自分を
いったん
壊す そして
再構築しよう
生(せい)を進めるために
・
足るを知る
というのも
出来るだけしか
出来ないな
でも十分だろ
・
どの道
進む ....
別れを
思う私の
青空は
青く青く
晴れわたるばかりで、
青空を
じっと見つめると
青空の静けさは
このこころにしみてくる
しみてくるう
あはは
どの道死ねる私の
未来は輝くば ....
こころや
思いが
あっての
物事だと思う。
あなたへ ありがとうさま
みもふたもない結論。
戦わない戦わない戦うことは怖いから。
先日奈良の興福寺で阿修羅像を見た。
生きる事は戦いだと。
その微笑みは語っているようだった。
それはたし ....
あやうい花のいのちも誇らしげに
青に浮かぶ梢の淡い紅の清らかさよ
そよぐ風に花は揺蕩い、
霞に煙る吉野を見渡せば、一目千本
賑やかに咲き、忽ちに散る花の錦、
散る道の風情はいつしか夢へとつづ ....
阿吽の呼吸をふたつに割ったら生まれた桃太郎は
詩人は偶然と必然との曖昧なシャボン玉の表面で
立ち回っていました。
さてはて仲間はやってくるのでしょうか
....
ひとのこころに悲しみが
ないなら世界は味気ない
世界であったことでしょう
ひとのこころに悲しみが
ないならひとは傷つかず
日々しあわせであれたでしょう
ようやく知った真実 ....
スワロウテイルバタフライがなんかしっくりくる夜だ
彼女は桜の咲く夜に死を選んだ
とっておきのワンピースを着て
美しくあの世に逝こうと願った
200錠の薬を琥珀色とともに
サイレンが鳴り{ルビ生命=いのち}は留まった
エイプリルフールにぴったりな報告がある
4月1日から公職に就いた
自分でも驚いてる
生きていてしんどい人を支える仕事だ
勤務初日 職権でデータベースにアクセスし
最初にしたことは死んだ友 ....
私の頭の中のかわいい小虫
私の水たまりにぬれた太陽で游ぐ小虫
固い脳の幹がこんなにも目を詰んでは
住めなくなると申し訳なさそうな小虫たち
雷に撃たれた電信柱の記録
なんと ....
倍音、光となり
響き合い
清澄な水流の
激す時、
永劫の大洋
奏で出す
ヒビキ、
思惟の響き
声と声の響き合い
光となる倍音
響き合う愛
....
光
在るところに
影はできる
当然の物事が
むずかしい世
・
光は
光か
闇は
闇か
物は考えようですね
・
遠い
輝く雲は
私を置いてゆくが、
希望は
....
去年のシーズン終了後
開幕までの間
各選手たちはレベルアップを図る
去年までとは違った選手たち
新しい何かを見せてくれる
レギュラーは
ほぼ決まっている
控えの選手たちは
レギ ....
空が紅く暗かった
ヤマタノオロチが来るというので
みんな防空壕の中で息をひそめた
ぼくは写真を撮りたいと思ったので
カメラをぶら下げて
街に出かけた
ヤマタノオロチはキングギドラだった
....
人と共に
失われていく
風習
しかし 人のこころは
今もここにある
・
首無し地蔵の
赤い布
赤には
魔除けなどの
意味がある
・
村を
見守る
首無し地蔵 ....
{引用=
あの日 ぼくは くうきの なかに
浮かんで いました、
次第に 浮かぶのに
つかれる ように なりました
(なった のかも しれません)
その ....
おピンク色に恥じらう
シャイな豚のこころはよう、
塩で揉んでヌメリを洗って
筋を剥がして切って、刻んで
ニンニク醤油にしばらく浸けて
ちゃーんと竹串に刺してだあ、
骨董モンの長火鉢でよォ、 ....
そしてまた始まる
「じゃあまた」って いつもみたいに手を振った君の顔には
さっきまで誰かに見せてた笑顔が しばらく張り付いてた
最後まで気の利いたことも言えないまま
すぐに泣き出したく ....
生きてゆくなら命を賭けろ
生きてゆくなら命は賭けろ
何が学歴だ
何が親ガチャだ
何が運だ
何が『いじめ ....
ほどよく温んだ風が
みみたぶを掠めたら
あなたの好きな
「は」で始まる季節
生垣の横の
赤い自転車が
見当たらない
2ブロック先の十字路が
ふんわりとしたら
あなたの好き ....
ご神体は山だった
うさぎは皆に撫でられて
頭と耳がぴかぴか光っている
カレル橋のヤンネポの犬もそうだった
ウイルスが沁みこんでいる
だだっ広い草原に意味不明な巨石
群がる観光客を羊だと思っ ....
やわらかい気持ちで朝をむかえられたら
やわらかい笑顔と
やわらかい言葉で
朝を伝えよう
やわらかい陽ざしで
やわらかい心が芽生えたら
やわらかい一 ....
光の視界を
人、人、人、
昇ったり降りたり
ドテラ姿のおじさん
また会ったね、ハローハロー
人、それぞれに
日常の場で非日常の場で
活動し創造しながら
それぞれの可能性と限 ....
曇天の裂け目に
完成された神聖があることを
知っているひとは
僕と
あと
だれだろうか
切れ長の目を
その裂け目に向けている
あなたには
あの神聖が
みえている ....
つぶれるような思いで
たどりつくと
あなたはすでに
水になってしまっていた
流れていくので
じきに川になり
いつかは海にもなるだろう
ここはまだ高いのだ
流れていく先がある ....
シックスナインをしていたら
きみの肛門が牙を剥いて
襲って来たので
とても大変でした
光り帯びる
銀海原を遊ぶ
子らの笑い声
生まれたての現に
触れては更に歓び深く
生動スルこの瞬く瞬間、
垂直貫く永久のイノチ
笑う咲う、
光帯びる銀海原を
遊ぶ子 ....
静かに
狂う私の
闇を聴くと
小鬼の無邪気な
笑い声
うちの
わんこに
ほっこりだ
いのちの
かわいらしさ
・
雪国の
残雪は
すこしずつ解けるので、
すこしずつ春になっていく
すこしずつ命が芽吹きます
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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