オラオラオラァ!

モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ

ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ




 
 
          
わずかにからだがゆれている
冷気さえ眠る夜に
自分がふれた蛍光灯のスイッチの紐が
ゆれているのを見て
からだがむしょうにふるえてくる
ずいぶんと経たが
もうな ....
信州の秋まつりの露店で買った

ドイツ人の老婦人が作った

珍しい山の果実ジャム

店番をしている佇まいに吸い込まれ

若い頃はさぞかし美しかったに違いない

毎年自分たちだけが食 ....
春の曇り日

新聞紙みたいなホーム

電車を待つのは

ドラフト会議にかからなかった俺

だれかに会うため旅に出る


ナミダと童貞だけ乗せて

電車は鉄路を行くけれど

 ....
ヒトが集まると
想いが交差する

いい と 悪い
二色ならわかりやすいのに

グレーが多いほど迷ってしまう

口にすれば
まちがった という気持ちが広がる

言葉はまるで
苦い ....
『死は万物に等しく訪れるが、死を悼む者の多寡は平等ではない』

『死は万物に等しく訪れるが、死者がこの世に残す未練はその限りではない』

『死は万物に等しく訪れるが、死によって失うもの ....
僕は貴方がたを幸せにしたかった
力が、力が欲しい
それでもって虚妄な現実に触れよう

高校マラソン大会
岸辺ぞいに駆ける
河口に流れ着けと
豊かな水流のことを思いながら
愛した
それ ....
タイ人とセックスがしたいって
夏にタイ航空201便で飛び立った
エンドウくん
パタヤビーチはいい感じですか
俺だって本当は
タイ人とセックスしたいけれど
タイ人よりも前に
そもそも秋田美 ....
自分を責める

君は哀しい



君はピュアだから

君はかんたんに

傷つけられる




人を

辱しめる人って

いるんだ



 ....
深紅の薔薇を投げた夜
いくつもの吐息をかさねていた

僕達の想いには名前がなかった
そんなもてあました悲しみが
僕達は好きだった

いくつもの季節を共有し
違和を閉じ込めた小箱を持って ....
タンブラーに紐を通して
腰に巻き付ける

梯子から見上げた
空がとっても高い

改装中のホテルが間違って
うちの電線を切って

エアコンの効かない部屋から
貯水タンクの影に逃げこむ ....
(ほんとう)を見なければ 
この口から{ルビ血反吐=ちへど}ははき出され 
この体は透きとおった屍になるだろう 

(ほんとう)が靄の向こうに 
段々と姿を現す時 
この足は自ずと前へ、踏 ....
あるだけの色を使った絵も
覚えたてを書き並べた字も
すべてきみの詩(うた)になる

一枚一枚
大切に束ねて
詩集はきっと
ベストセラー

表紙はきみの似顔絵
母さんが描いてあげる
 ....
上機嫌な風で
庭木は味わっている
舞踊のたのしさを

  光の誘惑で
  トカゲは試みている
  逍遥のうれしさを

    「時」の流転で
     おまえは味わっている
    ....
かなしみが風だとしたら
お前は誰だ

記憶が口から漏れる
Will

お前の自由が
かなしみだとしたら?
スッときて、パッとひろげて
ネチョっとして、ズボっとさして
ズボズボっとさして
ズボズボズボっとさして
ドピュっとでて
ササっとふいて
フーッとひといきついて
シラーっとされる
あぁ結局ひとり


あぁ

わかっている現実に
逃走してたのか

見失ってしまう毎日と

傍らにいる、音

無音……風の音

静寂の中で
今日もその音を聞いて

 ....
走り出してから 周りを見つめたら
同じ速度のタイヤが 話しかけてくれるかも 知れない

止まっていた頃には 見えなかった 回転軸が
妙に 面白くて
互いに 笑いながら 進めるのかも知れない
 ....
わたしたち、から
あなたたち。へと
いってしまった
わたしが結った白糸も
頼りないまま意味をなさずに

陽射しがまぶしくて目が眩むの
黒い裾が砂を飲むのよ
どうしたってここは昼間で
 ....
陽は沈み
わたしも 想いに沈んでゆく
白かった あの少女のワンピースに
色を重ねるみたいに

  おとなの
  ぬりえ
  おひとつ
  いかが

決して 一概に、一途だったとは云 ....
最後の猫が死んだ
冬の夜に

耐え切れなかったのだ
冬の孤独に

私は春の真似事をして紙吹雪でとむらう
おまえにみせてやりたかったよ

桜が舞う空を
せめてこの世の美しい絵空事を
 ....
   
僕はこうして夢見ている

自分自身が草原を走っている姿を

人々が何を言おうが、人々が僕を殺そうが

僕の夢はいつもそこにある

僕の夢だけは僕を裏切らない

だから、そ ....
∞夢
(誰も助けてはくれない真実がある
古代文字 )― 首のない
遺骸 / 200円
コンビニ
/助かった少女
? (絆
僕が救われたのは誰かを助けるために
/導かれた ....
明日に何かが変わるそんな幼稚な占いをしてみたが

旅人、と言うにはあまりにも違和感を感じる
この翼
翔ぼうにも言葉が無い

昔、叱られた
送電線の一羽に孤独を感じてはいけないと
彼は孤 ....
疾走感のあるビートの中に
囁く様に響き渡るドリーム
刻まれて組み立てられていく
立ち止まって見せられた赤キ青の信号シ、点滅シ、
順番に撃たれていく色々のサイレン、痙攣シ、
速くなるポーズに力 ....
尽きない想いに眩暈して
それでもいつかは尽きるいのち
燃やし尽くし
願い尽くす

夜も更け
この秋も発ってしまう
待たれていたころを偲ぶ
影ひとつ

過ぎて愛想尽かされ
厄介者
 ....
君がいなきゃ
醤油さしがどこにあるかわからない


君がいなきゃ
大好物の中トロもさほどおいしくない


君がいなきゃ
窓の花もそんなに綺麗と思えない


君がいな ....
行方不明者たちの吹き溜まりに身を寄せて
風の声を聴いていた
あの日
この日

ふるえる 空に
差し伸べられる 幾千の手のひらを
知っている
覚えている

立ち寄っただけの ほんの
 ....
魚編の漢字が好きだ
目から鱗という言葉が好きだ
逆鱗に触れるという言葉が好きだ
そして わたしの言葉を読んでくれるだろう そんな あなたが好きだ

回遊する魚のように
 ....
生きていくために身体を壊す
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
オラオラオラァ!殿上 童24*12/11/24 0:16
新生 デッサン前田ふむふむ912/11/23 23:52
或るジャムと老婦人灰泥軽茶5*12/11/23 23:17
ナミダと童貞吉岡ペペロ212/11/23 23:14
朧月412/11/23 23:10
書簡Ⅱ高原漣1*12/11/23 22:27
貴方がたに捧げる杉原詠二(黒...212/11/23 22:19
イタバシイ話花形新次012/11/23 21:56
嘘の仮面多紀8*12/11/23 21:23
デスペラード梅昆布茶3112/11/23 20:51
題名mizuno...412/11/23 20:29
無題 服部 剛312/11/23 20:23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで小原あき9*12/11/23 20:08
立ち枯れて信天翁812/11/23 19:43
佐藤伊織512/11/23 19:24
擬音どすえ花形新次112/11/23 19:22
あぁまきちぇり112/11/23 19:09
タイヤと一緒なら藤鈴呼5*12/11/23 18:54
海へよせて高瀬312/11/23 18:09
おとなのぬりえとシュレッダーとの相性もっぷ712/11/23 17:09
絵空事そらの珊瑚1712/11/23 17:07
水のおいしさyamada...112/11/23 16:30
偶然にアラガイs5*12/11/23 16:24
心の旅ぎへいじ14*12/11/23 15:57
重さ狩心1*12/11/23 15:49
いのちもっぷ512/11/23 15:29
君がいなきゃkomase...1+*12/11/23 14:59
日常の感覚もっぷ512/11/23 14:58
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで[group]るるりら23*12/11/23 12:01
生きていくために身体を壊す北大路京介15*12/11/23 11:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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