ゲリラ豪雨は もう勘弁
シャンデリアの下で 語り尽くした
君と 何もかも 咲かせて
菊を 眺めた
悲しいばかりの 花じゃない
ポップアップみたいに
ステップアップできそうな
ステキな花び ....
ぶたはしる
ねこはしる
いぬはしってるうさぎはねる
かえるはいる
やまねはまる
わにはずれる
しろくまはえる
つるはおる
かまきりはかる
カンガルーはける
くじゃくはこる
ばくはさめる
さるは ....
言葉とは丁重に包んでお出しするものと
教わったようですができそうにありません
素直にと学校の掲示板にありますが
みなと仲よくのポスターが邪魔です
人を憎むほどの体力がなくて
人に流さ ....
121020
告別式ではπを投げてはいけません
解けない謎を投げかけては可哀相
隣家の三毛猫が言うから
ジャムパンはどうかしらと思う
あんパ ....
ささやきは
一昼夜経つと酸化して
腐った猫の色になる
夜でもなく
朝でもなく
シャワールームでささやいて
悲しいことも
愛しいことも
流れる色にするために
シャワール ....
自尊心の不快から逃げるより
不快でもしがみついて離れないほうが男らしい
不徳のいたすところ、というつまらない宗教観より
これを通してなにを成長させようか、という人生観のほうが男らしい ....
気まぐれな秋の風に
そそのかされた 紅の葉が
舞ってみせる
こんな日は、人恋しくて
街へでる
舗装された道は あそこもここも
わずかに 傾いで見えて
私は、足の爪をとがらせな ....
凍てついた冬の坂道を
転がるように落ちていく
石ころみたいな
わたしのプライド
何が正しくて 何が間違いなのか
誰も教えてくれない
答えはクロスワードクイズ
空白のマス目を
自分で ....
「旅の果て」
木の若芽
寒さをこらえて目覚めたら
そこは雨けむる高原
陽とともに雨音は鳥たちのさえずりに変わり
澄んだ空気はますます清澄に
いきいきと流 ....
「生きる土地」
木の若芽
母なる大地
わたしたちの歩みをやさしく受けとめてくれる
やわらかな土に
ありがとう
いつもいつも 緑の土地がある
....
「里山歩き」
木の若芽
旅は草と親しく
心は緑に染まる
木々の山
清水の谷
快活に越え渡り
心は光に澄む
旅をつづり生きてゆきたい
先人の行を思 ....
やぶれた帆を持つ幽霊船のような障子から
指穴ほどの照準窓から目が のぞき
その目は 富士山麓の鸚鵡の帰りを待ち
わたしの逃げ場を俯瞰し
すべてのものが 見事に該 ....
海に似せた塩水の中で
アサリが生きている
暗い冷蔵庫の中で
触手を伸ばし
冬の海だと勘違いする
時々さみしくなって
ステンレスボウルの海底で
誰かを探してキュウと鳴く
わた ....
備え付けの安い蛍光灯が揺れて、
壁にこびりついていた様な淡い明暗がさざなみを起こす。
黄ばんだ掛け布団の中には、化粧をしたまま眠る女。
山羊は長方形の黒目でこちらを見て、俺は、金が無ぇ、と呟く。 ....
いらいらしてるね 。
金たまの裏側が七面鳥の皮になってる 。
山は近くて遠いから
生地の何処を探してもかくれんぼしたみたいな羊たち 。
遅れてのこのことやって来た午後の踊り場
場 ....
わたしたちは羊毛となり
刈り揃えられ、緊密な綿となり
寝具に仕立てられ
糸の切れた操り人形のように弛緩した
あなたの身体、あなたの寝息
あなたの得体の知れない熱を読む
わたしたちは雲と ....
ちりちりと葉の群れ走る
葉先の鋭角
もろもろの枝らの骨格
根を育む土の匂い
チクタクと刻む
時は頭脳の産物
はらはらと落ちるもの
地へと消えゆく
眼を洗うかのよう
澄む空 ....
猫も人も消えた夜 闇だけが息を止めている
ひさかたぶりに
おもいだしたように
私を訪れた
懐かしい友達の
絶望というものが
夏を過ぎ秋ももうすぐ終わろうとしているのに
去る気配もなし
共生を試みて
これもまた久しぶりに
....
道端で踊っている
つたないステップ
危ういターン
手を差し伸べたそうなおとなたち
きっと拒絶するだろうな
あの少女
いるようでいない
いないようで皆が注視している
そんな邪魔な存在に気 ....
すべき約束がどこにもないので
迷い指をさらしている
午前三時前のゆるい空気と
雨ざらしのベランダ
水滴のコップとなまぬるい炭酸水
小指を残したままの右手に
あることとないこととを考えたらば ....
人差し指にけがをした
ごく一部のその指が
とたんに大きくなっている
心臓までもひきよせて
痛い 痛いと主張する
10本の指の一本が
大事なものにおもえてる
残りの指までいとしくおもう ....
聴いた事のない曲が林檎畑に流れる
トロンボーンを演奏する甥の次の音楽会での曲
雨空だったので雨合羽を着て
林檎の まだ青い部分が日にあたるようにずらし
脚立にのぼって 葉をかきわけつつ
かた ....
まどろんだ月のなかで出逢う
不思議にみたされた気持ち
夢に見ていた景色がいま
ここにある
肋骨が植えられた丘の向こう
あなたが手をふっている
にこやかに
僕も手を振り返す ....
マザーファックしてやったんだ。
舌に穴あけ硬い棒を突っ込んで
マザーファックしてやったんだ。
僕のちんこと母のまんこじゃ無理っぽいから
僕の舌とステンレスの棒で
マザーファックしてやった ....
ケーキを吹き消した昨日の夜に
魔法はとけてしまったから
あたしはいつまでも
灰色の駅でまちぼうけ
うつむいたオトナたちを運ぶ
つめたい電車のなか
がたんごとん、
あたし
王子様をさ ....
軽いほんの出来心
出来心からのほんの道草
道草でしか会えない宝石
拾い集めてポッケにしまい
お家に戻って眺めてみたら
ためつすがめつしてみても
それらはただの石っころ
置いてけぼりシンデレラ
ボロボロの服はドレスにはならないし
かぼちゃは馬車になんかならない
それに気付いた灰かぶりは
自分でドレスを縫って
自力で馬車を作っちゃうかもよ? ....
生き証人で 一人称だ
イマジネーションを想像するイマジネーションで
リアリティーを具現化するリアリティーだ
はいはい、もったいないって言うんでしょ?
わかってますよー
「いや ....
ドラム缶のような身体をしているから
それに見合うだけのコンクリートを流し込めるかというと
むしろ空きスペースがそんなに無いわけですから
ちょっとの量しか入らないです
フルーツインゼリーなら高級 ....
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