セックスのあとで
めずらしく君が眠っている
男は眠るものだろうか
君は起きていることが多いようにおもう
日常には官能がおちている
おち窪んでいる
せいかいに近づくには
どこかまち ....
なぜきみはぼくに逢いにきてくれないんだ
これほどにきみと逢うことを望むぼくにだ

でもきみは遠い日にぼくに手を差し伸べた
ぼくはきみのその手を掴もうとしたときに

きみは邪険にぼくの手を振 ....
友人にまるで詩人だねと言うと、彼は頭を軽くふった。
その仕草は穏やかで、羊を連想させた。
彼はゆっくり話しかけてきた。
「宮沢賢治的な言葉が俺には無いからね。」
なるほど、彼は詩人だと ....
「原初の姉妹」
                 木の若芽


東雲の空をわたしの原初の姉妹が舞い駆ける
紫の長い髪をなびかせて
しなやかな脚大きくひらいて
かもしかや野の馬のように
 ....
「鳥と踊る」
               木の若芽



青い朝をうれしがる 小鳥が来て
荒れた庭が園になりました
屋根の上は舞台です
光もいっぱい
伴奏は風と鳥がいつも
さあ誰 ....
もうすぐ間氷期が終わる
と言ってももうすぐは
宇宙サイズの話だから
明日の事かもしれないし
百年後の事かもしれないし
なかなか終わらないかもしれない

まもなく氷河期がやって来る
 ....
夕刻の道
ヘッドライトをつけると
うす暗い未来に
灯りが
ともる

おまえのゆくべき道は
目の前にあるではないかと
指をさすように

向こうからも
ふたつの光の輪が
あらわれて ....
アクウシェ、アクウシェ
そらをよぶ鳥の
悲鳴、だけが
つぎつぎと巣立ち、
のこされた
しろい尾羽根は
ながされた血に倣って
たかい、たかい、
高層ビルの屋上から
飛 ....
遠くにあるものをつかむ
風の色は赤く
曲がるスプーンに写る
魔術師の顔が笑う

神様がつれてきた
黒い山羊を
飼いならして
角に触れる

大きな仏を拝む
俺を猫 ....
楽しい時はただ過ぎる
明日大人になりたいと考えながら
夜の夢に沈む

きれいな歌も光る灯りも 計算のように感じたのに
今すべて 呼吸のように感じる
通って 抜けて また沈む

色んなこ ....
「夢」を前にして、「夢」と向き合ったとき
甘い幻想ではなく
逃避の妄想ではなく
それを現実としたいのなら
その「夢」を、「逃げ込む場所」にしてはいけない。

「夢」を叶えたいと望むのなら
 ....
早朝だ やがて陽が登るだろう

記憶に 登る記憶があるのだが

それは 過去で何処かで起きる

未来だ 過去と未来は出会うか

やがて 冷たい冬が来るだろう

かつて 訪れた様に静 ....
「絶望」ってのは、文字どおり望みが絶たれたってことさ。

でも、もしも、それでもあきらめずに
もう一度って、望みを探して、探してさ、
再び望みをまた見つけることができたなら
その時は、望みが ....
とにかくまるなのだ

そうして
なんだかとぎれとぎれの
まるを描いて
完璧だよ

世界はまだ3ミリメートルくらいで
幾何学的な空に浮いていた
そのアウトラインもまるだった

あな ....
時と光と物質と重力に
私はさからえない
しかし愛することはできる
青春の終わりに
君を愛し
それは幕切れた
後悔はしていない
私は病を得て
その後の人生を
決定的に方向づけられた
 ....
ライミンできたらテキストなんか書かないよ。
フリースタイルで心地のいいリズムと韻
踏めたら最高、踏めなきゃ最低。
言いたいこととか特にないけど
フロウに乗っけてありのまま
言えたらそれはなに ....
ロンリィ ロンリィ

あたしは ロンリー


好んで一人でいるわけじゃなくってよ

ほんとはあなたの胸で泣いて

ちいさな家でかまわないから

ボーダーコリーと猫と暮らしたい
 ....
いくらおしは(か)らいしたら、狂ってくれる?


ただでゆらしてさしあげますって


ただよってるだけじゃん


はくくらい、して


いけないことなんか、あるわけないから。


ごろつきとにらめっ ....
声を届けよう

フラットな響きで

時にシャープな微笑みで

ト音記号を蹴っ飛ばし

ヘ音記号を巻き込んで

1,2,3でドを鳴らせ

3,2,1でドに帰れ

始まって
 ....
いつまでも吊りさがっている
きみたちの残像はかたどられて
切り揃えられた爪も
ほどけてしまう
蹴りあげた砂さえ、

不確かならば
つながれない点と線
結べないまま
いまを問いつづけ ....
世界が終わるその日には

いつもどおりの朝が来た


世界が終わるその日には

ありきたりな言葉だけど さよなら としたためた


世界が終わるその日には

ニュースだって ....
綺麗に整えすぎて
チャップリンの
チョビ髭みたいになってるよ

きみの陰毛

ボーボーワールも
困るけど

味付け海苔みたいなのも
どうかと思うんだ

遠くから見ると
頭の部 ....
泣き虫はきらい、っていったのは君

おしゃべりなのはきらい、っていったのも君


それじゃまるであたしが

泣き虫とおしゃべりだけでデキテル、

みたいな言いぐさね


でもあ ....
鍋焼きうどんという類のものに
憧れに似た思いを抱くのだが

ポップコーンみたいに
コンロの上で振れば良い訳ではないらしい

降り出したら止まらぬ雨のように
かまぼこの切り身の

 ....
スマレンタの村には
病いに苦しむ人々が大勢いた
病いの人々はフトリギスと呼ばれていた
フトリギスは夜眠りにつくと
ゴー、ゴーという大きな音を出すので
スマレンタの村の衆から迷惑がられていた
 ....
きみはもう夢は捨てたんだと言う
夢だけじゃ食っていけないもんな

でもなぜそんな悲しいことを言う
昔ぼくらは夢を食べて生きてきた

家族が多くなったからかい
息子にも娘にも孫ができたから ....
眠れない夜は
ゴーリキのことを考える

なぜ俺はゴーリキにこうも惹かれるのか

やたらCMに出てるよなとかってのは関係ないし
俺の義兄弟ミツル・ハナガタと競演しているからって訳でもない
 ....
10月も、もうじき終わってしまって
きっと僕らは置き去りにされるのだ。
秋風がさようならと言っている。
一々、挨拶などいらぬのに。


ただ一羽、乾いた秋空の高い処をすべっていく鳥の
あ ....
しろめたい、
足元のタイルを白に染めたい、
子猫の日々を大事にしたい、
実のない言葉を置き去りにしたい、
叶わぬ希望を箱につめて海にぽん、

しろめたい、
シロツメクサを踏みたくはない、 ....
なぜなんだろう
なんて答えのない
それぞれのひとのすることに
一喜一憂する自分もまた不思議

納得いかない
なんて当たり前なこと

秋の実またひとつおちた
身の程知らぬ柿は
まだ足 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
スマートフォンの向こう側かんな7*12/10/27 18:08
待ち惚けHAL4*12/10/27 16:04
まるでたまごボーロ2*12/10/27 15:45
原初の姉妹木の若芽212/10/27 15:40
鳥と踊る212/10/27 15:34
もうすぐ まもなくnonya25*12/10/27 12:34
ヘッドライトそらの珊瑚13*12/10/27 12:34
accoucherとりかご112/10/27 9:44
神様の黒い山羊suwaya...012/10/27 7:17
希望加藤312/10/27 5:09
夢と闘う。元親 ミッド012/10/27 4:54
稀故にドクダミ五十...312/10/27 4:45
絶望したなら仰ぎ見よ。元親 ミッド112/10/27 4:38
まあるを描く塩崎みあき2*12/10/27 2:06
さからえない渡辺亘212/10/27 1:10
hp/hp子役大好き012/10/27 0:47
ロンリィ川上凌1+*12/10/27 0:15
ジャンキー阿ト理恵5*12/10/26 23:23
カラフルメロディreo012/10/26 23:14
点と線高瀬412/10/26 22:29
さよならの世界川上凌2*12/10/26 21:22
チャップリンのチョビ髭花形新次012/10/26 20:43
なきむし川上凌3*12/10/26 19:06
キラキラ藤鈴呼4*12/10/26 18:53
アソコ伝 21章花形新次212/10/26 18:13
友情HAL2*12/10/26 17:36
悪い奴ほど無呼吸症候群花形新次212/10/26 17:32
秋風がさようならと言っている。元親 ミッド512/10/26 11:47
しろめたい、ふるる6*12/10/26 10:03
百の柿の実朧月812/10/26 8:28

Home 戻る 最新へ 次へ
2492 2493 2494 2495 2496 2497 2498 2499 2500 2501 2502 2503 2504 2505 2506 2507 2508 2509 2510 2511 2512 2513 2514 2515 2516 2517 2518 2519 2520 2521 2522 2523 2524 2525 2526 2527 2528 2529 2530 2531 2532 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.45sec.