湖面の淵に座り
文字で満たされた水面を掬う
誰かの言葉が耳を貫いた
様々な感情が混ざりあった波は
さらさらと湖面を滑る

水面を覗きこんだ
私の白い肌は
言葉に出来なかった思いが赤く滲 ....
私には選択の自由がある

お金が無かろうが
年を取っていようが
一度  夢に破れようが

友人に裏切られようが
恋人が出来なかろうが
みなに嫌われようが

私には選択の自 ....
軌跡描いて駆け抜ける青
鼓膜に響く歌声


揺さ振られて
膨張する熱は
見えない鎖を熔かしていく


震えて
怖がって
瞳閉じて

誰かが背中押すのを待っていた


恋 ....
子供のリュックサックの側の付近では
いつもの均等で均一な空気が
なんとなく急かされているように見えて・・・。

真っ黄色に染め上げられたリュックが
強い昼の日差しを受けて
何かのキャラクタ ....
痛いのかどうかはっきりとしないけど、心に先行して腹部が諸手を挙げているのでとりあえずここは「痛い」ということにして甘えるのもアリと思ったわけで、ストレスのストレスによるストレスのための方便にしか聴こえ .... 世界と言うのは理不尽に回ってる。
地球は地軸を中心に自転していると思えば
太陽を中心に公転している。

しかし、その太陽すらも
銀河の中心にあるわけではない。

太陽だって銀河の中で公転 ....
知らないよ
そんなもん

夢をもて
なんて
むせきにんなオッサンやオバハンや
センコウや家族はいう

知らないよ
そんなもん

あんたらがいう夢とやらは
化石みたく
とおい、 ....
   

お前達は何一つやらなかった
この千年・・・いや、二千年というもの
お前達は何一つやらなかった

お前達はただ喚いていただけだ
自分達の好き好んだ言葉だけを
成功者を賞賛し、失 ....
少女が死んだ時
お前達は無視しただろう?
俺が自殺した時
お前達は嘲っただろう?
・・・そして家に帰ってテレビかパソコンの前で
急に憤ったり正義の心を発奮させたのだろう?
そして今日、小鳥 ....
褪めた月で明日を占いながら

ひび割れたスピーカーの帰り道で独り

ラプソディーが夜の虹を創っている
 
安穏な洞窟の中
降り注ぐ驟雨が
旅立ちを強制した

外に出て
傘をしぼめば
そこは
ドライランド
一切の潤いは
否定されている

だけど
悪い事ばかりじゃない
この
ドライ ....
朝を夜を繋いで

声の届かない日々を埋め

立ち尽くす浜辺で

涙が海に溶けるまで

心が波に溶けるまで

朝を夜を繋いで
 
牡牛座と双子座の間に生まれた
境界線を
漂う
定めを持って

牡牛座の子供たちと
双子座の子供たちの間で
戦争が起きて

俺の右手首の
歪なためらい傷が
二つを区別する
国境に ....
狐の嫁入りと言う言葉を聞いたのは中学生の頃


何故か白い狐の面を被った白無垢のお嫁さんを思い描いた


林の中をひっそりと進む行列が雨に濡れて哀しく思えた


何故狐の面な ....
家がおり良が生まれる
なんと幸せなことだろう

君達が傍にいるというのは
本当に幸せなことだ

ただそれはとても幸せすぎて
怖くなっていく
何かを得たとき
何かを失う恐怖も得る
生 ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
太陽と金星と地球が重なり合う

すれ違うとは重なり合うということなんだ


雨の並木道を散歩しながら

緑の薫りを嗅ぎながら

命や無生物たちが歌を歌う


太陽と金星と地球が ....
{引用=

みなも、
おおきなうねり、
くしゃみを、
すると、
さかなは、
はねる、
おとは、
よろこび、
きみは、
おとなになる、
ずっととおい、
ひるさがり、
から、
 ....
{画像=120608223742.jpg}



何もないが降った日に


季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ....
引き出しの整理をしていたら


何かのおまけでもらった


厚紙でできた


ポケモンの


ホワイトボードが出てきた。


それには


未だに消えずに


 ....
つくづく
人の身体とは水で出来ているのだ
と感じる

代謝がいいと
良く水を排し
身体はくびれ
欲し
肌は潤う

水によって
清められ
水に癒される

そうだ
命の源も  ....
封印の切れ間から解き放たれた
過去の残照

触れることの出来ない 誰かの眼差しが
導線を伝って呼び覚ます 同じ痛み

掛け違いのボタンが全部 床に散らばって
ようやく向き合えた私たちは
 ....
夏は訪れるだろう
誰の元にだって
自分の過去をたどるべき時はやってくる
僕は どこに向かうべきだろう
それは 遠い昔に見たことのある光景だ しかし
僕はそこに戻ることはできないのだ
僕 ....
ほどけた言葉が

にゃにゅにょ

へへと笑う

もにゅめんとがころがる

不必要も大事ふらふーぷ

にゃにゅにょ

くくと笑う

とーてむぽーるがのびてゆく

わからな ....
少し上機嫌で宵を迎えると
黙ってふところをまさぐられ
虹のかけらを一つ
出し忘れていたのを思い出す

そいつは日没の時刻も守らずきらんきらんと光っているが
宵がつまんだらくすんで汚れて消え ....
歌うなら声を殺して
くれぐれも僕に聞こえないよう

泣くなら声を張り上げて
喉が裂けて血がしぶくほど

恨まないで
嫌いなわけじゃない
ただ一緒にいたいだけ
ありがとう
僕をむしばんだ
虫たち

ありがとう
僕を愛してくれた
虫たち

僕は旅立つ
君らは僕の
供をするというのだろうか
それともむしろ君らが
僕をいざなうのか

 ....
苦悩の女神が
僕の手を引いて
眠れぬ夜に連れ出した

花は閉じ 草は項垂れ
月は雲の毛布に潜り込んで 高い鼾をかいていた

ブナ林を背にして 裏庭に立つと
女神は両腕を広げ 僕はその中 ....
恩師のY先生は 
僕が被災地の石巻へ旅に出る時 
ポルトガル料理とポートワインに酔い 
ほてった頬で突っ立つ僕を 
店の出口まで見送り

その日の遠藤文学講座で
僕の詩集が何冊か売れたお ....
人形劇の舞台の上で 
おどけた河童の傍らに 
黒子がひっそり、ついていた 

日々の舞台で僕がマイクを手に 
愉快な話をする時、ふいに 
僕を僕にしてくれる 
黒子が背後ですぅと動く 
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ミツバチ8+*12/6/8 22:03
私には選択の自由がある田中真知212/6/8 21:33
twinkle涼深512/6/8 21:21
平坦な夜を明(空)かしてyuugao212/6/8 21:15
痛い、やっぱり痛い。komase...012/6/8 20:39
きりがないと言えばそれまで。神木♪龍012/6/8 20:35
夢という劇薬草野大悟2*12/6/8 19:17
何一つyamada...212/6/8 18:38
小鳥が道に堕ちた時112/6/8 18:38
ラプソディー徘徊メガネ512/6/8 18:29
ドライランド和田カマリ012/6/8 18:16
この手は放さない徘徊メガネ212/6/8 16:26
海面上昇9rabbit...312/6/8 15:25
狐の嫁入り永乃ゆち8+*12/6/8 14:48
家と良marux20*12/6/8 14:29
雨好きです吉岡ペペロ2012/6/8 11:27
宇宙の歌712/6/8 11:26
ミナモmugi3*12/6/8 11:01
日本橋のイタリアンレストランで / 2012.05.27beebee25*12/6/8 7:46
ポケモンのホワイトボード。永乃ゆち5*12/6/8 7:15
すいぶん森の猫11*12/6/8 6:14
Corundum南 さやか312/6/8 4:30
アイルランドの街角で番田 212/6/8 2:43
にゃとにゅとにょ灰泥軽茶4*12/6/8 2:36
朝の遠い夜を(髪留め一つ分の輝きのための)月見里司012/6/8 2:21
蜜の味ゆべし112/6/8 2:06
旅立つ夜毎のうたシホ.N212/6/8 1:47
眠れぬ夜に、裏庭でまーつん9*12/6/8 0:20
旅の始まり 服部 剛112/6/7 23:59
黒子212/6/7 23:55

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