一、

 

ひとつ、ふたつ

もっと

でたらめなものとして

 



わたしの

きみのわたしの

きみ

 

 ....
継ぎ目という

継ぎ目が、

糊できらめいて

わたし今とても資材

軋んだ

 

書かれている

紙としての

反応

きみの筆跡が

わたし ....
燕は何故に

王子の頼みを受け入れたのでしょう

王子の目指すのが不幸の撲滅だったから



わたくしは考えます

命をかけた燕の最後は悲惨でしたが

王子も悲惨を極めます
 ....
泣いて嫌がって生まれた僕です
生きていることをほめてください
     からっ風に吹かれ
     あなたはひとり
     どこへ往く
     寒かろう
     たったひとりでは
     あなたの暖となり
     ともに往き ....
     ときはきた
     木々は熟し芽吹きを待つ
     凍る大地のなかで
     目覚めたる巳
     いのちを包みしものなれば
     巳は脱皮する
     ....
視界も
音もなく
匂いも
味もなく

固い枕と
軽い布団の
身に触れることだけに
意が集中する

意するところ
過去未来はなく
今現在の
一瞬一瞬

間隙なき
 ....
生きていてくれて
ありがとう

生きさせてくれて
ありがとう

呼吸させてくれて
ありがとう

食べさせてくれて
ありがとう

感謝とは
その事実を
全身全霊で
受け入れ ....
フォースならば ボーリングの話
ホースならば 馬で
ツーリストならば 添乗員を 思い起こすダケで
駆け抜けた 覚えはないの 単気筒
四気筒 多分この漢字なんだろうなぁと言う感じダケで
 ....
ぼくらが生まれたのが暗い色をした水の中だなんて僕は認めたくない
だいちを蹴って前に進めば
それだけ明るい色をした果実がもらえるんだと
ぼくらはいつから教えられたんだろう

水は雲になり
 ....
凍る
水の表面で
足先から
凍ってゆく
満ち欠けの
潮騒のように
訪れては
去ってゆく
感情に
感覚が
乗っ取られる
肩の上に
降り積もる
雪は
道にできた轍を
消そうと ....
ぼくとつ



一人のぼくとつを見た
五十手前のぼくとつは
頭を低く低く下げ
ただ芸を身に付けようと
足掻いておられたもくもくと

「芸を極めるか
 家族を愛するか ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎

窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る

四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
冬をついばむ
くちばし

幼い蕾が
羽ばたく季節の夢をみている
今はまだ色を持たずに

たくさんのおみくじが
今年の枝に結ばれて
羽ばたく明日を待っている

少し前まで
小さな ....
なくしものはないと
あの子は云った
わすれものもないと
あの子は笑うんだ


いつかの夕やけが ぼくの肩にとまった 
片手に乗せた鳥が とおくへ飛び立った
宙を舞う羽の しなや ....
 部屋が寒いと悲しくなった。手紙を書こうと思い立った時から、何かに追い立てられている気がしていた。八月は遠ざかり、友達は消え、毎日が残った。残っていたものものはべたべたと路上にへばりつき、それでも坂道 .... 救いを差し伸べる歌い手

懺悔を聞き、受け止める神父



恋人に裏切られた女性

コンピュータベースの思考



過去の栄光とは言えない

同系統なら飽きるだろう
 ....
にほんの
とうぶにあって
とざまの
ガザン藩
という
藩が
あると
いう
あやまった
ちしきを
おしえると
がざんと
いうじは
どうかくのかと
きかれない
がいこくごぽく ....
ひとりのひとを ほんとうに愛することができたら
多くの人に愛される 気がします
1人の男が死んだ
71歳だった
死んだ男はクリーブランドの墓地に埋められた
男はユダヤ人だった
コミック雑誌の原作者だった
うだつの上がらない男だった
女と2度離婚したことがあり3度結婚し ....
くらがりが覚醒している
背筋を伸ばすとからだがこまかく震えているのだが
それはそれ以上のことにもそれ以下のことにもならなかった

全てが語尾上げのコミュニケーションがつくりだす古めかしさで
 ....
「あなたが相手どっていいのは結局のところ彼だけなのよ」
すっとなめらかな放物線を描いて彼女が指さした先には
波打つ筋肉も猛々しい牡牛がおりまして
つややかな黒毛が太陽の光をはじいて輝いており ....
ピノキオ彫って仏像にする 入院初日十羽鶴でも嬉しい 冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る あなたの唇を枯らし
血をにじませるもの
わたしのこぶしを引き裂き
血をにじませるもの

凍りつく冬の陽射し
寒い朝には人々の胸中に隠れたものが明るみに ....
炬燵に入って「行く年来る年」を見ていた沢井亜紀は、ふーっ、と大きなため息をついた。親元を離れ、このマンションの十三階で暮らすようになってもう四年になる。去年は、大学一年の時から付き合っていた男と二人で .... 僕が好きなものを、キミは嫌いで

キミが好きなものを、僕が嫌いだったりもするけれど

それでも、僕は、キミが大好きで

キミも、僕を、大好きだって言ってくれた。



それで十分だ ....
調律をした
二輪車が
周回路の直線を
駆け抜ける

咆哮はワウと呼ばれる
振動を伴う
それは乗り手を栄光のゴールに

恐ろしい競技だと思う
安全に返って来る事を
願って
部品を ....
明日から仕事だろう
嫌な気分だろう
振り返ると
休みの間、何てことなかったなあとか
もっとああすれば良かったなあとか
思ってんだろう
寝て起きたら
またおんなじような日々が
始まっちゃ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
不一致佐藤真夏3*13/1/7 21:36
2*13/1/7 21:30
幸福の王子ドクダミ五十...2*13/1/7 20:16
生きていることをほめてください若林7*13/1/7 20:14
からっ風がわらうとき石田とわ7*13/1/7 19:30
巳の目覚め4*13/1/7 19:10
意の血シホ.N213/1/7 17:33
満足渡辺亘213/1/7 16:03
馬旅行藤鈴呼2*13/1/7 14:36
もっとも崇高な単純ゆったいり513/1/7 14:11
一月within8*13/1/7 13:45
ぼくとつ田園11*13/1/7 13:20
晴れた冬空を朝焼彩茜色11*13/1/7 12:40
素描そらの珊瑚18*13/1/7 8:00
その花のなまえマーブル713/1/7 5:17
11本Debby413/1/7 4:21
系統ビル013/1/7 3:02
ガザン藩61+13/1/7 1:22
I love you & ゆー らぶ みいるるりら19*13/1/7 1:02
AMERICAN SPLENDOR六九郎013/1/7 0:34
ポイントいりません(12針)モリマサ公213/1/7 0:23
黒毛の牡牛とゆべし113/1/6 23:53
ピノキオ彫って仏像にする北大路京介513/1/6 22:57
入院初日十羽鶴でも嬉しい5+13/1/6 22:57
冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る513/1/6 22:56
冬の日ホロウ・シカ...9*13/1/6 22:41
十三階の女草野大悟1*13/1/6 22:12
スキキライ。元親 ミッド413/1/6 22:05
レースドクダミ五十...5*13/1/6 21:25
最後の休み花形新次513/1/6 20:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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