純然たる悲劇の恐るべき美に囚われて、
硝子細工の魅力が孕んだある種の危うさに恋して、
そういった思春期的な感性が 薄らいでゆくことが こわい
きっと大人になんてなりたくなかったのだ

なりた ....
隙間があれば占めねばならない
時の真空はパワフルさ

とっておきの時にとってあった言葉が
舌の上から転がりでるぜ

俺は追いかける犬
一匹の番犬

時のマジック盛大にやろう
淋しい ....
斎藤和義を見つめていた

まったく共通の話題がなさそうな奴だ

でも

共通の話題であふれかえったって


必要とされなくなったり

遠ざけられたりもするんだから

海の波が ....
海辺のね、小さなレストランに行ったよ。

行きたいお店があるんだよねってあのこが言うから

ふたりで出かけることにしたんだ。



近所のバス停で待ち合わせ

時間通りに来た僕を
 ....
 
 
僕は東京にいて、それから
ドラッグストアで 
風邪薬を万引きした 
一度に二錠しか飲めないのに 
間違えて三錠飲んだ 
健康に何かあってはいけないと思い
布団に入り 
ハーモ ....
半世紀余も前に消えてしまった
    青い春のネオン
     赤い夏のいさり火
      白い秋のかがり火
なのに 今 フェードアップしてくる
       黒い冬は 一条の鬼火
   ....
時折カラオケでシナトラのMy Wayを
米語で朗々と悦に入って歌い上げるひとがいる
しかもシナトラの歌い方を真似てブレスまでそのままに

しかし わたしは問いたい
あなたはレコードでもなくC ....
あなたは
私のポコチンなんて
もうどうでもいいって
相手にしませんけど
世界は広いですから
私のでもいいって人も
いるわけです。
今鼻で笑いましたね
そういう態度でいると
死んでから ....
あなたに追い付いた背の分だけ
知識も 長く 伸びたろうか

見上げていた頃は 我儘三昧
いえ 今も 甘えてばかりの春

ひらひらと 桜が 舞うように
散らばるのは レシートの山

少 ....
思い浮かびませんか?
ほっぺが落ちそうにご馳走を頬張る顔。

食べてみてわかるご馳走
食べる予定で夢見るご馳走
食べながら味わうご馳走
もっと食べたくなるご馳走

その顔の理由はご馳走 ....
僕だけ豆ぶつけられている 寝言で唱える念仏 顔四角くして丸い涙 星星が散っていくように
人も散るもの
散るそれぞれの
方向にまた
凝固しつつある星のような一団が
待っている
流動してゆくことを
かみしめるいとまもない
すみれ色の軌道が
数百万 ....
昨日も仕事
今日も仕事
明日も仕事
宝くじ当たって
億万長者になったなら
あんな
世間のごみ溜めみたいな会社
さらっと辞めて
好きなことだけやって暮らす
毎日夢見てる
仙人みたいな ....
君は泣く
必ず泣く
人は涙を流す生き物だから

失くして
悔やんで
許されて
こみあげるものを抑えられない

涙をたたえた瞳で見る世界は
ひどくゆがんでひどく美しい


二度 ....
たとえば
悪意であったなら
オブラートに包んで飲み込む

たとえば
優しさであったなら
丁寧に蒸留したあと
春色のカプセルにして
冬に打ちひしがれた小鳥のために
蒔いておく

た ....
メールが届くと
文末の全てに付ける知人

感嘆符
雨垂れ
ビックリマーク





…!!!!!

先端恐怖症では無いけれど

このマークが
普通の文章に
付 ....
三丁目が壊れてゆく
西から南西にかけて壊れてゆく
止めるすべはない
時代は崩壊に味方している

ツリーはごく近い市井にはみえずに
遠くから客を招くに余念がない
そういえば花火だ
なんと ....
明るまない窓の外をみながら
早すぎた目覚めに舌打ちをする

一月の午前四時

常識を忘れた空腹が訪れるが
理性はそれを満たさないことを選ぶ

代わりに水を一杯手許に置いて

グラス ....
             130111


ぐい呑みの親分が丸呑みだと喚いたら
いきなり拳固が飛んできた
痛いと思ったので
殴り返す
10倍にして返したかったが
手が追いつかず敵わない ....
僕は
流れていくだけ
考えることに、
疲れた
何もしていない
はい私ですと雀は言うた
「矢羽の羽はわたくしもの」
「何故に」と問う事はなかった
事実は人間の仕業であったから

誰がその死体を見たのだ?
死んだ小鳥の硬直した体を
ハエが言う
はい私 ....
好きはみんな違うから
わたしの好きと
軋むかもしれないけれど


明日行くよ



「隣はごめんです!」
と、叫んだけれど
本心だけど部分だから



だけど
 ....
大きな窓のしたで
セックスをしましょう
往来へでて
人殺しをしましょうか
それとも
花壇に種をまきましょうか

笛を吹きましょうか
肉を焼きましょうか
もうすこしここにいましょう ....
車にマニキュアで落書きした
恥ずかしくて 三日で消した


安らぎがほしい 理由のない安らぎが

ハッピーターンの歯ごたえだけでは安らげない
この曇天のような胸の内は何だ?

女か? ....
くちづけをした
ところが
しめって苔むした

百年たっても恋は恋
いっこうに
愛にはならずに
ごめん
ぼくは
赤くもないし青くもない

甘くもないし硬くもない

きみが笑っても
泣くこともない

もっと地球を
なめていたかった
たくさん星をみたかったよ

ごめんね ....
めでたいと言って飲むお酒の肴には、何があうのだろう
悲しみに酔いたい時に飲む酒の、肴は何がいいのだろう

終電車で故郷のお葬式から帰って来た夫が、ネクタイを解きながら
「蕗をちょっと頼むよ」
 ....
これを知っている人は

とても少ないと思う

1981に廃止された食料管理法

それで意味を成さない

ただの小冊子となったから

労働者向けと種々

家族の氏名

生年月 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ピーターパン・シンドロームaria28...213/1/11 22:20
時の真空杉原詠二(黒...1*13/1/11 22:02
海の波吉岡ペペロ213/1/11 21:42
ふたり分。元親 ミッド413/1/11 20:59
東京時効たもつ613/1/11 20:59
不在のなかで  一信天翁213/1/11 20:54
My WayHAL4*13/1/11 20:09
亀有花形新次013/1/11 19:30
背伸び藤鈴呼3*13/1/11 18:36
ご馳走213/1/11 17:36
僕だけ豆ぶつけられている北大路京介313/1/11 15:13
寝言で唱える念仏113/1/11 15:12
顔四角くして丸い涙113/1/11 15:12
星の一族遙洋2*13/1/11 11:30
小鳥は何年生きるのか 12×5蒼木りん213/1/11 11:15
だから泣くなと言ったのに村田 活彦4*13/1/11 8:18
調剤室でそらの珊瑚27*13/1/11 8:07
エクスクラメーション・マーク板谷みきょう2*13/1/11 8:01
歴史という名のはるかもっぷ613/1/11 5:33
午前四時613/1/11 5:14
まるのみあおば6*13/1/11 2:32
パソコンを見ていた日番田 013/1/11 2:20
誰が殺したコマドリをドクダミ五十...5*13/1/11 2:17
こんにちは鵜飼千代子14*13/1/11 0:17
とてもいいところはるな1013/1/10 23:38
シンプル イズ ベスト八男(はちお...213/1/10 23:38
はるな313/1/10 23:28
213/1/10 23:26
月形半分子10+*13/1/10 23:12
米穀配給通帳ドクダミ五十...4*13/1/10 22:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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