雨はアスファルトを強く打ち付ける
悲痛な叫び声にも似たあの音は
彼らの怒りだろうか

天に召され土に還る
人間も雨もむかしはひとつ同じものだった
裸足で
知らぬまに 遠くまできていた
虹色の汽車にのって帰ろうと想う
歩んだそこには、
軌道がしっかりのこっている
帰りは 来るときほどの苦労がないね
そんな声がする
ただ、さびしいあき ....
ロイター発
アラスカ、米国で
「人食いバクテリア」が
発見されました

病院関係者は5日に死にました

神もそれに感染しましたが
伝染の等級によって
心霊手術の後
内科治療を受け
 ....
さようなら。
またね。

彼女はとても美しくそう言って去って行った。

まって。
おいてかないで。

僕はいつもそう思って笑った。
悲しくて仕方なかった。

だって ....
安らいでいたいと思ったら
あの人のことは忘れてしまえばいい
なんてちょっぴり寂しい
食器棚からティーカップを取り出し
角砂糖をぽとんと落としてみれば
落ち着くところはやはり見えない心の底 ....
 「
 ta へ んかんのぅとき ;
 」のーまるしんぼりっく

 これまさにたいとるのぅとき、7(セブン)慰霊文
 「
 ta へ んかんのぅとき ;
 」
 微笑まアシ委 ― アア ....
あした咲く朝顔は
雨の軒下でこうもり傘みたいに
とじています
あしたも雨なのかな
朝顔って、おかしな{ルビ花=ひと}だね
傘をもって
生まれてくるなんて

いちど咲いたら
もう、とじ ....
夏という透明な雫
空の匂いーーー光の中で
あなたはいた
少女は往年の片時を忘れず
中年は幼時の微笑みを忘れて
時は進む
「ガラスは砕かれた玻璃の名残りだ」と
誰かが言う
その言葉は乾い ....
みな
人の後ろを歩いている
いい人の
悪い人の
普通の人の

空から見たら
変わらない人となって

見られたい
ようには見られず

ひと固まりの雲が浮かんでる
まるで人の群れ ....
言葉もなく
確かな声もなく この
何もない日に
寂しい眠りに落ちていく


風が吹いていくばかりだ だけど
この街は 何故だろう 不確かに流れていく
詩を書くことに何も意味はないの ....
さっきまで立っていた足場のように全てのものごとは過ぎ去ってゆく

景色がハイスピードでじぶんを貫通していく

震える手で赤いボタンを押して

2分30秒の茶番は幕を閉じたのだ
言い訳を探していたら1日が終わった
掃除して洗濯して買い物して
夕飯の支度して食べて片付けて
"明日は仕事だから、もう休まなきゃ"
目が覚めたなら月曜がおはよう

朝起 ....
トラック/ブルーハーブ「未来は俺らの手の中」




柔らかくて湿り気のある赤ん坊の肌状の空間が薄いグレー。
空の成分について考える。

感覚と距離を体に叩き込む。
意味とかなんて全 ....
如何に生きた、尋ねる声がする

平和でした
知識と技術と民主主義の時代でした
学び続けています
誰かを助けたりはしませんでした
世間のひとすみで労働をお金に換え
蝸牛のような家を借り
 ....
すきなものがふえると
人はやさしくなれる
だってうれしすぎるもの

こころがくたくたになったら
うれしかったこと小出しすればいいや
キツイナがちょっとゆるむ

たましいがぱちぱちな ....
日本帝国海軍が開発した零式戦闘機は
零戦と呼ばれその航続距離・重武装・格闘戦闘に於いて
連合軍とくにアメリカ軍に取っては
最も怖れられた戦闘機であり数々のアメリカ軍を
空中戦によって大きな打撃 ....
自殺の相談をしたことはない

世界がどう見えたら

あした自殺してしまうのだろう

じぶんを責め

たにんを責め

たにんに謝り

じぶんを痛め

夜の街を見つめていた
 ....
ÿØÿà JFIF ` ` ÿÛ C






¬ $.' ",# (7),01444¬'9=82<. ....
目の中でゴロゴロしてる

グリーンのコンタクトをつけて

それだけでお姫様になれると思っていた


風に前髪がなびいている

ピンクの髪留めをつけて

それだけで少女になれると思 ....
何十年も後
何十年も後の窓に
わたしの姿は映る
泣き腫らした目を 細い指で押さえて
赤い鼻の頭に 午後の光を落として
泣いた理由など忘れてしまった
それは何十年もむかしのはなし
太陽が窓 ....
人間は



人間様だ








動物を











一生懸命
 ....
メジロのことは しりとりで覚えた
目白のことは 目黒の次に 憶えた

メジロの姿は 
母さんからの写真で知った

とても 美味しそうな 鴬色だ 
なんて云っては

ホーホケキョ と  ....
ラッキーチャンスでストライク。
懸賞の白くてでかい車がまんまと当たってしまってさ。ここで一生分の運を使い果たした、なんて言い方あるけどあながち間違いじゃないかもね、こういうの。
必要書類にサイ ....
  ギュッ と 搾り出した
   いのち そのものが
    ここにある100
    パーセントの
     ジュース
      貴重
      高価
     とてもじゃ ....
全国指名手配者が捕まった
自分が衝撃を受けたのは
全国指名手配になっていても
仕事を求めて
雇われていたということ

何も望まなければ
望まれるということか
 人間になりたいのです
 あなたという空気を吸い
 歩くことを厭わない
 言葉を知るけものに

 恥をも知らぬまま
 十八年も生きて参りました
 空のままの身体に満ちるは
 あなた ....
また新しい朝をもらって

水をやりすぎても花は枯れ
日照り続きでも花は枯れる

足跡を残すために砂浜はあり
足跡を消すために波が追いかけてくる

有る ということについて
猫の前足の ....
石川さんとわたし


耳の長い女子高生だった
長い信号待ちをしていた
黄色い旗をふったら黄色い電車やってきて
風街をふきとばしはじめたので
涼やかなおはじきお口に入れて後輩に電話した
 ....
やっとの思いで手繰り寄せた夢の先は
端のほうが誰かに齧られて、見当たらなくなっていた

空の青は
つつがなく高く聳えているというのに
少女は手のひらに顔を隠して
仰瞻さえままならない

 ....
身のうちに火を宿し
旅装を解くわれら
森の森閑として抜け目ない
眼差しの奥の
浮遊する電熱
白寂れ崩れるような
猫の背骨 たわんでなお軽く
湿地に降る雨のあいだに
城の姿を認めた
足 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かえりたいマフラーマン112/7/9 16:03
雑想月乃助21*12/7/9 15:57
ロイター発和田カマリ2*12/7/9 15:56
愛はあるから田園7*12/7/9 15:27
黒い角砂糖乱太郎21*12/7/9 13:33
ガザイ葉 文中のはじめ、潰れるイミモムシの官職。我が死肉。狩心112/7/9 11:40
朝の日記 2012夏たま33*12/7/9 10:20
夏の匂いyamada...612/7/9 10:03
雲の行列朧月512/7/9 9:46
一つの流れを見つめている番田 112/7/9 3:16
無題きや0+*12/7/9 2:18
日々細川ゆかり312/7/9 1:03
ポイントいりません(絶望していろバーカ)モリマサ公712/7/9 1:00
自己申告2012木原東子13*12/7/9 0:29
センコウハナビじじ22*12/7/9 0:08
狂気HAL3+*12/7/8 22:57
自殺の相談吉岡ペペロ412/7/8 22:20
yoru反現代死312/7/8 22:09
裸眼で逢おう永乃ゆち9*12/7/8 21:59
窓結いAkari ...212/7/8 21:50
死んだら釈迦か最低でもブッダにはなりたいTAT012/7/8 21:29
メジロのこと藤鈴呼2*12/7/8 21:26
バンマクベス112/7/8 19:53
お疲れさんただのみきや10*12/7/8 19:52
職業、全国指名手配者イオン3*12/7/8 18:35
ビースト霙小町512/7/8 17:04
初夏の雫空丸ゆらぎ27+12/7/8 14:09
石川浩司 さまともちゃん9...412/7/8 13:03
仰瞻桂川精螺312/7/8 12:32
やがて冬瀬崎 虎彦212/7/8 11:44

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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