いじめ事件に目くじら立てているひとを

馬鹿だと思ってしまう

こんなやつらがいたから

60年まえ戦争になったのだと暗澹としてしまう

みんな大義名分に飢えている

それは大義名 ....
ロンサム・ジョージ、ロンサム・ジョージ
溜め息みたいにふっ と死んだ
ロンサム・ジョージのニュースを知って
何億人かの人間が
溜め息吐いたことだろう
お前は何の為に生きたのだろうね
手当た ....
とくべつかたい
ピスタチオのからは
男の子に剥いてもらうべき
力みながらも丁寧な
あかく膨張する指さき

そんなふうに
やわらかい衣服もおんなじように
色っぽく剥けばいいって思って ....
わたしが哀しみを好むのは
ほんとうの哀しみを知らないからかしら

わたしが淋しさを辛く感じないのは
ほんとうの淋しさを分からないからかしら

外は土砂降りの雨
窓を叩く音でそれは分かる
 ....
もうじき冬が来る。

あの人に出会った冬が来る。

あの頃私は浮かれてて

名前も知らない出会いだけを信じていた。



春に出かけたダムには

まだ氷が張っていたし

山 ....
曖昧な笑顔を

優しさだと思っていたから

本気になって辛かった



待つのは簡単だと

タカをくくっていたから

毎日が長かった



だから思い切って全部捨てた
 ....
目に見えて不幸そうなわたしを

演出しようとしたけれどできなかった。

総てに負けているなんて

認めたくないから。



髪を切る代わりに

きつく結い上げた。

溜息を ....
森の中にはたいてい
熊さんはいないけど
ほとんどの確率で自分がいます
出会ってしまいます

山はきらい
田舎はきらい

なのに
木にはひかれる
みどりにひきこまれる
川から
離 ....
雷鳴のち雨
支えきれなくなった
重みに
洗濯物はらりと落ちた
足元
輝く糸屑が大きな雲の形を縁取って絡まっていた
冷んやり
靴は履いてなかった

真実を知りたくて
でも私はいつも間 ....
わたし
わたしたち、という言葉のためだけに
ひとが生かされているとしても驚きはしない

わたしとあなた、だったり
わたしとどこかのだれか、だったり
全国民よ同胞よ私たちはー、の私たちだった ....
メイアンが名づけた
薔薇という名前のピースはとても丈夫です
暖かくなってくればすぐ
芽が動き出て

植物学者は
朝に晩に観察日記
ベランダのプランターの
その土の中ではもう
根も伸び ....
冷たい峰を横切りながら
清冽な印象を残し融解する
旅人は柔毛濡らす
輪郭は呼応しない内容

それはたとえば月、芒(すすき)
緑青の浮いたピアノ線
酔いどれ男たちの真心と
空洞の地球儀の ....
おまえはほんとうにバカみたいに
しましま模様のドアを開けたがっている
痛いから苦しいのじゃなくて
何も見えていないからまた透明に当たってしまうんだよ
東神奈川の虹に頭を下げながらボールペンで書 ....
梅雨の隙間から覗く太陽が
   午後の峠を越したころ
 昼寝をむさぼっている街頭に
黄ない帽子がデッサンされる
   それは それはいとおしい風光だ
そして 宿題をいっとき忘れているのか
 ....
ぼくの才能は
ただ
ひとつ
きみを
ずっと
ほんとうに
好き

言えることだ
鉛筆を研いでる間に書きたい事を忘れてしまう

(何もしなかった日)
デクノボウのまま突っ立っていた、あの日の青年。 
谷底の闇でうずくまっていた、あの夜の青年。 

人間を信じられなくなりそうな 
分かれ道まで歩いてきた僕に 
天におられる恩師の薄っすらとし ....
?の裏側に、いのちがある。 
?の裏側に、人がある。   
?の裏側に、家がある。 
?の裏側に、国がある。 
?の裏側に、青い地球の星がある。 

宇宙の闇をめくった裏側に、?がある。  ....
玄関の横の向日葵の鉢植えの横で
腹筋運動をしている奴がいる
奴が男なのか女なのかは分からない
(ホタルは、男が光るんだけどな)
分からないそいつは
無意味ともおもえる腹筋運動を続けている
 ....
ふるさとの母がうるさいから
うるさと
だけど、たまの手紙にうるうるするから
うるさと
そして、都会に魂を売るものかと
うるさと
つまづいて帰ると心が潤うから
うるさと
知っているか
言葉達を?
決して君に語られる事なく
死んでいった無数の言葉達を?

知っているか?
死んでいった者達を
僕達が見なかった為に死んでいった
無数の命を?

知っている ....
愛は
価値あるものを大切にしたいと思う、人間本来の温かい心


それが本当なら
僕は人間として生まれて
君という人に出会えて
よかったと思う


それが本当なら
僕の ....
愛の形は
心の形

綺麗でも
不恰好でも


たくさんでも
ちょっとでも


愛はきっと
手作りのチョコレート

口に入れたときの
甘さは幸せ
ほろ苦さは痛 ....
想い出は夏の汗とともに気化してゆく

ひやされて秋の透明なひかりになる

わたしはひとまず泣いていた

少年の郷愁が空を翔けてゆく

存在の影にだけ風が吹いている


空虚なくら ....
今日も暑いですね

君の心は晴れですか?

私の心はしとしと雨が降っています


痛いほどに突き刺さる明るい君の心の日差しは
私なんかには似合わないんじゃないかって
気づ ....
空はうるさく、
紅茶は、すっかり生温くなっていた
じっとりとした沈黙が、
部屋中に散布されてから、
物語を見守るふたつの眼が
ゆっくり剥ぎ取られて
くり返しうつ寝返りの音
汗ばんだ背中が ....
蝉の音が、君に夜明けを告げる
ぬるい麦茶を一口だけ飲む
連日降り続いた雨が
大気に馴染んで、
呑気に夢も見させてくれない
じりじり揺れる、夏の日だ

寝起きの君は
ふらふらと窓辺へ歩き ....
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OoE ....
どこかにいけて
どこにもいけない
逃げる事がどういう事かも分からないまま
私は今日も走りだした

バックミラー越しに見る
通り過ぎた景色は
全く知らない場所に思えてしまうよね
見慣れた ....
風、騒ぐ
浪は立ち

 君は冷静
 世界は平静


世は暗く
我が魂も暗く

 君の涙が
 紅く光る・・・

この世を一閃薙ぎ払う
巨人の斧は

 僕達の中で夢と潰えて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いつもありがとう吉岡ペペロ212/7/16 23:59
ワンセズ アポン ア トータスsalco5*12/7/16 23:54
ナッツ・ケーキはるな812/7/16 23:28
土砂降りHAL4*12/7/16 23:00
白い息を吐く。永乃ゆち3*12/7/16 22:53
月曜の朝3*12/7/16 22:45
ピエロの夜8*12/7/16 22:39
自分に出会った朧月212/7/16 21:49
雷鳴のち雨焼墨涼4*12/7/16 21:42
不通の人々海里412/7/16 21:36
薔薇という名前のピース212/7/16 21:36
回顧瀬崎 虎彦212/7/16 21:35
水槽カマキリ412/7/16 21:11
スロー・ライフ②信天翁412/7/16 20:38
才能草野大悟2*12/7/16 20:22
ポエム12*12/7/16 19:37
門 服部 剛512/7/16 19:33
?の文字の裏側に 012/7/16 19:30
骨折ホタル草野大悟3*12/7/16 18:45
忘れがたきうるさとイオン3*12/7/16 18:29
あるだろうか?yamada...3+12/7/16 18:11
僕の心ジュリエット012/7/16 16:33
チョコレート212/7/16 16:24
少年の郷愁吉岡ペペロ8*12/7/16 16:14
土砂降りジュリエット012/7/16 16:08
雷光 Part2風呂奴112/7/16 14:35
山の麓も海の日で112/7/16 14:22
crc反現代死212/7/16 14:20
shasou-斜想Neutra...412/7/16 13:12
前に進もうyamada...312/7/16 10:00

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