人の顔はトーチのよう
みなの顔に心がよく表れている
魂は青い炎
冬も去り暑い季節がやってくる
僕の心の中には固い氷がある
絶望の暗い気持ち、混乱の頭を運んでくるわだかまり
優しいもの温かい ....
遠く、の庭に落ちていた
秋の葉っぱが迷って
春の野原に来てしまった
若若しく黄緑の

ぼくとは違うこどもたちだぞ
秋の葉っぱは淋しくてかなしくなった

遠く、へ帰ることはできないかな
 ....
二十二時です
そちらは何時ですか

時は あたしのことなんておかまいなしに 進む
進む

十年以上前のことを 今更
何を言ってるんだと
笑われました
前を向いて
後ろを振り向か ....
風のように
優しく
ケーキのように
甘い

ダンスのように
軽やかに
歌のように
心地よい

喜びも
悲しみも
火のように
燃えている。
山よ星よ海よ
さようなら
4畳半の部屋に
閉じこもり
することもない

時の流れに身を任せ
うたた寝をする
蒸し暑い部屋
コーヒーを流し込む

老人の尻を拭き
五穀米を食べ
 ....
 
 
物、その影は
量となり
嵩となる
影という影は
新たな影をつくり
高く目を瞑ると
擬音語のような
か細い音を立てて
雨が降り始める
わたしは先ず
折り急いだ
紙のこと ....
本当に大切なことだけ
教えて欲しい

大切なことは
ほんの少しのことだけ
人を愛し
それを喜べるということ
ただそれだけ

それだけのことが
この世の中で
どれだけ希少か

 ....
うぐいすの
鳴く小道を抜けて
老人ホームへむかいます
やさしいばかりでないひとは
同じに小さく座ってる

時になやみ
時にわらい

いとなみはしずかにかわりなく
うぐいすが
鳴か ....
生を強制され
死を禁じられ
予め決まったコースを
粛々と進む
それが正しい事なのだと教わって
僕らはここまで来た
なら、今、僕の目に映る
あの流星の光は何なのだろうか?
人間の意想の圏 ....
君は駄目だろう
どうしようもないだろうね
君は使い物にならない
君は人間じゃないから

・・・この世にはどこか健康で幸福な市民というものが仮定されていて
そこから一ミリでも外れたらまともに ....
味覚のない くすんだ

アッシュ トレイ

干からびた ウォッシュ

レットの細波

ひっくり返った

ドトールの裏蓋から

一本の白煙が滴り

ドラム式洗浄機の
 ....
ほんぐもりではない
  うすぐもりでもない
うすばれともいえない
  どくとくのつゆぞらである
でも 紫外線はいちばん恵まれるという
  四季を通じて

いつのまにか ゆびがすべって
 ....
私の恋人はとても天才
だれより天才
だってマーメイドに花の名前を教える。
「グラジオラスの花の色のドレスが欲しい」
「どくだみの花のような控えめなドレスが欲しい」

マーメイド、
君に似 ....
ドレスをどうしようか迷っている、
マーメイド、
私はマーメイド、
たまに琵琶湖に入りにいくの
恋人は機械式時計、
マーメイド、
青いチャイナドレスのマーメイド?
白いロングドレス ....
もし君がいいと
言えば会いに行くのに
もし君がいいと
言うなら飛びつくのに

君からのメールは
ドキドキする
君からのブレゼントは
ウキウキする

ひいては押し寄せる
波のように ....
「視界不良」の電光表示を無視して
向う男たちの背中に 
思わず探してしまう 亡き父の面影

崩れていく 
秒針を振り切るような速度で
表情も、色彩も、形状も 
このジオラマの一部であった ....
{引用=


陰りある微笑みの調べに
すべてをさらってゆく
引き潮

別れの日を思わずには
愛せなかった人の
去りゆく音階


 背後から近づく
 やさしい足音も

 広 ....
地面に
言い聞かせるように
雨が降り続く

無色の
絶え間ない呪文が
街を塗り潰す

紫陽花は
すべてを受け止めようとして
雨雲を黙読し

雨傘は
すべてを受け流そうとし ....
君は言う
もう少し早ければ
こんな事にはなんなかったって

君は言う
もっと頑張れば
こんな事にはなんなかったって

みんな言う
もう少し何とか出来なかったの
後少しがいつも足 ....
ロックフェスで人の見る夢は
一体 何だ
それは道ばたに転がっている
ガムの吐き跡のような物なのだろう
ぼんやりとそれを見つめても
いつかの 自分が吐き出した物であることを
僕には言い表 ....
 ガレージキットで
 お天気お姉さん五体セット
 作ろうっ

 でもさ
 肖像権とか
 どうすんのさっ

 まあ
 ガレージキットだから

 でももし
 訴えて来たら

  ....
ああ、主よ、葡萄酒製造樽の中の数学者よ、
黄金比の幾何学の理想形の球形の塵よ、
此処彼処に蹲る地獄の岩石の似姿よ。
私は殺されて、夢を見ました。
抉れた両目の花が咲き綻ぶ滝となるのを見 ....
夜があまりに長いので
ひとつふたつと数えたのは
ヒツジが柵をとびこえる
ひとみを閉じた景色でなく
あれはそう
誰にでもあるという
こころの風景のいろいろを
喜怒哀楽のふるいにかけて
か ....
あの人が一人で
わたっていったという海峡の上を
ひらひらと

舞う私は一人韃靼海峡で
おはよう  校舎から放射状に伸びて校門を突き破って生えている杉の木と
レンガの上に一列になって羽を畳み損ねているてんとう虫が
機械化された栄子の胸を圧迫する様に私はただ積み重ねてきたレンガを一個一 ....
私の行く先に母がいて
母の行く先に祖母がいる
どうして一方向にしか
すすめないのだろう

幼児のような
おんなのかおになっても

同じ木が
同じ風にふかれて
私たちおんなを
少し ....
ある日、名指揮者は倒れ 
コンサートは(指揮者無し)で行われた 

ヴァイオリンもフルートもホルンも 
それぞれの奏者は皆 
無人の台の上にいる 
まぼろしの指揮者のうごきを見て 
それ ....
空のツリー
その足元に水族館だと
日本人は好きだな
サンシャイン市にも作ったっけ
新名所には水族館
呼び水の呼び水
徒に易くは帰すまじ
展望ついでの家族巡礼
妖しく爽やかデートスポット ....
 頭の中で魚が跳ねた
   ぴしゃんと深みへ姿を消した


 黒い子猫が静かに見てた
   風がぱらぱら捲っていった


 時間は長くも短くもない
   人の物差しはいい加減だ
 ....
正直にいえよっていうけど
ほんとうのことって爆弾で
破裂したら大変で
だからみんな包んでる

キレイな包装紙はね
心の一番うえのこと

ほんとと嘘のその中間
それがね
文字になるん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
笑顔を灯す黒髪5*12/6/11 0:07
夢の前にもっぷ512/6/10 22:35
22時ですはるこ212/6/10 22:13
愛の歌ペポパンプ2*12/6/10 19:37
さようなら(/_;)/~~4*12/6/10 19:24
たもつ812/6/10 18:48
レア渡辺亘312/6/10 18:07
おだやかにいて朧月212/6/10 17:43
流星の光yamada...1*12/6/10 17:39
駄目2*12/6/10 17:39
疲弊takano212/6/10 17:17
忘れただけで・・・信天翁412/6/10 14:12
とくべつなやつら榊 慧412/6/10 11:53
マーメイド212/6/10 11:23
いいと言えばペポパンプ2*12/6/10 11:07
巨大なおもちゃ箱の中でkomase...1*12/6/10 10:46
ひきしおまどろむ海月5+*12/6/10 10:43
梅雨nonya30*12/6/10 9:21
時計を止めるんだ竜門勇気112/6/10 9:03
サマーソニックの道すがら番田 212/6/10 2:21
夢工房藪木二郎1*12/6/10 1:30
改悛と葡萄・悲歎の幻視高濱112/6/10 1:08
「夜があまりに長いので」ベンジャミン2+*12/6/10 0:54
海峡佐藤伊織012/6/10 0:44
憂鬱な朝212/6/10 0:42
一方向からふく風朧月312/6/10 0:16
まぼろしの指揮者 服部 剛712/6/10 0:00
水族salco9+*12/6/9 23:33
釣りには良い日だただのみきや20*12/6/9 23:20
文字の正体朧月312/6/9 22:40

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