帰ろう
帰りたい
君と過ごした時間
君と一緒に歩いた夕暮れ
君と交わした約束
願っても祈っても
時間は戻らない
砂時計を逆さまにしても巻き戻らない
だけどあの時に感じた ....
白いランニングシャツに
下はパンティ
プールサイドで
水かけっこして濡れて
乳輪が透けて見えるか
見えないか
ギリギリの線で
最後の勝負に出た
20代後半の
崖っぷちアイドルが
と ....
老人は溜息をついた
己可愛さに守りに固執する馬鹿者どもの多くなった事よと
老人は猟師である
日本ではもう少なくなった狩りを主とする人生を送っている
老人はとある子供にいった
お ....
“何か”が重なることで、
不のサイクルに嵌まる。
時たま、そんなことがあって......
....
きみの温もりは
手のひらやことばの
うちから途切れずに
あふれて
くちずさむことを
許されないうたになって
胸にすいこまれる
なんてうたえば
伝わるだろう
温もりのう ....
指先に残る感触
現実感以上の幻想感
痺れるような弛緩が止まない直後
人差し指と親指が反射した
いや、決断した
正義という大義の下で
防衛という前提の下で なされた
....
「気づき」
木の若芽
きのうとはちがう今日が始まり
ああ 風がふく
きのうとはちがう風が
明るい空を吹き渡り
晴れやかな世界を吹き払う
風 ....
どれだけ辛かっただろう
父母を
恋人を
子供を
妻を
残して逝かなければならなかった
貴殿方の苦しみを私は知らない
沖縄の海の上に散った
命の意味を
涙の意味 ....
たとえば
人は誰かを捨てるとき
オブラートに包んで
口に入れる
ゆっくりと嘘が溶けていくように
胃の腑に落ちた
真実の味が
逆流して口の中に溢れだしたとき
その苦さに顔をゆがめ ....
121122
義務を果たすために焼酎を飲むのだ
麒麟が空を駆けめぐる季節の到来に
おっかなびっくり地を這い蹲って逃げ遅れのアリンコを探し出し
....
あなたの上におぶさって
海を渡る
落ち葉の海
先の見えないけわしく
おおきな声だけがたよりの―
墜ちていく
海には
かぎ穴も柵もない
だからどこへも
入ら ....
よってたかって
酷いことを言うから
精神科に行って
大変な目にあってみました
夏を飛びこして着地した僕は
金木犀のまじった朝露を
深呼吸する
勝ち組、負け組、と問えば
緊張した行司 ....
ファボると呪われるツイート
コックリさん中毒
寝て起きたら昨日
誰からの言葉もかけられないまま
僕は 去る この街を
そこにいるのは 誰だろう 例えば
立っているのは こうしていても見えない 誰だろう
そんなことを思う 僕は
眠い だから 歩き出す ....
笑顔色の街の中で 屋根の下独りきり
椅子に座って 本を広げては 心孤独 三年前の冬
思いどおりの春じゃなくて
壊れていると思っていた爪先の向きを決めるコンパス
買い換えようと思っていたけど ....
殺意は純化する
狂暴な血で贖うのが私の務め
遇いたい
あの人に遇いたい
詩が祈りであるなら
わたしたちは
「」
人間であるという
薄っぺらさ
生きている
という曖昧さ
そんなものが
祈りだというのなら
わたしたちは
静かに
口 ....
あれから
いくつかの詩を書いた
ふたりとも
無言で
色にも
光にも
夜にも かまわずに
いくつかの詩をかいた
鳥が飛ぶのにも
種が蒔かれるのにも
気づかないで
....
あなたのはく息は
わたしのよりも
ちゃんと白いね
あなたの手のひらは
ぶ厚くて温かく
冬が
さむいのだとわかる
うしろから抱き込まれると
まるい刃物に刺される心地が
した ....
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels
愛と平和で 腹が一杯になるなら
飯食わないで セックスしてろ
飢え死 ....
ぼくはやがて死ぬ
いや
パラレルワールドでのぼくは
もう死んでいるのかも知れない
いや
パラレルワールドでのぼくは
この世界のぼくとは
すこし違うひとなのかも ....
自分の手のひらを見て思うんだ。
僕に、何かが出来ないかなって。
この手で何か、人のために
作ったり
奏でたり
守ったり
描いたり
....
他愛もない小石につまずく
そのたびに
立ちどまり 足元をたしかめる
誰もが、平気でいきすぎる
そんな四角四面では 生きられませんよ
それとも 私は、
ほんとうに詩 ....
俺はここにいる!って
俺を理解してくれ!って
泣き叫ぶ子供のように
お前は、いつも飢えていた。
満たされることが嫌いで
満たされることを恐れ ....
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels
街角に佇み 声を枯らして
私は叫ぶ 私のために
自分の命は 自分で ....
ただ、それだけのことだけど。
朝、目が覚めた。
ただ、それだけのことだけど、
お腹がすいて、ご飯を食べた。
ただ、それだけのことだけど、 ....
まじないめいた
隙間がすきです
ほほえみきれない
ほの明るさも
あしたはぼくを
待ちますか
おんなじ思いの
きみですか
危ういそぶりの
ゆるしがす ....
一日
ハレルヤ
ハレルヤ
金とステータスが廃止され
彼の人間性はちっちゃくなる
頭を掛けた洗濯バサミ
柱にきらきらと光る
高慢で嫌な[空気]だった
あなたはいくらみたいな海の生き物?
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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