カップヌードルがのびるまで
あなたのこと考えてた
かなしいけどおなかがすくから
ズルズルと
涙がでちゃって
おなかがいっぱいなってこころがすっかすっかになって
日常はなんとなくすぎ ....
幸せの反対は
なにもない ということ
うれしいことも
くるしいことも
なにもなければ 私は
生きているのだろうか
見覚えある花が綺麗に
咲いているのに 思い出せない
名前をいい ....
立てた柱に雲は降り、ためた霜にうるう香り
息をする間もなく朝の空気を飲み込む
死なないでねむけ 両のてのひらで香りをすくえない
浅くなっていく 汚れていなくなっていく 脳みそから真新しさが垂れだして
視界の奥はまっすぐになってしまった
....
たいてい たいてい たいてい
町中で眠る
夕涼み会が いたるところで
渡るところに 銀河のお家
積み木現場に サカナにみせた……
ねえ ねえ 探しに行こうよ銀河のお家
夜になると分子が ....
薬を
一錠ごとに
食べて
ドアを
閉める
その
繰り返し
風が
開け放された窓から
冬が春に変わる
ころ
の
甘く
しめった
匂い
狭い
病室で
私の
瘢痕 ....
この詩は
良くないのかも知れない
*
スターバックスで
言葉を無くして
コーヒーを飲んでいた
友達は
恋人と過ごしている
もう一人は
親と過ごしている
....
紅の月が昇ったら
宴の始まりだ
一人踊りを踊る
赤い月に恋をしてるように
一人歌を歌う
赤い月に届くように
私は紅の月が好きだ
赤く燃えるようね情熱的な月に恋 ....
土手道あるくと
草いきれ
生きとし生ける
名もなき命
あぜ道あるくと
緑の一面
稲穂ももうすぐ
あたまを下げる
あるく足取り
太陽のもと
呼吸とともに
あるくリズ ....
蝉時雨が聞こえない夏
外を出歩いていないから
なのだろうかそれとも
夏の暑さは茹だるよう
確実に季節は巡る
けれど蝉の声に存在感がない
これは何だ
聞こえているのに感じて ....
君に抱きしめられたら
もう 僕の世界は終わってしまう
あなたを抱きしめてしまったら
もう 私の世界は終わってしまう
出会いは必然だった
君を初めて見たあの瞬間にわ ....
あたまのうえは
どこからそらに
なるだろう
あめふりぐもの
さかいめは
どのまちゆけば
みえるだろう
こたえはいつも
かぜのなか
つかめどもつかめども
てのひら ....
昨日とおなじものは
いらないのに
明日になったらやっぱり
おなじもの?
君はかわっても
ぼくはかわらないのかな
いくつになっても?
うん。
将来のゆめを語るひとでいたい
九十 ....
いいから、早く
あぶらまみれの手を
さしだしてみろよ
たじろぐ君のうら側で
折りたたまれた意味が
つぎつぎと辞書へかえってゆく
地平線をトリミングする山はない
(従って心を潤してくれる一級河川はない)
水平線を指呼できる前庭はない
(従って体を洗ってくれる潮騒は聞こえない)
そんな転居先の片田舎だが きょうは
遠 ....
・
きみがほめてくれた鼻梁のさきから
からだはくさりおちていきます
(崖にたつ風車たちがうつろにめをまわして
入水自殺をこころみるたぐいの
そうして盲いるときは
....
砂時計を鏡に向かって投げた
壊れたものを拾い集めて
あなたにあげるわ
喜んでくれるんでしょうね?
私を車に向かって走らせる
崩れた肢体を元通りにして
あなたにあげるわ
綺麗だねと言う ....
ノックを待たずに
こちらからドアーを開ける
いつも
だれか にとっての だれか のかわり
ドアーが開いて閉じ
もういちど開いて閉じるまで
種火がはげしくなり
さかい目をも ....
その微笑みを私以外の人に向けるあなた
大好きだけれど大嫌い!
その腕に抱かれる人はどんな女性なの
許してあげるから教えてちょうだい!
その目に映るものすべて
面白がってあげるから私を見て?
....
いのちの西側に
あなたからの呼び声がきこえる
ようこそクーパー
金星に宿るピアノの旋律
わたしは幸福な者たちに包(かこ)まれて
とおいとおい場所で眠っています
ジュゴンが息 ....
survive
毎秒単位で書き変えられてく 世界の物語
消されてはまた生まれて 真っ白な本を汚してく
忘れられたページの隅を 筋書きもなく走ってゆく
消されてくそのスピードに 追い付かれな ....
そして私は見つめる
いま目の前にいる君を
すでに失われたものとして
いまこの時の君のあざやかさを
そのままに胸に灼きつけるには
幻とするよりほかないのだから
これ以上
近づいては ....
向日葵のこと (2012)
話の腰を折ってすみません
思いもよらず向日葵が見えたので
つい
その
いつまでも変わらない気持ちもあるのかなぁ
なんて
こと
いつもの駅に向 ....
なんでもできるだって?
そんな未来でウソになること言っちゃぁいけないよ。
今は本当だとしても。
一気に氷溶けて涎のようにジュースが取れた
固められていたスポーツの飲料
私は自然の水を否定し、 ....
「言葉を洗う雨」
木の若芽
雨よ わたしの中に降ってきて
雨音で雨を詩えるように
この雨は言葉をみがき洗う雨
雨が土に降る音で 雨が土を歌ってる
雨 ....
「木のマーチ」
木の若芽
トルマリンの波動が足先と共鳴すれば
けやきの梢のゆらぎが手のひらと同調するのだ
枝はみんなタクト
暑い日のわたしの足を応援するマー ....
「森の雨音」
木の若芽
木が雨に拍手している
それは雨が万物に降るように
万物に贈られる拍手
「アンコール アンコール!
つづけて、やめないで!
万物はつづ ....
夜、雷がなった
ピカっ!ゴロゴロ
高速道路には、たくさんの車で溢れそうだ
私は、眠い目をこすりながら、遠くへ連れてかれた。なぜか涙が出そうになる
なぜだろう
かたすみで
ひざまづいているような
夜の闇に
蚊取線香のけむりが
しろく冷めてゆくのを
いのるように
きみは見ていた
....
バラクオバマがネタのコメディアンの知人の息子はプールサイドで誤認逮捕されました。警察による隠蔽のための第1の工作は検査記録の大幅な改ざんです。不正確な事実を捏造した四人の警官の拷問により自白を強要され ....
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