みちに迷ったことに

恥じ入ることはない

迷わず進めたのは

その道を知るだけの

他愛ない偶然

みちに迷って

涙することなどない

笑いながらすすめたのは

そ ....
卑怯な言葉がザラザラしている 薄れかけた痛みがまたリフレーンする

足を引き摺るように

黄金色にぼんやり照らされた坂を駆け上がっていく

瞳孔に白金のかけらをちりばめた少女が、

繭を、

採りにゆく。

 ....
クダらないことでも
言い続けると
相手のほうで
「ひょっとして、何か深い意味が隠されているのか?」
と勝手に裏読みしてくれるわけで・・・


の、くれるわけでのところ
ニシオカ純くんで ....
真っ白だった心に
いろんな色が付着していく

気付いたら全部混ざって
黒になってしまった

雑踏の中で右から左へ
流しても流しても

取り込んでしまういろんな色を
綺麗な色も汚い色 ....
のびたりちぢんだりする時間のなかで
きれいにした足をそろえて泣いている

破綻した物語を
書き続ける
老人のようなきもちで
いろいろな世界とちがって
あれはゆれない

やわらかいものを
固いもので包んで
自分から傷ついているような
いたいたしさだ

そういうものを
いくらゆらそうとしても
赤々しく
 ....
明日はもう
ここにはいないし
雨も降りそうだし
こわいから
食べて

そして
明日になったら
明日のわたしを
食べてね
空のピアノを見ましたか

ほら・・、
二重橋のような、おおきな虹のことです

ト音記号と、ヘ音記号のついた
おおきな、虹
ドは、どこにあるのかなって
迷いませんか

ふしぎなことに ....
 Bから始まる無限のエンドに長い舌を沿わすと
 そんな哲学的な議論は、おっパブには相応しくないと諭される。
 諭されながら、揺れる乳を見る。
 それより、諭しながら、揺れる乳を見せるのだ。
 ....
昼下がりのファミレス

奥まったテーブル席
初老の婦人が
ぽつんと一人
一人 ナポリタンの遅い昼食

ゆっくりと彼女は
飲み放題のコーヒーを
啜る
そして 静かな店内に目をやる
 ....
              120913



カロリーメイト大好き!
甘くて脆くて少しだけの噛み応え
何時でも何処でも腹が空いたときには
反省することなく飲み込めますと
喜平さんは思 ....
ブラインドタッチのせせらぎに
あなたが流れている
まぶたをおろして
まるで ひとりでいきているかのように

真夜中の岸辺は
いくつもの{ルビ蹠=あなうら}を傷つけるという母のおしえが
 ....
喉の乾きが 君の危機を教える
君は魔王が目の前にやってきたように
逃げ出さずに 悠然と立ちすくむ
   そう決戦の時
なけなしのランスを握りしめ
渾身の構えを取る

変わった ....
夕暮れの残骸が
重くのしかかる西の空に
今日は今日も消えていく
名前のない主人公たちの夜が静かに始まり
何かが終わり何かを忘れていく
思い出してほしい
思い出してほしい 誰か
私たちの名 ....
しあわせってなんだろう
しあわせであるのに
なにも聞こえないでいる
僕たちの隙間を埋めるもの
呼吸という反抗
理性という堕落
そしてしなやかな悪意
僕たちはかつての関係を修復することはできない
それは時間に奪われたから

関係は必ずしも修復を望まない
ときに修復は困難をともないその努力を裏切るもの

すべてのものすべての凍った息を溶か ....
女性は素直だから
誰もがその国の文化を体現している
日本人なのかもしれないね
考え方を否定することの無い君も
それにしても
行きつけの中華料理屋には 飽きてしまった
料理は 不思議だ
 ....
大学合格の連絡をうけて
「おめでとう」くらいしか言えない僕です

嬉しさのかたわらで
ひっそりとたたずむ淋しさを
どうしても感じずにはいられない

卒業式は三月

けれど何かを卒 ....
チャイナドレス食べたら虹色の音楽、ながれでて、君と僕、いつまでも田園調布。
鎖は?あるよ、泣いてしまう、もうニキビが・・・

こぐま!お前は本当にかわいい。たんぽぽが頭から生えている
こ ....
一生 それは現実
今あるものは 今しかない
明日 死んでるかも知れない
そんな現実と裏腹に
今を大切に生きて行く

全身の毛穴から
二酸化炭素が放出されてる
鼻息荒げながら
目ん玉剥 ....
料理によって人を救った。
嬉しい。上手くできた。
誕生日にプレゼントする。
喜ぶ顔が見たい。

苦しんだが良い事をしている。
手紙を添えて
愛情添えて
笑顔を添えて

僕を信じてく ....
ストックをつくりたい
せっせと
余計なことを考えず

動物も集めてる
眠りにむけて大事なものを

足りない という想いは
満たされることはない
まだまだ
まだまだ
その作業は安心 ....
空想の間隙に



      読み人、知らずの





   文字の

       うたの


   ....
{引用=題名だけの詩のスレッド、
九月生まれの題名たち二○○四年〜二○○九年分より、
今回は取捨選択厳選を重ねまして百二十弱。
もし何かお心に適うものがありましたなら、
基本的にはご自由にどう ....
あなたは  わたしを  たべます
わたしは  あなたに  たべられます

みりみりとにくが  ほねからはがれるおとがします
しゅくふくのかねの ....
 柄のとれたモップの毛先から滴りおちてくるのは
 汚れた雨だれ
 きっと
 津波だってそうだね
 津波なんて言葉ききたくもないけどね
 月なみだってそうだよ
 邪気がないからや ....
最低の玩具を持っています
(新しい玩具)のことです
母親およびココヤシの木です

母はさらに成長しますが
ココヤシの木の中には
切られるものも現れます

一方で父親および風呂は
[母 ....
時代はどんどん進んでいく
ぼくはそれに抗おうとするけど
所詮無駄なことは分かっている

それでもぼくは抗う
抗うことを辞めるほど柔じゃない

大抵のひとは驚くよ
スマートフォンどころか ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
落ちる芦沢 恵15*12/9/13 23:05
卑怯な言葉がザラザラしている北大路京介6+*12/9/13 22:56
空の繭高原漣1*12/9/13 17:57
シーッ、きたきつね、きたきつね花形新次012/9/13 17:24
乙ノ羽 凛5*12/9/13 17:23
そろえてはるな512/9/13 14:52
ゆれない212/9/13 14:50
たべて512/9/13 14:48
空のピアノたま30+*12/9/13 13:22
やっつけOhatu012/9/13 12:34
ファミレスの孤独……とある蛙19*12/9/13 11:01
喜平時あおば8*12/9/13 10:15
真夜中の岸辺伊月りさ9*12/9/13 9:41
決戦の時田園3*12/9/13 8:29
reaction砂煙2*12/9/13 4:27
十二支蝶112/9/13 2:37
密着梅昆布茶812/9/13 2:34
修復1112/9/13 2:19
なぜ番田 212/9/13 2:14
「卒業する」ベンジャミン412/9/13 1:23
小熊まきしむ1*12/9/13 0:23
蛞蝓(なめくじ)TASKE212/9/13 0:16
別れても好きな人ペポパンプ9*12/9/12 22:16
ストック朧月312/9/12 21:52
あしあと、たましいの飯沼ふるい012/9/12 20:38
小田刈月生まれの題名たち小池房枝312/9/12 19:44
えじきテシノ1+12/9/12 18:45
石の気分で石川敬大9*12/9/12 17:49
最低の玩具和田カマリ3*12/9/12 17:29
溯上HAL4*12/9/12 15:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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