倒れて来そうな 書物に埋もれて
雑学を
これでもか これでもか と
紐解く 瞬間

引っ張った 一本の 赤い糸に
間違って 締め付けられる

そんな筈は ないじゃない
そんなつもりじ ....
十万人の弁慶が向かってくる 通天閣の泣き声が京都まで聞こえたのでした 給湯室にオレの悪口 作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels

ローション 
それは 愛の形
ローション
それは 燃える 情熱 
 ....
声にならない
だからこそ 叫んでいく

言葉にならない
だからこそ 綴っていく


少し振り返ると
とてもよく似ている
混沌としていたあの時代に
行きつ戻りつしていたあの転換 ....
はじめて
人を傷つけた時のことを憶えていますか
私は初恋の少女をいじめて泣かせました
その時にはじめて”罪悪感”というものを知りました
好きな人を泣かせてはダメなんだと分かりました

は ....
          
ことばのない土を
ことばのない空を
断崖が しずかに線を引く

その聳え立つもの
佇むわたしの踝は  
夕凪を握りしめている
その夏の
無効をうきあげる
屈折 ....
記憶はなにを食べて生きながらえているのだろう

指先から冷えていくのを彼女はまだ気づいていない

埃を吸ったあとの掃除機をそっと抱きしめる

モーターの余熱が伝わって やっと明日につながる ....
月の舟に乗って
子供たちは夜を往く

魔法の絨毯
空飛ぶ木馬

月明かりに照らされて
夢を喰らい
子供たちは夜を往く

月の舟に揺られて
夜はそっと更けて行く

月の舟に乗っ ....
寒中恋酒女

壊中金銭薄

身中満妄念

偲遠過去多々罪障

望月落涙虚

残少人生希清廉

要身辺整理整頓


遥山冠雪語狭小我

宇宙大深志更遠

自由何処在 ....
会いたいのに
あなたのことをおもえばおもうほど会えない

ずっと一緒にいたいのに
あなたのことをおもえばおもうほどいられない

きづかないでおくれ きづかないでおくれ

知らないでおく ....
飛行機がこわい

とくに国内線が苦手

安定した飛行時間なんて10分ぐらいなものだからだ

あとは上昇と下降で機体が揺れて音たてて生きた心地がしないからだ

死ぬのがこわいのだろうか
 ....
明日の色は
だれにも見えない

必ず見えない



もしかしたら、とか
うまくいけば、とか

思いを
重ねれば重ねるほど

夜は深く染まって
真っ暗だ



 ....
寄り添いたい
あなたと
冬はもうそこ
木枯らしは近い

並木は化粧を剥がしだし
惜しげもなく
紅いを降らす
さよならの

似合うばかりの
薫り立つ
かなしい晩秋

思いだけ ....
フレドリック・ブラウンの死にいたる火星人の扉という創元社の文庫本
推理小説だが
彼には火星人ゴーホームという超絶な作品もある

火星年代記というレイ・ブラッドベリの名作

火星の赤い砂はア ....
  積み木の赤い部品が
  緑のうえにそっと載る



  駆け抜ける電車の影が
  血の気のない床を砕いて
  それから
  途絶えて消える
  轍のひとつも残さず
   ....
眉一つ動かさず殺す女神が飼っていた

眇の金魚がいる。

水銀めいて光を反射する鉢を住処に

血の河を泳ぎまわる金魚を飼っている

銀の炎ちらつかす死神めいた女

まっ黒い眼をした ....
起きたら10時ごろで、弟の友人が来ていた。
雨だった。
携帯について語っていた。
出ていって、また寝た。

昼すぎ帰ってきて起きた。
隣の部屋で、買ってきた携帯の設定がピロピロ鳴っていた。 ....
  おまえはだれだと
  蟻が訊く
  秋枯れの
  木の根をしいんと横切り
  くたびれた靴の色より
  鮮やかなぼくの影
近代美術は嫌いだといった
きみへの報復

変な絵じゃなきゃ 売れない時代
{ルビ現実感=リアリティ}なんて
誰一人 求めちゃいないのよね
とも悲しそうにきみは言う

そう 世界は変わっ ....
ミサイルを発射するって
言ってるのなら
こっちも早く準備しなくちゃ
日本民族特有の
ミクロンオーダーの正確さで
寒々しい刈り上げ後頭部に
突き刺してやろうじゃないの
ピンポイントで

 ....
シャットアウト そのすべて
そんなではじまる その詩には
あたしの全てが詰まってた

お砂糖みたいに 甘いのや
ビールみたいに 苦いもの

シャットアウト そのすべて
してしまいた ....
午前4時
郵便ポストに朝が届く
とおくで電車が泣いている

溜まったメールを洗濯機につめこんでぐるぐると回す
とげとげしたやりとりも
昨日の君との会話も
ぜんぶ漂白剤にあらわれて
言葉 ....
テニスの試合
ポイント入る前
最初のサーブの前には
女性のアナウンスで
ラブデュースって
言って欲しい
そして
頑張ってる
ドテちゃん
じゃなかった
ダテちゃんに
不惑のホッペを ....
夢を破って
丸めて捨てる

夢を破って
丸めて捨てる

ごみ箱を見てごらん

夢がいっぱい詰まってる

ねえ、これって素敵じゃない?
それで結局一番取扱に困るのは自分自身であって
説明書が書けない せいぜい 長さと重さぐらいだ
従って「取扱説明書」は比喩でもなんでもない 真実だ
ぼくは電化製品だ コンセントとプラグは父母だ 修 ....
いまアルバム《常夜灯》を聴いていると
中島みゆきと云う偶像の存在は50%で
30%はアレンジャーである妹尾一三氏
10%はミキシング・エンジニアMr.David Thoener
残りの10%は ....
一人静かに座っている
ばあやの横にすずめが一羽
ばあやは米を振りまいて
にこにこにこにこ動かない
ちゅんちゅん鳴くは我が子とて
お日様だけが動いてる

すずめよすずめ
ば ....
わたしはうまれるまえの
かたまりの内側に潜んでいた
ある日溶岩とともに かたまりが溶けて
わたしが流れ出た
海が生まれた
空には赤い夜の太陽が
花開きながら飛び散っていた
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
締切藤鈴呼3*12/12/3 18:55
十万人の弁慶が向かってくる北大路京介4*12/12/3 18:17
通天閣の泣き声が京都まで聞こえたのでした112/12/3 18:16
給湯室にオレの悪口3*12/12/3 18:16
Life in the lotion花形新次012/12/3 18:09
だからこそkomase...2*12/12/3 16:46
自己愛いぬぐす1*12/12/3 12:32
追悼のうた—デッサン前田ふむふむ312/12/3 11:07
自家中毒そらの珊瑚16*12/12/3 9:36
月の舟に乗って[group]未有花12*12/12/3 9:35
えせ漢詩梅昆布茶1012/12/3 6:08
気づかいtoikin...012/12/3 0:45
飛行機がこわい吉岡ペペロ212/12/2 23:13
明日の色千波 一也8*12/12/2 23:09
晩秋ひとりもっぷ312/12/2 23:06
火星の銀色の月梅昆布茶2112/12/2 23:00
積み木[group]草野春心712/12/2 22:48
眇の金魚高原漣1*12/12/2 22:25
起きたら10時ごろでnemaru7*12/12/2 21:48
[group]草野春心712/12/2 20:16
朝は来る川上凌4*12/12/2 19:47
ミサイル出勤花形新次012/12/2 19:40
シャットアウト川上凌2*12/12/2 19:14
休日アズアミ912/12/2 17:25
ある愛液の唄花形新次012/12/2 16:58
ちりも積もればreo012/12/2 16:53
取扱説明書空丸ゆらぎ1212/12/2 16:45
HAL4*12/12/2 16:00
ばあやとすずめ田園312/12/2 15:31
『赤い快楽』あおい満月8*12/12/2 15:23

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