朝起きたら
おもいのほか寒かったのです
肩がひんやりします
すっかり秋ですね
早起きしても
ひぐらしの声はどこにもありません
朝起きたら
寝違えていたのです
眠りながら何かを間違う ....
私は決してめげない。
どんな事があっても
前を向いて歩いて行く
自分の進むべき道を行く
夢と希望を諦めない。
夢が必ず現実になる。
そう思わずいられない。
自分が否定されても、
立 ....
9月からアメリカの小学校に入学した娘
2日目の朝吐き、早くも欠席
3日目お腹が痛いと昼前に早退
4日目から毎朝目が覚めると学校に行きたくないと、泣くようになった
「なんで行きたくないの?」 ....
それぞれの許されない世界は
こまるかもしれない
パートのないオーケストラは
ハーモニーを奏でない
ぼくは遇いたくない人間にはあいたくないと
思っている動物
話したくないのはぼく ....
太陽がラッパを吹いても
月がバイオリンを弾いても
最後は祈ることしか頭にない
最後は祈ることしか頭にない
私の湖に小舟がやって来て
そっと浮かばせてあげるこの腕は
いつでも身軽であ ....
人を
ただしい場面で
ただしい順序で
ただしい角度に
揺すると
泣く
そのただしさを
習得することを
愛とか技とか
呼ぶ人びとを
軽蔑し
憎んでいるわたしも
ただしい角 ....
出し入れするものがちがうだけで
会話になったり
セックスになったりする
不安
雨は降るし
音は流れる
あらがうものが
ないだけで
こんなに不自由なのに
愛されなんてしたら ....
都合のいい解釈で悦に入った
柔軟な思考とほどよい勘違いは幸福に敏感
♯に何かをつけたして沸騰
ヒットチューンは必要なくて「僕的」ってことが君には重要
ゴ ....
誰にも届かない言葉を綴ろう
僕は 夜の井戸に吊るされた{ルビ剣=つるぎ}
永遠の愛を探し求める 一匹の蛾
その羽は古い靴下のように 穴だらけで
沈むことのない夕陽の その逆光に透けて
....
秋とは肩を寄せ合い歩きたい
約束なしで出会っては
流れの渦に留まり続ける
紅葉とイチョウの落ち葉のように
ゆっくりと語り合いたいものだ
何一つ声に出すこともなく
....
たわ しわ
わたし わここで
はず おかし うたが
わずら わいしい
もう ここあ いみ も
あい まい とり とめも
いのち たべ すぎる ことり
ぽりん とか くべる ほの ほほ
....
自分のすべき事が
見つかった。
できるかできないか
分らないが私のできる事。
私にしかできない事
反対も多いと思う。
でも私は負けない。
皆と戦う。
勉強は人間関係を
悪くす ....
=ある こどもの ことば=
こころが
天に向かって口から出て響いているよ
それは 葉っぱなんだよ
風にゆれている
冷たい風だとふるえているよ
あったかい優しい風だと喜んでる
お ....
発酵と腐敗は兄弟で
人間生活に有用なものは発酵
有害な場合を腐敗というらしい
母の遺産のふるーい缶詰がある日でてきた
台所のすみで静かに時を過ごして
僕と対面したわけだ
すでに缶は ....
花は成長すると
笑う
花びらをいっぱい広げて
笑う
人はそれをみて
きれいだなぁーと
笑う
落ち込んでいる人
泣いてる人
苦しんでる人
大切な人と歩く人
寂しそうに歩 ....
窓のすだれがブランコを始めている
フロアーの隅で綿埃が踊り終えている
もうご存知でしょう
風も歌ったり呟いたりすることを
紋白蝶がサーカスを始めている
裸木がみどりのおめかしを終えている ....
いもが
なきごえ
だったら
いもむしが
いもいも
いって
はっせいきかんが
どこに
あるのか
いんどの
ぎょうじゃが
いもいも
いって
なにか
くうかんてきな
きょり ....
おもしろいひとですね
という
もんごんを
どう
かいしゃくしても
つきあってください
と
いう
いみに
ならないので
メールは返信しない
いらつくから
もっとしたてに
で ....
本でするなら
BOOK−ASS
本をまるめて
BOOK−ASS
ぐっと深く
ずっと強く
もっと深く
そこでOFF
ちょっと戻す
繰り返す
BOOK−AS ....
何かおかしいところがないとやっていけない
あのおじさんは宗教に走った
あの兄ちゃんは音楽をやった
いつもどこかねじれていて
いびつな人々
その形を認めるために
何が必要なのだろう
一 ....
三角子猫二人乗りの皮肉
貴男の発車音
―ピストルが泣いている―
撃て私を
空海の喉に溺れ死ぬのは
束の間
真夏の灯火
それは初恋
....
勝者のいないレース走らされている
君の勇気に乾杯
遠い距離を長い時間かけてやってきた
君にあった勇気僕のだいていた愛
長い時間を生きてきた
君にあった希望僕にあった切実さ
夜の花火は終わってしまった
虫の鳴き声だけが響いて ....
コロナの中に滾る体液
君はきっとその中にいる
死角に穿たれる水路
敷き詰められた鳩の死骸
変容する五月の広場
全てから離れるように
....
視界が視界が縮める午後のきらいな音楽の、リフレクトの信号が鳴り止まない鳴り止まない鳴り止んだ気もするかもしれない、鳥、鳩の声、何百万もの星が過ぎるように車がインクをぶら下げて裂罅を集めていておれは、喉 ....
「秋分ごころ」
木の若芽
思わぬ涼しさ しその花草かげに
薄い秋雲の下 まだ固そうなざくろもかきも
どこから見てもかわゆし美し 生り熟れるもの
....
あなたの命をください
終電間際のホームに
滑り込む光の溢れる
車内から
私たちは聞こえる事も
ない声を聞いた
わたしたちの命は
こうして
汚泥のよう ....
ひざの間に
両手を差込み
思いっきり
左右に押し広げるけど
バネが利いたドアみたいに
すぐに
閉じちゃうから
熱い舌を
ねじ込むことが
出来ないじゃない
それは
....
耳をふさいでつながりを断った
少しずつ聞こえ出す新たな世界の響きはクリアだ
ぐるぐると回り始める流れは感覚に刺激
際立った存在は埋まっている根源に硬く強く刺激を与えよ
甘く 時 ....
秋が始まる頃
ようやく
旅人が帰ってきた
ちょいと
長い散歩だったかな
と
悪びれもなく
おかえりというのも
待ち焦がれていたようで
まったくもって
しゃくなので
おみや ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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