キャプテンだけど背が低くて
見てられなくて
だから その間
私は将棋部で
神の一手を目指す
子供の頃 正義の味方
いつの間にか 悪の手先
いろんな夢 叶えたけれど
夢は夢の 夢の中
だった
いつもなら テレビでは
かき消されて 全て
独り言で おまえ ....
ロイヤル・ブルーの空に
白い布団が敷いてある
私に無縁で遠い
トレッキング・ストックを
アスファルト・コンクリートに
突けば似つかわしく無い反発
私に縁のある衝撃か ....
真夜中に破水する
完結しなかった気分
ディスプレイの明かりだけが
生き残った部屋の中で、ああ…
生活の残像
こびりついた窓
送信済みのメールと
届かなか ....
会社を辞めて、笑っていた。懐かしんでいた…。昔を
詩を書くことが
赤信号は渡るな
人は殺すな
お茶は濁せ
とりあえず笑っとけ
そんな下品な想念に
汚されてたまるか
なんと言われても
詩人の我執
道の端っこに落ちていた
マグネット人形が
トラックぶおんの勢いで
わたしにひっつく
東南アジアの小さな島々
露店にぶらさがる毎日
ふとしたきっかけで
ぽろりと ....
誰にも苦しみや悲しみがある。
でも自分の価値を見出し
自分にしかできない事をして
悔いのない人生を送る
それが来世への希望になり、
最期には安らかに眠りに
付く事ができる。
気持ちだ ....
ガゼルは朝ライオンより早く起きなければならない
そうしなければライオンに食べられてしまうことを知っているから
ガゼルよ、走り出せ
ライオンよ、走り出せ
ぼくらよ、走り出せ
....
ねこは知る
白い犬は死んでしまった
白い家の二階の窓から
猫が外を見ている
家からは出たことがなく
毎日
工事現場の音や
散歩する人や犬や
通りすぎる車や
ときどき来る鳥の影に
なんとなく
....
ぶたは汁
恋心は宇宙まで飛んでも
跳ね返って来る程の
情熱と力強さに 溢れてる
アッパレ!と 扇子 開く
隙も無き程に
好きと 唱えれば
ぎゅっと搾られる
嘘ばかりの 搾取
言い訳ばか ....
俺はチンポがでかいのに
総理大臣はおろか
浣腸暴漢
ん?艦長傍観?完調防寒?
にすらなれないのには
フリーメーソン(そうめん食べ放題じゃねえよ)の
インモウがはたらいているに違いないと
....
祖国の為に嘘をついて善いのは
外務大臣と外交官のみであって
仮にも一国の首相たるものが
嘘をつくのは許されていない
ましてや国民に対しての嘘は
嘘つきは泥棒の始まりと云うことを
学校で ....
今まで自分の投稿した文章を見直すと
余分な言葉がすごく多い。
助走はいらない、
3、2、1、0で飛び出す瞬発力が必要。
完成間近のジオラマ
100年経っても “まま”だからって壊したんだ
小さなことに拘った
画線だらけのキャンバスも そろそろ飽き飽きしてんだろう?
飛べたらいいのに
みんな その航路は違う ....
夢がないから今日も眠る
あの人にあいに
あの時に戻りに
後戻りも
泣くのも自由
もしかしたら
それが夢なのかもしれない
みんな眠る
夢をみるために
二十一時 十月最後の木曜日
初夏のように澄んだ夜
湖面に映るオレンジ色の灯火は
一列に波紋にふるえ
果てしなく星へと続く道でした
サクリファイス 山と渓谷
地上にて想う
アス ....
すれ違う街の灯りの
ひとつずつに誰かが生きている
つらいことも苦しいことも
嬉しいことも悲しいことも
誰にも言えないことも
あの灯りの下に集い
確かに存在するのに
永遠にそこに行 ....
深い夜の底で
じっと動かず
溢れようとする思いを
密やかに葬る
溺れてしまう、から
溺れてもいい、に代わり
もがく心は
動きを止めた
さらいり、
崩れかけの青い日に
すれ違ったはずの遠い誰か
残された姿はとうに消化されてしまって
その眼の黒さだけが底だまりの事実
雨の温度も忘れ去ったらもうなんにも、
なくなって。
ぜん ....
ほどよく乾いた風が
前髪をもてあそんでも
頭の中に巣食った記号は
センテンスのようになびかない
不安が逃げ込んだ空が
どんなに晴れていようと
未来を踏み越してしまった靴は
もう行 ....
ぽろぽろぽろ
言葉がおちる
温かみのない言葉がおちる
刃物のようにとがっておちる
後悔と苦悩が降り注ぐ
冷たい言葉を君に投げた
君はきっと、泣いたでしょう
やがて来る明日を嘆 ....
もうこんな真っ白な場所へ想いを綴らずとも
言葉で伝えればわかる年齢になった君に
私からは君に愛を伝える手段がこれしか思い浮かばず
ただひたすらに綴り続けたこの日々を
途 ....
殺していない私には
殺した感覚がどのようなものか
想像することができません
私は行為の後の苦痛を想う
殺人に固執した果てにある
自己保存のための自己切断
視界の底に確かにあった
....
金木犀のかおりが郵便受けから流れると鍵をしめた
私は外に出ていたときに
人生で最初の婚姻届の切れ端を届けた
しあわせに封をして焼印を押し君に告げたいことばが溢れた
買ったばかりのダ ....
ひとつの泡
ひとつの滴
止むことのない曲線に降る
すべての冬
宙を羽織り
気を被り
星の履きもの
季節の嘘
森を作る鳥
岩へ至る岩の径
鉱の曇 鉱の ....
冬の朝のフローリングは
薄い氷が張っている
朝一番に起きて
冷たい氷を踏むのは私の役目
ぱりんぱりんと音をたてて割り
かまどに火を入れ朝食を作る
陽が昇り
村人たちが起きる頃
....
犬に
おやつをあげました
これきり、と言うと
少し節目がちになり
それまで動いていたしっぽが
ぴたりと止まります
正直な犬
おまえは決して嘘をつかないから
嘘をつく人間は
失われ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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