私が知らない大人とSEXしても
あなたは大人なので気付かない。
お金をもらってしもうた。
そんなことを考えてて。
小さい猫の鳴き声がする。
蛙 ....
あなたと過ごした瞬間は
いつまでも輝いているよ
最初の春にはハクモクレンを眺めて
最初の秋には夢を語って
振り向くたびにあなたは優しく微笑んでいた
気付いたんだ
夏の終わりの突然の ....
俺なんてこんなもんだって思えたら、おめでとう
所詮、俺なんてこんなもんだ
そう、俺だけなら
欲望は愛を腐らせる されど
愛もまた 欲望の成れの果て
頭のいい人は
腐るほどいる
アイデアが浮かんでも
すでに考えている人がいる
と考えるべきだ
そこにはパッションが必要だ
人を幸せにしたいと言う想い。
自分がいくら辛くても
他人が少 ....
私には希望がある
決して手に入らないものを求めている訳ではない
天文学的確率でも
可能性が0.0001パーセントしか無い訳でもない
何事にもタイミングが重要
今回を逃したら次は無いと ....
星はかくれてる
いるはずなのにみえない
それだけで心細い
ひとりになったよう
認められたい
あっていいと言われたい
ひとことで
救われる夜
だれかがだれかのそばで
安心を得る ....
いやいやいや
無い無い無い
問題を大きく捉え過ぎだろ
....
缶チューハイが降り注ぐ夜
めんどくさい人生が酔ぱっらいのあたしに
くだをまく
だって嫌われちゃったのよ
あたしあたしがきらいになってゆく
缶チュウハイのレモンがあたしに
素直になりなといっ ....
餃子を蒸して食べた。
皮が厚くて美味しかった。
一緒に蒸した人参を食べた。
硬くて嫌な臭いがして不味かった。
餃子を先に食べればよかったと、後悔した。
私の口の中は人参の臭いで満たさ ....
綺麗になりたいと思って伸ばした爪に入る汚れの多さ
痒いと思って掻いた後に気付く瘡蓋から流れる血
届かないはずの想いを瓶に詰めて海に流したら届いた時の怒り
手をつないだ君との将来の約束 ....
いつかみた夢が忘れられないでいる
酔い潰れてあの人の名前を叫んでいた
原風景は理想郷でしかない事実を知らないフリしてる
遠い遠い昔私はまだ純粋だったはずだ
夕立の後 ....
エルミタージュを観にゆく
たくさんのクララたちがいる
そのこころに寄り添える者たちが微笑んでいる
木々が揺れている
デュフィのカーテンが揺れている
絵を観るとはじぶん探し ....
眠れない夜に
涙が出た
幾粒も、幾粒も…
私の「好き」と
あなたの「好き」は
燃え盛る炎と
凍てつく氷くらい
温度差があって
決して
歩み寄ることはない
....
多分 静寂な夜だっただろう
いつもと変わらない日常が終わり 子供たちはベッドで眠る
大人はたちは静かにお茶を飲み 聖書を開いて神に祈る
いつになく静かな夜に 何の疑問も持つことはなく
未来を築 ....
救いようがない場所に
気づいたらこんな場所に
バカにしていた当人が
バカにしていた対象そのものに
掬いようがない距離に
気づいたらこんな距離に
蔑んでいた当人が
蔑んでいた対象そのも ....
忘れていたわ
時の砂は音も無く
ふりつむ透明な悪魔だってこと
どこへいようと
逃れることはできない
生の終着駅が死であることから
逃れることはできない
気づかぬうちに
若葉は枯 ....
誰にも触れられない場所に
花が咲いていた
切り立った崖の中腹
そこには
誰も登って来れない
誰も降りて行けない
そんな場所に独りぼっちで
花は気高く咲いていた
小鳥の囀りに ....
心が高くバウンドして
トランポリンの上で
ピョンピョン跳ねまわる
鉄棒をクルクル回って
天と地がひっくり返った
白いスニーカーで雲を蹴飛ばせ
鼻孔を開いて
大きく深呼吸をしよう
....
この世に……
{引用= 自分を必要とする人が
誰もいないってことに
気がついたら
もう
人は死ぬしかないでしょう
それ ....
実体のないおとこからプロポーズされたあなた
その日夜の帳を待ちきれずに、一台の車が朽ちた垣根の脇を走り過ぎた
荒れ果てた民家の中庭には真新しい領収書とセピア色の写真が埋められて
僕は ....
がらんとした部屋に
淡い光が射して
細く長く伸びた観葉植物の葉の
あまりの碧さに目が眩んで
倒れてしまいたい
そんな独りの或る昼下がり。
何もない日に
何故だろう 僕は 見ている風景に寂しさを感じた
辞めた会社の空気が頭をかすめる
僕は ずっとひとりだった
僕は 生きるべき場所を 間違えたのだ
君と二人で抱きあっていただけ ....
光の夢と引き換えに
二人は大きなものを失った
なすすべのない夕暮れ
ひと足早くここに来て
懺悔のように君を抱きしめる
光の体は思ったより身軽だけど
互いを目と目で
確かめ合うこと ....
段差段差
すらりと綺麗な人が
高いヒールでぐにゃりとごろりところげた
うしろを歩く私へ
勢いよくかかとが飛んできた
私はちょうど
小ぶりで可愛らしい
さんかく ....
こぜまいワンルームを飲み込む深い夜
に響くのは これは 負け犬の遠吠え
目に見えない明日との境界を揺るがす
もう二度と朝など来なくてもいいと
静かにしかし重く嗚咽するこれは声なき声の歌 ....
人の顔はトーチのよう
みなの顔に心がよく表れている
魂は青い炎
冬も去り暑い季節がやってくる
僕の心の中には固い氷がある
絶望の暗い気持ち、混乱の頭を運んでくるわだかまり
優しいもの温かい ....
遠く、の庭に落ちていた
秋の葉っぱが迷って
春の野原に来てしまった
若若しく黄緑の
ぼくとは違うこどもたちだぞ
秋の葉っぱは淋しくてかなしくなった
遠く、へ帰ることはできないかな
....
二十二時です
そちらは何時ですか
時は あたしのことなんておかまいなしに 進む
進む
十年以上前のことを 今更
何を言ってるんだと
笑われました
前を向いて
後ろを振り向か ....
風のように
優しく
ケーキのように
甘い
ダンスのように
軽やかに
歌のように
心地よい
喜びも
悲しみも
火のように
燃えている。
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