エイは不機嫌な様子で
時々、乱暴にヒレをばたばたさせる ....
夕暮れの 中で
何かを 感じた

それが 何かだって 言うことまでは
分かった

後は 雨が
洗い流して しまった
跡に 粒が
自己主張を しているだけ

霧雨ならば
硝子を  ....
まだ五月

夏とよぶにはまだはやい
いったい何がはやいのだろうか

汗をながした数なのだろうか
暦の数字のことなのだろうか
はやる気持ちの焦りだろうか

けれどもう
それはもうそこ ....
無造作に弾いたら そのまま消えてしまいそうな
泡の瞬間

それは夢のようで 夢ではなく
幻のようで 幻でもない
いくつもいくつも折り重なって行く二人の
誰にも云えない永遠だった

まだ ....
風よ吹け
そして俺達のみすぼらしい魂を笑え
みすぼらしい事にみすぼらしい姿で
汲々としている俺達を
風よ吹け
そして俺達の腐った魂を凪いでくれ
世界はまもやく穏やかな風になり
人間などは ....
   
この世界が滅びても
僕の世界はある
人間がいなくなっても
僕はいる
一本の枯れ木のように
一輪の花のように
そして君もそこにいて
僕を見つめている
何のためかも知らずに
やっと時代がお前に追いついたな と
いなり寿司を食べながら旦那が言った

味がついていて パックに入ったまま
温めて ご飯をつめれば出来上がり

便利なものがあったよと 
嬉々として食卓 ....
きらぎらしく耀へる湖面 滑る浮き舟
流れのまにまに 身を任せて
絡む水草を 押し分け行けば
彼方に見ゆるは 安土城

{ルビ古=いにしえ}の戦さに 敗れし{ルビ武士=もののふ}の
御霊眠 ....
「さよなら翠星石」

ああ、この気持ちはあれだ
尊大で高圧的な父が
ある日とつぜん無職になったような

そんで、やっとこさ再就職しても
テレビに出てる生活が苦しい人よりも
高卒のヤンキ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
葱坊主朧月112/5/18 7:50
買った物について番田 112/5/18 2:24
聖書はるな212/5/18 1:33
空が片方の目を瞑る瑠王6*12/5/18 1:00
加藤 官触治6112/5/18 0:21
昼のミンロウド012/5/18 0:09
五月松本 涼412/5/17 23:47
ブルーホール無限上昇のカ...812/5/17 23:32
ボート池で八布512/5/17 23:21
ヒカリの影112/5/17 23:17
Searching for my life with you ...吉岡ペペロ312/5/17 22:51
3食mizuno...212/5/17 22:44
meteor412/5/17 22:30
Sao Paulo112/5/17 22:22
ノート(Thermo)[group]木立 悟412/5/17 21:51
The End Of An Ear612/5/17 21:49
牢名主HAL2*12/5/17 21:43
光源Ⅱマーブル512/5/17 21:26
風が刺さってyuugao212/5/17 21:10
永乃ゆち8*12/5/17 21:06
夕食前のひととき朝焼彩茜色4*12/5/17 20:56
炎天下たもつ612/5/17 20:32
サイコロの目藤鈴呼1*12/5/17 20:10
「おさない、夏」ベンジャミン612/5/17 12:46
Bubbles南 さやか112/5/17 11:07
動物達の会議yamada...412/5/17 10:42
見つめる112/5/17 9:47
す のもの砂木10*12/5/17 9:39
【 湖都 】泡沫恋歌8+*12/5/17 7:43
スーパーエンドルフィン翠星石一 二1112/5/17 3:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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