ピカソみたいなメイクだと思われていた 忘れた、ということを
忘れている道草の
風色はそよそよと
帰れないでいる
ほのぐらい影
(さようなら)さようなら
ずっと

うすぼんやりとともるこみち
ぽつり、ぽつり遠くまで
 ....
大人になったら
幸せが飛んでくると思っていた

けれど
幸せの羽は飛び去るためにも存在する

大人って
幸せにちゃんとさよなら、できる人
世界中の男女とセックスフレンドになりたい
だけど今すぐひとりぼっちになりたい
たぶんどこかがぶっ壊れているのでしょう

たくさんのひとに迷惑かけてきました
たくさんのひとをこれからも裏切るで ....
人の気持ちになんか
なれるわけないじゃん

なのに
雨がふると反省の気分になる

浄化されそうです
うちがわのドロドロなんて
ほおっておいてと
いいたいけど 少し心地よかったり

 ....
?.

夜をくだる木の小舟に乗って、
流され、産み落とされた河口の、
なめらかな汽水の均衡のなかで、
嬰児の不鮮明な母音が浮沈し、
灰色の歓声、と、
どこまでも平たい原野、

手を、 ....
抑揚の中で光に悶える
今日の私達はそんな午後を迎えていた

開け放たれた窓の奥の空から 飛行機雲が落下するのを見て

私達は普段タンスの三段目に入れている宝箱という名の金庫を取り出し
中か ....
水道管から聞こえてくる
遠くから雨がやってくる
おとなたちはおしゃべりをやめて
会えないひとに手紙を書き始める

ラジオが音楽を止める
もう雨は近くまできている
 ....
―お客様お客様ブレーキお一ついかがですか?

―いえ、間に合ってますんで大丈夫です

―そんなことを言わずに、ささ自転車のブレーキでも

―いや、俺自転車乗れないんで

―それでは ....
車窓はいまだ固まらず
七三キロにえぐられる
ぐにゃりぐにゃりと 鐘がなり 
平たく 延び縮みした思いが
頭をぶちつけ 眼より飛ぶ
まどろみからはみ出す黒枝の
茂みの青い光をかきむし ....
いつかかなうなら 
ゆっくり寝ていたい
お前の膝の上で
誰かを信じる力が欲しい
胸をはってあんたを抱き寄せられるくらいの度胸がほしい。
あんたがそういったように、おれもできることをしたい。
本当の言葉を形にするのはむずかしい
初めてあの人の声が聴こえなかった時の怖さを自分で声にするのは

目をつむれば白い雲がみえて
書き込む文字がへんてこなのは
どこまでも どこまでも いつか届 ....
好きなことしよう

ミニサイズだけど
大きな心になりたい

好きなことは
小さいことだけど
大切な時間になる
やっぱなんかはじまってんだよ

まったくあたらしいじだいのあしおとが みみもとでひびくもの

あのこいまごろどうしてるだろう

あのともだちはいま どうしてるだろう

みかんばたけで  ....
晩飯のおかずを箸で摘み 
炒めたもやしを、食っていた。 

一本の長く萎びたもやしが 
「風」という文字になり 
誰かの顔のように 
皿にへばりついて、僕を見た。  

もしかしたら  ....
詩題への注釈としては











 ....
この両手いっぱいに こぼれるくらいの
ガーベラの花束を
小さなベッドルーム 埋め尽くすくらいの
うつくしい花束が きみにとても似合う

雨が降るたびに少しずつ秋がちかづいてくる
いいわけも ....
何でも 半分こ
笑いながら じゃれ合う子犬を 連想しながら
何処かで眺めた表情を 
思い出している

一つずつ 分け合うことなく 繋いだ糸は
合わせると 強く なるけれども
少し 儚い
 ....
今迄の僕は 
サラダにドレッシングを 
どばっとかけては 
じゅるじゅる汁を吸いながら 
緑の葉っぱを{ルビ咀嚼=そしゃく}していた 

ある日、寄ったレストランで 
出てきたサラダの器 ....
{引用=
悲しみのふきだまり
時の塵が 雪のように
ふりつもった

私の父は、元旦の夜に亡くなりました
四十四歳
心臓のわるい 人でした

長いときの 時のながい あいだ
なぐさめ ....
今日の夕陽には何もなく
昨日の夕陽からあふれ出る
押しやられ抄われた砂の光
夜の通りを歩む水


冬を割ると
現われる声
背中より高く
消えてゆく


夜の ....
気があるとかさ
ギリギリOKとかさ
すんげえ努力した後に
判明するんじゃ
余りに非効率だと
思うわけね
心的ダメージだって
かなりのもんだからさ
会った瞬間に
びびっと来るような
 ....
僕は水色のグライダーではなく

鳥の中でも一番ありふれた
雀やカラスでもなくて

ひばりのように高く
カモメのように鮮やかに

はばたきたいと
願う

風に乗り
 ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
晴れた日はなるべく外に出るようにしている
昨日は心地よい快晴だったので
ベビーカーをことこと押して散歩に出かけた
布団を干してから、


何も変わらなかった
同じ道を同じように歩き
公 ....
             130113


 不法な暴力行為を直ちに止めるように命じましたが、全く聞き入れてくれなかったばかりか、凶器まで振りかざしたのでやむなく腕力で阻止しました。被疑者は ....
夜の太陽を照らしてあげる 睡眠時間えぐられている パンドラの匣を開ける天才
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ピカソみたいなメイクだと思われていた北大路京介213/1/14 14:15
ゆうけいこしごえ6*13/1/14 11:20
成人式おめでとう。そらの珊瑚10*13/1/14 11:12
包帯のような空の下村田 活彦913/1/14 10:50
雨がもたらすもの朧月213/1/14 8:21
葡萄紅月213/1/14 4:02
クリスタル・ゲージ赤青黄3*13/1/14 2:59
雨が連れてくるふたば113/1/14 2:30
ブレーキ祭り赤青黄4*13/1/14 2:12
車窓の詩すみたに1*13/1/14 1:30
_十二支蝶013/1/14 0:44
013/1/14 0:39
113/1/14 0:35
羽はみんな持っている朧月213/1/13 23:08
なんだかなあ2012213/1/13 22:42
風の顔 服部 剛6*13/1/13 21:59
フローズン・イフリートTAT213/1/13 21:54
Ah, dear gerberarium瀬崎 虎彦213/1/13 20:58
マスカラ藤鈴呼4*13/1/13 20:46
サラダの味 服部 剛3*13/1/13 20:45
誕生日月乃助7*13/1/13 19:28
径と鏡木立 悟313/1/13 19:22
アプリ花形新次213/1/13 19:05
凧(カイト)Lucy18*13/1/13 17:23
砂浜での決断朝焼彩茜色713/1/13 15:47
書こうとしたことを忘れてしまってあ。4*13/1/13 14:14
あおば5*13/1/13 12:41
夜の太陽を照らしてあげる北大路京介313/1/13 12:27
睡眠時間えぐられている113/1/13 12:27
パンドラの匣を開ける天才313/1/13 12:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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