詩を書いた
僕は 一体何だろう
だけど 確かではないけれど
僕は思いを綴っている


そして 会社を辞めた
僕は 今 何者だろう
そんなふうにして 渋谷の街が 今日も
涙の色に暮 ....
タルトタタンをまっぷたつに割ると 忘れかけてた黄色い生地から
たくさんの見えない船旅が
競走馬のように水平線に向かって道をつくる。

水平線の向こうには大きなコップの頭が見えている ....
僕は、路上に寝転がっていたよ
空から雨が降ってくるから
口をあけて 流れ込むに まかせていました
猫も近くにいたよ 茶色のぶちの
かあいいやつね へへ

何を言ってるんだ 俺は
何をふざ ....
戸棚のクッキーが
食べられていた

何もないように
皿だけ残して

同じ大きさの
宇宙の皿に

ふたたび
クッキーが現れる

ぼくに
食べられるために
人は誰しも人生の主人公だとよく聞くが

私は私の人生においても脇役ではないかと思う

ヨークシャテリアのクィーンは未だに懐かない
(私が名付け親なのに!)

今日こそ告白するぞとお洒 ....
雨音が降り続く静寂に
薄暗い部屋

こんな日に訪れる人なんていないから
ベルはならない

炭酸水を手にとった
窓の景色はゆっくりと流れて
時計は止まってしまった

好きな雨の歌を
 ....
愛してる いつの間にか
慣れることに慣れたのさ
痛みが鈍くなって
楽にはなれたのさ

だって
あの頃に比べれば
怒鳴られても
バカにされても
お金にはなるし
少しばかりのプライドのせいで ....
かいつまんで言うことは苦手で
けれども饒舌に語るなんてことは以てのほかで
またしても私は能面のようにうすら笑いを浮かべて

輝ける場所は無くなった
いいえはじめからなかったのです
旋律 ....
冗談を言えるようになりたい
枝を打ち鳴らす風のように
人を笑わせる人になりたい

愛を歌えるようになりたい
地を焼き尽くす野火のように
人の心を燃やす人になりたい

ネズミになりたい
 ....
有史以来
その出現以来
全地球制覇を目論み続けている植物たちよ

今年わたしは
とある一区画のナガミノゲシと戦います
ロゼットの形も
放っておいたらどうなるかも
去年のうちにしっかりと ....
眠っていれば見えてくる本当の東京
お前はちゃんと寝ているのか
ちゃんと寝ていないと東京はお前から逃げてしまうぞ
お前のものだった東京が
広がりすぎて、言葉にできなくなっている
お前のものだっ ....
小さい頃ボロボロの毛布をいつも持ち歩いていた

名前はぷーぷーちゃん、と言った

幼稚園に行く時もお出かけする時もいつも一緒だった

小学校に上がる時

「もうおかしいからね? ....
夢も希望もない
することもない
人の為にできない
自暴自棄

私を待っている人がいる
私を必要としている人がいる
私でないとできない事がある。
私を好きな人がいる。

上を見りゃき ....
人生何の為にあるのか
わからない
人の為になっていない
死んでもいい

上司に逆らい
上司にパワハラを受け
上司から暇を出される
上司の転勤を願う

コーヒー漬けの毎日
食べ物も ....
誰とも遊ばない
誰とも話さない
誰とも食べない
誰とも会わない

孤独な毎日
孤独な人生
孤独な時間
孤独な暮し

毎日勉強して
賢くなって
酒も飲まない
楽しみがない

 ....
わたしは
ただ
きみと
一緒の
空間にくらしたいだけ

ずっと  そう
ただ きみと 一緒の 空間に暮らしたい だけ

中学二年のころから ひたすら それを 願っている
のです が ....
扉が開くたび
音は
刻印される
開け放たれた
向こう側の
草いきれと
風を
振り払う
潰れた
知らない視線
少年は、石段の途中でふり返った
少女の気配を感じた、
そう想った





     ・・






ガス・マスクに着古したウェディング・ドレス
少女の姿は、そんなも ....
砂漠に蒔かれた種たちは
けして芽吹くことはないと
それは誰にもわからない

渇ききった大地に
足りないものはなんだろうか

水だろうか
水を与える人なのだろうか
雨を降らせる雲なのだ ....
夢をみた。

君があらわれ
去っていった

夢をみた。


存在は
奇蹟


ありがとう
見慣れた空から降る
無数のカプセル剤
アスファルトの上
止まらないダンス

俺は下を向き
薬を掬い取り
犬のように
顔を突っ込んだ

水無しで飲める
限界は超えていた
途端に胃 ....
やり直せると思ってきた
天使たちが羽ばたき 飛び去った後でも
私は過去ばかりを見つめ 現実には気が付かなかった
衰えた私は 羽ばたきさえ忘れて
渡りができずに朽ち果てる 渡り鳥みたい

や ....
ゆるせないものが多すぎて困るんだ
面取りを忘れた大根の
尖った角にさえ傷つく
そんな自分の弱さや{ルビがさつ=・・・}さにさえ傷つくものだから
血はどんどん流れてきりがない

からだの中を ....
私の日常は 多分 あなたの日常とは違って
暮らしの大半は 日の当たらない部屋で
オンとオフの境目も曖昧なまま
鈍麻した感情を 刺激することもなく
何となく過ぎていくだけ

会話すらしない日 ....
人工的な白い光は
添加物に似て もやがかかる

間接照明にロウソクの火が
馴染み深き吐息に消えない 風に囲まれた
意場所

〒7桁で留まる この世のシブミ行動範囲
黒と黄色の 蜘蛛界の ....
スピード感を着た〈ち〉 は
ねずみの時間を生きているようだ

暇は肩身が狭い

電脳空間で
ヒマをマヒされられた〈ち〉は
走り続けて
衝突することで終える彗星のように
終わりに向けて
記憶を更新 ....
風も人も寝静まった闇で
一艘の舟が離陸して行く

飛べない二人が翔ぼうとする世界は
ただひとつ
 互いの彼方を繋ぐ空

優しさだけを写さない眼差し
間隔を早めた呼吸の狭間に映り込む
 ....
暗い森の木の根元の茂みの中
闇に光る二つの目
光の反転した森の風景の中
鹿が逃げようとするが
矢庭に飛びかかる黒い大きな影

まず獲物の内蔵を喰らう
黄緑色の内蔵を喰らう
赤い筋肉を食 ....
そこで出会い
我が身を語れ
世界を支配して
笑う者も
愛に傷つき
泣く者も
そこで互いに語り合い
己が身を軽くしよう
そして、己を持たぬ者達は
門外で順番を待て
刻々と流れていく時 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
誰かの詩番田 612/6/5 2:28
タルトタタンの詩パラソル212/6/5 1:34
laundryまきしむ212/6/5 1:31
月食小川 葉212/6/5 0:16
脇役永乃ゆち1+*12/6/4 23:58
呼び鈴ちゃむ2*12/6/4 23:58
ほんとは嘘だなんて嘘なのなんて嘘なの竜門勇気012/6/4 23:28
サマーローバー112/6/4 23:25
Ras012/6/4 22:23
あこがれまーつん10*12/6/4 21:54
花と緑のフーガ海里212/6/4 21:39
東京往生新守山ダダマ312/6/4 21:38
ぷーぷーちゃん永乃ゆち8+*12/6/4 21:20
Forever, everywhere, and for e ...ペポパンプ7*12/6/4 21:14
無気力3*12/6/4 21:14
最近2*12/6/4 21:14
望み草野大悟2*12/6/4 20:51
フクスケ012/6/4 20:35
伝説というはじまり月乃助5*12/6/4 19:04
「砂漠に蒔かれた種たちは」ベンジャミン312/6/4 18:38
去っていった渡辺亘112/6/4 18:05
カプセルレイン和田カマリ012/6/4 17:54
無限上昇のカ...412/6/4 17:45
出入国三原千尋612/6/4 17:36
意味のない日々に関して無限上昇のカ...612/6/4 17:26
人格分の意場所朝焼彩茜色7*12/6/4 16:56
わずらった〈ち〉阿ト理恵6*12/6/4 15:23
ラバース・コンチェルト南 さやか0*12/6/4 13:53
ジャングル大帝……とある蛙10*12/6/4 11:40
魂の神殿でyamada...112/6/4 11:27

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