わたしが物語をかたりはじめるたびにこの街には長い雨がおとずれ
る、いっそここが翡翠色の海ならばわたしたち鱗をもつ魚で、感傷
じみた肺呼吸をやめられるのですか、浸水した教会の礼拝堂で素足
のままし ....
なにをどう頑張ってもなんともならんけんや
どんなことばも恐ろしくない
言葉は棒きれのように
思いを
砕く
そうだ


名誉は得られないのだ
きっと
自分を
そこでさげすむことなく


言葉は
死んだ
自分を
何もかも忘れさせるから

 ....
よくなくきみがなかなくなった

あえば「だいきらい」っていってたきみが
ほんきでみらいをみつめようとしてから
ぼくのめをみてはなしてくれる

よくなくきみがなかなくなった

くちもとが ....
豊玉中まで子どもを送って
環八を南下
野方、高円寺、方南町、井の頭通りを左折して代々木へ
なんだ坂こんな坂ママチャリの旅
けど全然やせないな
腹がでっぷり
163cm 77kg


 ....
悪いことも良いことも
僕の感じ方一つで
違ってくるんだという
君のセリフに唾を吐いた

どうせ
僕はひねくれもの

君からの好意を邪推して
疑って撥ね除けて
素直になりますって書い ....
戸惑うばかりの洗濯機
選択機に 恵まれて
メグミルク ごくん
飲み下した 錠剤の先
天国が 見えた?

光は 白かった
包まれた刹那の 物語
ぽわんと まあるく 溶けて
戸惑った ば ....
ロマンチストはどの時代にもいる
ここにも一人

彼はインチキ古物商と素人骨董愛好家の一人二役だ

誰もが経験するようなありふれた出来事を
時を超えて微笑みかける
運命という名工の作として ....
空気人形、という言葉に
いつしか親近感を覚えるようになっていた



乾いた言葉たち
伝えたいことなどなにもなく

空気と同化するだけの日々
私の中身もきっと空気でできているに違 ....
春へ
迷いこんだ赤とんぼに
音信を宛てる
なんとなく
くち淋しくて
見知らぬ子どもの
懐かしい
薄荷の味する
はなうたをぬすむ
ぐらつく
奥歯のように
母音を舌で
ころがしてい ....
夏のなごりの草原で
天使と悪魔が背比べしてる
人恋しさがゆきつく場所は
越えられなかった声の向こう

枯れかけの街路樹で生まれた虫の
青い方へ 青い方へ
こずえを目指す早足な痛み
草原 ....
「世界、終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 
「終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 
「終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 
「終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 ....
自分は舐められるのが大好きなくせに舐めるのは拒否するって、それは勝手すぎると思ってるんだよ

の、思ってるんだよの部分をミソチルの桜田さんでやりたいと思います
ピッタリでしょ、ミソチルの桜田さん ....
祈りが 
あんなにいちめんに花開いている

施された
呪いのゆたかさで
子供がいる
わたしのことだ
目を瞑って
じっとしている

神様は
昨日
いなくなった
あまり歩かなくなった
うすうす感じてはいたのだが
認めたくない体力の衰えだった

そう
ほんの少し歩いただけで
ふくらはぎが痛くなる

筋肉痛は
ヒラメ筋って云う筋肉かなぁ

ヒ ....
全てのお互い様に からみを解いてゆく

良かれと想う心を ただ刹那に沁み込ませたい

良かれと想う その心だけ 受け取れる温かみを
 自分の中で育てたい

全てのお互い様に より広く客観 ....
良かった恋なんてひとつもなかった
流行歌は嘘つきだ
恋を嫌いになるために
わたしはいままで恋をしてきた

会いたいひとがいない過去しか
持っていないことの貧しさは
愛を知らないままに置き ....
たしかに私が起こした戦いは
小さなものかも知れない
しかしあの人にさえ
わかっていてもらえたらいいから
かまいはしない
そして死ぬ時になって
私の戦いに意味はあった
あの人はわかってくれ ....
「私の脚の上で管理されたあなたはトイレ。」

新美却女王の高慢な戯言が
中学婦女子会の抑圧された
暴力願望を解き放った

旧通産省事務次官発案
デンセン回避のための
パワードパンティー ....
人はみんな思うようにいかないことばかりだだけど、生きている。

思っているのに身体が動かない…ことがある

そのせいで傷つけたかもしれない

アタシの身体よ!お願い!早く治ってホントに大好 ....
老人ホームでは
いねむりするひとが多い
あっちで うとうと
こっちで こっくり
いっしょうけんめいに
ねむっている

そのしずかな風景は
さなぎの待機のようだ
白い髪にときが重なりあ ....
 英仏の「ピュア」とな違うのな

僕らの思考回路は単純じゃあ無い

情緒的に単純化成されてはいないの

ホワイトとブラックで分けられない

グレースケールの何処かに点を置く

その ....
とうへんぼくが
ぼうっと立っている
とうへんぼくは
とうへんぼくなので
なにも考えていない
ぼうっと立っている間にも
鳥はさえずり
人ははたらき
とうへんぼくは
ぼ ....
映画が終わり
グラスの水滴が流れて
伝わっていく泉に
手を浸す
深夜のこと
頬にスタッフロールは
逆さに雨となり
取り返しのつかない
早回しにも似て
繁茂した
森の奥に隠されている ....
冬の海を見に行くことにした
しかし今は夏なのでそれも難しい
仕方なくわたしは「孤独」に電話を掛けた
――もしもし
――わたしだけど
――ああ、きみか
――うん
――どこか痛む ....
目を閉じた
疲れ果てた
長い道を
一人


目を開いて
僕は
歩くように
流れていた



褐色の肌
使い古された
夢は
崩れ果てた


遠い国は
バカン ....
「助けて」





トントン。
トントン。
助けてください
助けてください
お母さんがまだ帰ってこないんです


助けてください
助けてくださ ....
光に溶ける音を見ても
空と虫との会話を聴いても
鉛を持つもの
言葉を持つもの
神を発明したもののように
誰にも信じてもらえぬもの










 ....
けして知ろうとしないものよ
あなたの代わりにわたしが知ろう
わたしがいったいどこに在るのか
それすら未だに知らぬわたしが














 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ピエタ紅月412/9/6 6:34
_十二支蝶012/9/6 4:38
女を殺した日の帰り道番田 012/9/6 2:50
「こおりがとけるまで」ベンジャミン412/9/6 1:12
高円寺で亀を買った馬野ミキ512/9/6 0:52
ちっさい懺悔eris2*12/9/6 0:43
ぽわん 藤鈴呼4*12/9/5 23:04
ろまんちすとただのみきや16*12/9/5 22:52
空気人形三奈16*12/9/5 22:51
郷愁sample412/9/5 22:41
夏の思い出あまね712/9/5 22:35
#poem24 世界の終り北大路京介14*12/9/5 21:48
書いてる途中で飽きた花形新次012/9/5 21:41
かつてない荒野に吉岡孝次012/9/5 21:30
子供佐藤伊織212/9/5 21:23
ひらめの筋肉痛板谷みきょう3*12/9/5 20:14
ありがた迷惑を受け取る朝焼彩茜色112/9/5 19:50
の果てにもっぷ512/9/5 19:32
青空渡辺亘0+12/9/5 19:00
「私の脚の上で管理されたあなたはトイレ。」和田カマリ2*12/9/5 18:23
お願い!身体スマイル?012/9/5 18:20
しずかな午後朧月9+*12/9/5 17:06
純粋ドクダミ五十...1*12/9/5 16:36
とうへんぼく田園10*12/9/5 9:04
眠りの淵で春日線香612/9/5 4:15
“い”はイチジクの“い”青土よし4*12/9/5 3:43
エアーマックスからAKB番田 112/9/5 2:35
「助けて」ぶらっくす ...312/9/5 2:01
ノート(49Y.9・2)[group]木立 悟312/9/5 1:57
ノート(49Y.8・2)[group]212/9/5 1:56

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