空気が冷えると
葡萄の匂いがする

秋でもないのに
葡萄の実も
成ってないのに

初夏のある日
雷が鳴ると
秋の匂いがした

勘違いした
お天道様が

初夏なの ....
「あなたの愛はどこか角がある」

君が云ったその言葉には刺が・・・
事を丸く治めるために
何も云わずに微笑みかけた

たとえば
愛を敷き詰めてみる

角があると云われた
私の愛は四 ....
籠は揺れて 蓋が揺れて 息を漏らすように 手が食み出しているというに
あなたのことを殺す草い帽子 爪先で被って

逃げるように 戦ぐように 私はなにもしらない
私はなにもわからない 私はなにも ....
太陽を食べて
涙雨を飲んで
微風を纏って
空気を読んで

そうして生まれてきたの
はじめまして  わたし

素敵なわたしの物語
ここからはじまるよ!
さくら色の
朝まずめに
わたしは
やたらおおきな
あなたを
釣りあげたわ

あなたを
狙ってたわけじゃないけど
ビギナーズ ラック??

ラックはアンラックって
そのとき海はい ....
隣の部屋から咳が聞こえる
私の咳のように

隣の部屋にも咳が聞こえる
私がした咳のように

咳は止まらない
隣の部屋がないのだとしても

私が私の咳をして
隣の部屋で聞 ....
ほしいもんは素直にほしいと言えと習った気もする









いただきますやら
こんばんわと一緒に








それらの用法 ....
一人ではない
理解してくれる人が
共感してくれる人が
許してくれる人がいる

人間にできる事
伝える事
思いを伝える事
そして地道な毎日を歩く

皆の幸せを願って
今日も歩いてゆ ....
泣いても泣いても零れて止まらぬ泪よ

この雨と一緒となって流れてしまえ

悔しいことも辛いことも嫌なことも
全部全部この泪と雨と一緒に流れてしまえばいい

もし明日晴れたら
全部が綺麗 ....
いくら頑張って地面を蹴飛ばしてジャンプしてみても 

僕の指先より世界はやたらに高くて 

どんなに頑張って地面を掘り返しても

僕のつま先より世界はとんでもなく深くて 

両手を精一 ....
ブランケットにくるまって
ハーブティーを啜りながら
こんな詩を読んでいる場合じゃないよ

許せるようになんてならないよ
認められるようになんてならないよ
好きになれることもないよ      ....
そうねえ
はじめてのオナニーは
確かブレイク前の
浅野ゆう子を
思い浮かべてだったっけ

とれんでえドラマの
主役を張る
うんと前のことだわ

大好きだった
キャンディーズの
 ....
私たちがはぐれたのは その場所に向かう途中だった
それぞれの場所から同じ地へ
密かな約束の文(ふみ)が 同時に舞った
未明の空

傍らの夏を奪うような あの風は
何を暗示していたのだろうか ....

 流れた声は言葉で
 かたちになる
 明確に息な
 風船のなかみのこと
 君はそれでも空気だという


ああいえばこういうっていう、もうスキルというより法則みたいなもの‐あれなんな ....
うそつきな服を着た少女たちがすべってゆく表通り
中華料理店の裏口の窓に三度高く上がった炎
路面電車の停車音が精神異常者の断末魔の叫びを中和するダイヤグラム
ボサノバ気取ったニュー ....
その昔人間の
手付かずの丘だった
僕の街には
タテハ蝶がやって来る

その中でも特に
僕の家の玄関の
植え込みの低木に

イチジクの実のように
群れてじっとしている
彼等が悲しい ....
まだ続く冬の路
の途上にて
たずねれば
あなたはそのままに
墓標が伝える
笑顔
この冷たさに
凍えもせずに
思い悩んでいる
わたしあて
何かを
言いたそうに
視得るのは
ただ ....
誰も知らないんじゃないんです
知られたくないから言わなかったんです
その、
次の台詞までは考えないままに
息もせずに眼も開けずにただ
立ち尽くしていた時間はいったい
どのくらいだったのだろ ....
昨夜は、本を抱えたまま眠る人だった

活字は描いた
夢の中へ浸水するやいなや
なめらかな黒髪の毛先を
屈強な体躯の背中を
雨露でできた葉むらの中の
縦笛のようなフクロウの響き
カミナリ ....
私たちは
どこからかやってきては消えていく
エスカレーターの途中の段の上で
足踏みしているに過ぎない
もしくは
ミシン針のように
足踏みしているに過ぎない

時間は
未来から過去へよ ....
闇に紛れなければ
手を繋いで
歩くこともできない

それでも
あなたをいつも
探している


私にはあなたが

大切な心の拠り所


たった一言の言葉で
抱き締める力強さ ....
棒が一本あったとさ

葉っぱかな

葉っぱじゃないよ カエルだよ

カエルじゃないよ ミカエルだよ

ミカエルじゃないよ カエサルだよ

カエサルじゃないよ アウグストゥスだよ
 ....
   
好きな女の子や男の子を見ると
胸の鼓動が高まり感情を知らせる
科学雑誌には心臓の機能は事細かく載っているものの
この私の気持ちについては載っていない
それでも人は「ノー」と言うから
 ....
明かりのない道を歩いている
幸せではないがどこか安心できる
昼間の歩幅からは想像できないほど
短く摺り足で進んでいる
確実な一歩のイメージとは遠く
でも進んでいる

目的地はあったのかも ....
君はいつも笑顔だね。

君はけっこう考え込んでるね。

君はたいてい一人でやっちゃうよね。



ねぇ。

がんばり過ぎんなよ。

たまには休めよ。


私が ....
あなたって優しいけど、ずるいね。

あなたって鋭いけど、無知ね。

あなたって良い人だけど、ダメな男ね。

あなたって、あなたって、あなたって。

それでも愛してたのよ。
彼女は生まれつき右手に銃を握っていた
やがて彼と出合った彼女は
左手で彼の手を握り
右手で彼の心臓を打ちぬいた

彼の体を突き抜けた弾丸は
二人の暮らす小さな部屋の
白い壁に黒い歪を残し ....
 
中途半端な知識は
無知に等しい
 
中途半端な愛は
苦しみを生むだけ
 
中途半端な覚悟は
言い訳の余地を残すため
 
何もない
風だけが 吹いていた
夜の食べ物が
遙か彼方から迫っていた

休みが欲しい
一日中日差しを 浴びたい
とても疲れていた だけど
そう思うのは 何故なんだろう
巨乳に触りたい
それが君の本当


耳を舐めたい ももを撫でたい

それだけ。


でも

でもじゃない、それが君の、リアル。
ありったけの、生身。


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
葡萄の匂い小川 葉312/6/7 0:23
○愛と□愛ちゃむ512/6/7 0:18
草い帽子十二支蝶012/6/6 23:50
はじめまして田中真知112/6/6 23:38
まずめどき草野大悟1*12/6/6 22:55
小川 葉012/6/6 22:54
ほしいもんはTAT312/6/6 22:28
伝えると許すペポパンプ4*12/6/6 21:33
桜 歩美4*12/6/6 21:27
天と地の間に文字綴り屋 ...1*12/6/6 20:47
ブランケット便りkomase...1*12/6/6 20:43
告白されたオナニーの記録花形新次012/6/6 18:43
Shaman (シャーマン)南 さやか412/6/6 18:27
ウォー!!さわ田マヨネ112/6/6 18:20
饒舌する不在(それが伝言板ならどんな言葉も読み取れることはな ...ホロウ・シカ...5+*12/6/6 18:06
帰郷和田カマリ1*12/6/6 17:43
ことづてもっぷ512/6/6 17:28
描かれたものとリーディング312/6/6 17:25
寝ぼけ瞼に張りついた詩風呂奴312/6/6 15:03
時間旅行そらの珊瑚1412/6/6 11:58
心の拠り所日向なつ112/6/6 11:45
【かわいいコックさん】つむじまがり5*12/6/6 10:53
告白yamada...112/6/6 9:31
暗い道marux21*12/6/6 4:48
永乃ゆち2*12/6/6 4:41
あなた1*12/6/6 4:36
彼女には赤いドレスがよく似合う只野亜峰112/6/6 4:18
中途半端次元☆★4*12/6/6 2:26
欲望は味方番田 212/6/6 2:24
トラックまきしむ2*12/6/6 2:14

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