今年のピークは過ぎ去りました、祖父は同じようなことを言っている。天気予報士の、ながいサラダはよく噛んで食べるのじゃよ、だったっけ首がキリンのように傾いて耳たぶの辺りからやさいは、遥かな山の麓町 ....

ただいま。 あぁ疲れた

一言伝えて 荷物をおろす


吐息に疲れが溶け込んで

部屋の空気で希釈され

貴女はその一部を吸い込み

体を廻らせ

その吐息に、思う ....
朝、君のおでこにキスをする
そのまま頭蓋骨にかじりつく
前後逆だよ、と言うので
前後正しくかじると
痛い、と言う
僕はきれいな犬を飼って
周りの人に自慢したいと思った
ゆっくり歩くこと
こっくり眠ること

時のしじまに目を凝らし
宵の迎えにむねを預ける

さあ ひと呼吸
搾りたての日々はもう
ゆらめいた道路のまぼろしの中に

まぼろしの中に
あ ....
空から
空から
山が降って来た
山はプリンだった
プリンは灰色で
口を開けると
口を避けて
意外にも頭皮を
センターから
パカッとされ
赤いハゲの
ブロードバンドを
みんなに見 ....
カーヴを曲がりきれないままタイヤを思わず擦り減らしてしまった 
真夜中の夏は 透明な明方に消えてったのさ
万華鏡の世界は浮かれっぱなし ワルツは終わらない
いらついた銀の太陽を あの子 打ち鳴ら ....
透明な境界線を
一人、歩く
夜の中、世界は
白んでいる
僕は今ーーー
言葉の橋を渡ったばかり
乾いた地獄はもう十分見た
これからは地獄に立脚した
天国ばかりを夢見るとしよう
僕の「ポ ....
朝 今日こそは詩を書こうと思い

一時間寝てみるが 何も浮かばず


窓から春らしい光が射しているので

散歩でもすれば きっと詩が見つかるはずだと外に出れば

緑の何やらのつぼみが ....
わたしは
時々
星になる
星になって
{ルビ盲=めしい}の
黒蜥蜴の歩む道を
照らしたいと思う

わたしは
時々
風になる
風になって
見えないけれど
触れることを
証明し ....
言葉を探して、本屋に潜った

言葉を探して、映画館に隠れた

言葉を探して、言葉を探して、

すっかりくたくたになった僕は君の家に行った

インターホンを押すと君が
「おかえり」
 ....
海岸沿いをレンタカーで走った

波しぶきが空にあがってゆくのが見える

それが雲になって風を待ちかまえている


すべての雲が

そんなメカニズムでできている訳ではない

でも二 ....
{画像=120705001029.jpg}



小さい頃の僕は
捜している物はいつも
手の届くところにあって
幸せだった


それが一段背が伸びた頃から
少しづつ遠くなった で ....
なぜ土砂降りの雨の中
ノロノロと不運の後を走っているんだ
追越し車線はがら空きだ
スピード違反が怖いのか
きみはそんなに臆病なのか

もうすぐ車線規制で車線は1本になる
チャンスはいまし ....
君の髪の毛を見つめていた
子供だった頃 透きとおっていた 公園の向こうに広がる風景についてを
君から与えられた言葉についてを
休み時間の給食室の前で見せた 冷淡な 君のかわいい笑顔のことを
寂 ....
電気のスイッチを

パチンと点けて

パチンと消す

そんな毎日に

満ち足りた深呼吸をする時もあれば

ぽっかりと空いた口から

息を吐き出すだけの時もあり

今日も
 ....
向こうの空で飛翔している

麦わら帽子

風に飛ばされているのか

生き物のようだ

溢れ出てくる感情

幼い頃の私は

その優しさは自分を守り

相手を守っているつもりだ ....
人のいないところばかりが豊かなので
人ではない人は首をかしげた
どうして自分は
豊かではないのだろう


顔も名も
家族も憶えられず
波だけを数えていた
溺れては ....
 よっ久しぶりっ

 俺時々消えちゃうけど
 そういう時ゃまっ
 本業っ
 てか
 エロとか異世界ファンタジーとかに
 集中してんのっ

 実はそれって
 俺っちのパソコンの中にし ....
春が来るたびに
色が褪せて行った
女はテーブルに きいちのぬりえ を開き
サクラクレパスで塗って行く

夏が来るたびに
心が剥がれて行った
何ひとつ帰り来ぬ家の 何ひとつ得られぬ部屋で
 ....
おつかれさん

夢中でがんばった後の
ごほうびのような言葉 君からの

きこえなくてもわかったよ
目の奥のひかり
やさしいね

なりたいものは
一歩をだせる私
どんなに遅くても
 ....
 
あなたがくれたのは、ムーンストーンのピアス

ほんとのお月さまがなくなったら寂しいだろ、だって

ちょっと救われた、そんなこと言わないけどさ




※ちょっと蛇足

 
君の笑顔
柔らかな手
涙に濡れた頬を
君のハンカチが拭う

もう会えなくても
いい
震えている声が
君の胸をえぐる

君は僕の友達
君は詩人
想いのたぎりを
言葉に現そう。
 ....
お前の為なら
何でもするぜ
俺様に着いて来い
いつでもハイテンション

ゆったり風呂につかり
足を洗い
ジャグジーにあたる
なんだい気持ち良いか

ファンキーな曲を聞いて
ジャン ....
温かく身を包んでくれる
ひんやりと安らぎを与えてくれる
この先どこに行くのだろう
安心感がある。

愛は力を与えてくれる
愛は忍耐を与えてくれる
いつの間にかに眠りにつき
夢を見る
 ....
お得意のハサミで
夜を招きよせる
美容師の笑い声

あはは
あははと
距離を縮めていく

やがて彼は
潮目に沿って
金色の糸を流す

彼女達は
心からは笑わない
ただ彼に
 ....
 遠くのまちまで ゆくの

 家で じっとしてらんなくて

 しらないまちまで ゆくの



 きたないことばを あびながら

 けいさつかんたちの列を抜けて

 海沿いの ....
紀州のとある工場。
「あんたはいつも口を酸っぱくしてるだけで部下をソフトに包み込む優しさに欠けているんじゃ〜」

ウメは内側に芯のある男だったが同時に叩かれたら簡単に潰れてしまうデリケートな ....
知らないところで
知らないうちに
知られてゆくのは
狂気の虚構

飛べない羽で
飛べない空を
飛んでゆくのは
強固な郷愁

血の雨
地の底
散りゆく精神

日の影
悲 ....
花の器、言葉の境界をーー
引く一本の線
そこを越えて君は扉へ
扉の中は花畑でーー
君の瞳は色彩に包まれる
包まれたものが開くように
君の言葉は音を立てる
「ようこそ」・・・そう言って
 ....
それは視聴覚室で。


理科実験室で。


密かに温めた恋でした。


けれど卒業は


総てを拭い去ってゆき


思い出も


交わした言葉たちさ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
まちのぺーじズー2*12/7/4 19:53
我が家の匂い短角牛012/7/4 19:34
キスたもつ112/7/4 19:05
まぼろしAkari ...112/7/4 18:39
灰色プリン和田カマリ2*12/7/4 17:42
ミルキーウェイ アイロニー 夢見がちマーブル112/7/4 15:29
鳩の世界yamada...312/7/4 12:35
浮かばずの朝八男(はちお...312/7/4 12:17
7月のNobody/Somethingそらの珊瑚19*12/7/4 10:20
言葉caligr...112/7/4 10:05
海からの雲吉岡ペペロ1212/7/4 7:47
想像の手を伸ばして /   それは繋がって行くbeebee29*12/7/4 7:32
追越し車線HAL3*12/7/4 6:40
色々な鎖につながれながら番田 112/7/4 2:55
スイッチ灰泥軽茶5*12/7/4 2:19
麦わら帽子5*12/7/4 1:25
白桜鬼木立 悟512/7/4 0:39
俺の店藪木二郎012/7/4 0:28
ぬり絵する女salco12*12/7/3 23:26
目標朧月212/7/3 22:48
ちょっと救われた殿上 童20*12/7/3 22:09
悲しみペポパンプ5*12/7/3 21:32
ラップ3*12/7/3 21:32
そよ風2*12/7/3 21:31
アドリアネのブロー和田カマリ2*12/7/3 19:09
かわいいくつが ほしくって鈴木陽一レモ...212/7/3 18:15
ウメマクベス112/7/3 18:01
知らず飛ばずシホ.N112/7/3 17:13
「ようこそ」yamada...212/7/3 9:31
視聴覚室で。永乃ゆち3*12/7/3 9:16

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