120731
そはそら
そらしど
そそらし
そのリズム
そのリズム2は乗れない
庭には2波のカラス
群れになって啄む
そは乳製品
....
ある人は言った!
自分の思うがままに生きろと
ある人は言った!
心配なら支えてやれと
ある人は言った!
周りから何を言われたとしても自分の人生だ!だから、自分で決めろ ....
心臓も歌う
幾筋もの光のもとの
Tシャツを洗う
胸に剥いた
雨の運ぶ
誰のでもない額は
手のひらにすべる
きみは歌う
仙人掌になりたい
心臓も歌う
でも今日ではない
や ....
爪先に何かを察知する
見上げれば
呼ばれては
また 満ち足りる月
夏の夜空の国の太陽
いつも 満ち足りている月
見下ろせば
呼びかけては
静けさに 照らす 夏の夜空の ....
無常の大河を上ろう
わたしは水面で止って
大河の流れのほうが下りているかのように
ゆっくりと黄金の大河を上っていく
わたしはわたしの源流をさかのぼり
秘蔵の宝を探し当て
きっと歓喜にひたる ....
一番信じられないのが自分なら
その
自分を信じてくれるあなたを
信じてみよう
そう思う朝
理由を無理に探さずに
あなたを信じる自分を
少しだけすきになろう
あがる温度に
....
小さな命は消えてしまった
新しい駅を造るために
もともとあった川はせき止められ
ある日
ただのどろの土地になっていた
川を移転させるらしい
駅がほしいのは
人間だけで
川に ....
朝シャワーを浴び
さっぱりとする
目が覚める
ワインでも飲みたい
仕事があるから
ヒゲを剃って
髪をとかし
歯を磨く
いつもパンである。
ヨーグルトと
味噌汁。
今日は何 ....
生活年齢
誕生日が来れば年を取る
誰にでもくる
避けられない
生理年齢
健康な人は体が若い
日頃の生活が
ものを言う。
心理年齢
心がけの若さ
日野原重明さんは若いのは
....
首都高を行く
ライトの嵐
すいている
眠い
早い判断を
要求され
行く先を決める。
150kmで走る
気持ちが良い
トラックは邪魔だ
一気に加速する
スポーツモードにする ....
テレビでオリンピックの中継を見ていても、刻々と時間が消費されていくようで少し怖い。不確かさを明確化するものとは何だろう。感知するものの多くは虚構に覆い隠されているが、コマーシャル表現は以前ほどはネ ....
真夜中は静かだ
たまに通る車の音
エアコンの室外機の音
猫がなく声
さまざまな音がする
眠くならない私は
そんな音達に耳を傾ける
いざなってこの夜を
私 ....
クリュタイムネストラが クリュタイ・ムネストラなのか,クリュタイム・ネストラなのか昔から考えていた 調べればわかるが調べたくないから一生調べない
忘却の城そこに幾千の鳥がみえた
ハスキーボイスの列車の合図がよなよな光っている
あてのない景色に空白の深呼吸が漫ろにわすれさられても
息を飲むようなリグレットに寝汗がとめどなく流れる 青 ....
あなたはわたしのてをひく
わたしはあなたにひかれて
からまったあしをもどせないまま
ちゅうにういたり ふちにしずんでしまう
おさないわたしは
あなただけであたまがいっぱい ....
SとN、極地のカクテルをあおる、しろがねの髪のアリス。
右手と左手に人間の磁場。
吸気/圧縮/燃焼/排気
一連の流れで魂はすり減るのだろうか?
確かめたいな。
真夏のすべ ....
教会、鐘楼、様式、偶像、大理石、ゴシック
狂院、中庭、様式、噴水、鉄錆柵、グロッタ
聖堂、尖塔、様式、正面、薔薇窓、ゴシック・リヴァイヴァル
教堂、箱庭、様式、飛梁、骨細工、ルネサンス
....
きのうのよる
ゆめをみたの
あたしのおじいちゃんと
うどんやさんにはいって
なにをたのもうか
めにゅーをみていたゆめだった
あたしはまだかんじがよめなくて
よめるきつねうどんにすると ....
火曜日の放課後は
グラウンドの半分をサッカー部が使う
野球部はだから守備練習だけ
あとはひたすらスイング、ラニング
ところがサッカー部の連中は
ピッチャーマウンドの盛土が時たま
そのままな ....
折れなかった骨と断裂しなかった筋肉のいったいどんな関係性で
箸をのばしたのか
ちゃんと理解していないいろいろと理解していない
身体性がどうとか、箸について、もうそれは新しい骨格とみなして、僕のこ ....
路地裏に朝が来る
渇いた夜をすり抜けて朝が来る
湿った朝顔たちが顔を上げ始め
そうして恋が
そっと目を覚ます
月が 月が 見えないの
あんなに 大好きだった
赤い 月が
雪に 阻まれるなら
未だ 良い
雨に 打たれるならば
諦めも 付くと
吐いたのは 溜息だらけ
排他的な 他に
....
ロンドンオリンピックに出るような馬鹿にはなりたくないもんだ
....
フォーク
秒針
物干し竿
ありとあらゆる突起物が
釘
ガラス片
鍾乳石
私の胸の辺りから
ノコギリ
菜箸
コンパス
放射状に突き出している
三角定規
....
したためましょう
じわり
じわりと
思いを
筆に
染み渡らせて
したためましょう
自分の
拙い言葉で
自分の
心を
形にして
したためましょう
形にしたと ....
ポエケットではなくエアポケット
チケットのない旅を君と
母が亡くなって最期は点滴でも間に合わない
栄養失調のまま昏睡状態で逝った
体格のいい人で骨壷に入りきらずに
納骨の係りの方に
....
僕はラット
科学とやらに
利用され
数字になって
グラフになって
それでも名も無く
ひとつのすてごま
モノを扱うヒトの手
神の手
ヒトでもモノでも
ない命として
ガラス箱 ....
どんな窓にこんな猫がいるのだろう
忘れもしない通った白い家の窓辺で
まどろむ幸せが充ち満ちて
目を覚まさないようにと
やさしく襟元に、毛布を寄せてくれる手は
だれのものなのだろう
いつ ....
蝶燃える
木の若芽
蝶が 蝶が 落ちていく
焼けた道の上 燃えつきたように
むくげの咲く下 焦げたように
わたしも こうなってもいい
だが
わたしは こうなら ....
死んでしまえば
もうメタセコイアの木は
見ることが出来ません
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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