120808


どこまでも美しい空に
白い雲が流れてゆくよ
もうすぐ秋だよ
もうすぐ破綻だよと
オリンピックも
盛夏も楽しめないよと
初老のど根性が
 ....
とつきとうか
出口の見えないトンネルの中を
さまよい歩く気分でした

年中睡いくせに
その眠りは浅く
私は大海に漂う一枚の木の葉のようでした


{引用=沈みかかっては(眠りに落ちて ....
昨日に戻りたくて戻りたくて振り返ったけど
そこにはもう何もなくて
まるで
ドミノ倒しの先頭にいるようだと

目を瞑って耳をふさいで口をつぐんでみたけれど
誰も傷つけまいとして
距離を測っ ....
            120808




木偶人形のため息を
有人に託した
触ると
ざらっとした感触の灰皿
古くて錆びて汚れたままになってるが
ご馳走様の声は聞いている
出番 ....
子供の頃に
淡雪ひとつかみ
瓶の中に入れた

白い雪は
溶けて水になった
どこにでもある水になった

子供の頃
白い絵の具ひとつまみ
雪解け水の瓶の中に入れた

白い絵の具は
 ....
永遠を悟らないということが
幸いだとでも言うように
その、部屋が蒼ざめてゆくのを

どうすることもできないでいた

個のいのちの永劫が無いことは
蔦の絡まる由緒ある図書蔵ではなくとも
 ....
張り巡らされた鉄条網に
体当たりでぶつかっていって
やっと出口と思っていた

からだから滴っているのは
紅い色した言葉の絶叫
纏ったままで視界にみたのは
さらに取り囲む鉄条網

なぜ ....
何かと目印になったり邪魔になったり
いつのまにか切り倒されて
また
(はじめまして)
お庭番だよ
それから僕も楔を打ち込まれたままだ 。
休日の時間をもてあました僕は、上野の歓楽街で酒をくらい、隅田川のベンチで夜を明かした。年越しの時は、友達と一緒だったから、こんな風には自由にはなれなかった。僕はやっと手に入れたフリーダムという言葉 ....  君に愛されるためには
 不幸でなければならない

 孤独とは売り物であり
 知恵である
 君の目に留まるよう
 わたしはわたしの孤独を売る

 君の視線を盗もうと
 ああ 今日 ....
波打ち際の子ども

陽炎に揺れる海の家

空を仰ぐ向日葵


総てが夏を歓迎してる


僕はただその向こうの秋を見ていた


君を連れ去った夏を

受け入れられな ....
僕たちはただ、夏のせいにして

激しく求め合い

そしてただ、夏のせいにして

激しく傷付け合った



総てはあの照り付ける

太陽のせいだと

思いたかった ....
浮いたり 沈んだり
忙しいよね 生きてくってのは

尖ったり 丸くなったり
大変だよね 世渡りってのは

従順になったり 裏切ったり 
しんどいよね 恋愛ってのは

嘘をついたり 愚 ....
今日がなかなか終わらないで
あしぶみする明日がくさっている
あたたかいのは
泥だった

あたらしいものを食べたくて
舫いをはずしたのに
気がつけば
泥をさがしている

これは
 ....
打ち込んだ言葉が 
操作ミスで 消えた瞬間 

何もかにもを なくしてしまったような 喪失感に
さいなまれそうに なる 

目の前で 笑う 姿に 
かなうものなど ないのにね。
ブリューゲルの「イカロスの墜落のある風景」
野間宏に暗い絵と表現させた作品のひとつでもあろう

ボッシュなどの流れを汲んだ暗い閉ざされた色彩に
海中に墜落したイカロスの足だけがみえる

ギ ....
ぼくはただもう
汗をかいて生きよう
排ガスさえ流れてこないよ
よどんで静止する空気のなか
一瞬!の風を
ヨットの帆のよう
全しんをぱんと張って受けている
止まっては溶けつつ
ひたす ....
私の心臓に突き刺さった一本の棘。
抜くことはできないのか

河は輝いているが、私は輝きをなくし
生気が吸い取られていく
私の中の水面はどぶねずみ色になり、
なくなった。私も私でなくなった。 ....


私が人生を憎むとしても
人生を愛するとしても
君が必要だ



信仰

確かに私は凡人だ
しかし信仰を持っていることについては
誇りを持ってい ....
これは知り合いの男性から聞いた話なんですけど、

その男性の友人、仮に名前をA君としますけど、
そのA君にね、ある日、彼女ができたんです。

A君、それまでずーっと女性に縁がなくて、
いわ ....
迷路とかでもなんでも、
探したり、
迷っていたり、
そんな事をしている時が、
楽しかったりするわけで。

そしたら、
浮世の迷路にも、
もしかしたら全く同じ事が、
言えたりするんでは ....
例えばもし。
火が存在しなければ、

情熱を「燃やす」ことさえ、
どれだけ難儀なことだっただろうか。
あの娘の瞳のブラウンシュガー手のひらの上で転がして
ブリキ玩具の鈴の音を夏の日差しに溶かしていく
ハビットメタルの軸受けにビー玉一つを投げ入れて
消せない過去だから 寧ろ愛してやろうと思ったんだ
何時だって 唐突に思いだして 身を焦がすから
本当は忘れたいんだ 無くしたい
それが 出来ればナァ!

得意だと思っていた事 意とも簡単に  ....
孤独じゃないと感じてる

孤独じゃないと案じてる

二人でぐっすり眠りたい

月あかりだけ浴びながら

青いツラの皮うかんでる


きのうの戦争銀メダル

世界で何位なら満足 ....
海がわたしたちを生んだの?
わたしたちが海を生んだ気でいる
飼おうとして噛まれた手が痛む

波はなにかを
探しているから
常にかきむしって
大地をけずってゆく

砂浜が綺麗に
みえ ....
万物理論(Theory of Everything)を携えて来るそれは

人でも神でもなく

一切を

謹厳に

すべての力を統べ

しかし、

哲学的な亡者どもは

自動 ....
気がつけば、
Facebookの友達の数は
とっくに一年の日数を超えてた。

一日一人ずつ会っても、
一年間じゃ足りない。

そう考えると、
一年にたった一日でも
一人の人を独占でき ....
五反田のスターバックスでコーヒーを飲んで、一風堂のラーメンを食べる予定だった。しかしコーヒー自体があまりおいしくなかったから、何もする気がおきなくなってしまっていた。金をもてあましている代わりに、 ....  
もしも鳥だったら?

あたしゃ、きっとペンギンさ

灰色の空を見上げるだけのペンギンさ




 
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
配備中の安全性あおば5*12/8/8 15:09
とつきとうかそらの珊瑚1412/8/8 10:33
されどここまでなきり212/8/8 10:27
灰皿(縦書き)あおば5*12/8/8 9:18
白い水竜門勇気312/8/8 9:13
在るのかもっぷ212/8/8 5:20
足りない412/8/8 5:18
蘇鉄アラガイs4*12/8/8 4:19
愛国心へのギア番田 012/8/8 2:44
パーフェクト・セラー霙小町212/8/8 1:41
秋を待ってる永乃ゆち4+*12/8/8 1:38
僕たちはただ3*12/8/8 1:34
ひとそれぞれHAL5*12/8/8 0:03
ゆめはるな512/8/7 23:39
操作ミス藤鈴呼6*12/8/7 20:46
イカロスの墜落梅昆布茶812/8/7 19:51
汗をかいて生きようシホ.N312/8/7 19:08
憂い灘 修二3*12/8/7 19:05
連作 4渡辺亘312/8/7 17:41
帰郷だるま112/8/7 17:34
あっちこっち。唄種312/8/7 15:01
古より。312/8/7 14:57
ブラウンシュガー只野亜峰212/8/7 12:13
嘆きの墓黒ヱ2*12/8/7 10:54
ねむれない夜吉岡ペペロ1112/8/7 9:34
海のさがしもの朧月612/8/7 8:34
万物の調停者高原漣2*12/8/7 3:23
365日結城 希212/8/7 2:35
ありふれた孤独番田 012/8/7 2:17
ペンギンさ殿上 童25*12/8/7 1:09

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