光について語ろうとして
君について語ってしまうわたしを
どうか許してください

闇の中を歩くのは怖い
すくんでしまう足を
立ち止まる背中を
導いてくれる光

君はやっぱり光なんだ
 ....
英雄を構成している

悲劇を手の甲で隠した

幸福も隠れてしまった

勇敢と有能が残る



君を構成している

悲劇を心臓にとらえた

孤独に依存している

使命とシ ....
サンタクロースの
魔法がとけるころ
子供は無邪気な子供でなくなり
世界のファンタジーは
魔法使いになれなかった
大人が作っているものだと知る

ネズミーランド
幼いキミは
ディズニー ....
I wish my wish  I wish my wish
宗教や人種の違いで 人々が争い血を流さないように

I wish my wish  I wish my wish
幼い子供たちが ....
あの子は大人になってしまった


彼女は虹のたもとで
まだ
じょうろを握り締めている



***



鈍色のカーテンを引いて
人々は眠りについた ....
眠っていた
わからない 誰が 誰だか
将来に絶望させられていた
そして 流した 涙を 


夜更けに
そう 思っていた
知らない女と二人で
もみくちゃの 髪で 


生きて ....
{画像=121225010128.jpg}

ささやかで良い

誰を祝うでもなく

チビどもとケーキを

幸せな人々に及ばないが

不幸というわけじゃない

これで満足出来るな ....
世界に伸びる影は 果てがない。
高層ビルは嘗て草原だった土地の上で立ちはだかり、
飛行機は嘗て届かぬ雲の上を滑りゆき、
断崖絶壁から人間は歩きはじめる。
鷲が飛ぶように 影は大地を ....
ミッキーマウスは ビックマウス
ほんとうのネズミは 目が ほとんど見えなくて
光と影くらいしか分からない
見えなくても見える方法を 知っていたり
いや 知らなかったりする

オーストラリア ....
高い高い塔の上
いにしえの鎖の枷のその先に
脱ぎ捨ての襤褸と見まごう
汚物まみれの女の転がる
まだ生きおるぞ
ひび割れの口ぱくぱくと
慟哭、悪罵も枯れ果てて
面影に爛れの眼から涙を流し
 ....
握手した手が離れなかったのは
わたしのなか

一日が
眠りの中で
すこしづつ

記憶を消していく
ゆっくりと
あの時の
わたしは
眠りにつくから

眠りの中の
眠りにつくか ....
あそこにある棒をとってください
ええ、宏君の顔が変化したものです

ここに足の5本ある赤ちゃんが
くるので祝福してあげてね

いらっしゃい
あなたの水が空中をまわる
あそこにある棒でわ ....
内科につれていって
眠れないから、と
夫にいう
夫は頷き
やけに尖った車の鍵を取る

ちゃらり、と手のひらが鳴る


大きい車は苦手だったはずが
高い窓から外を見るのにも
慣れて ....
 
紅白歌合戦に誰がでるのかとテレビは繰り返し

コタツに老婆がひとり

印刷された年賀状に「今年も健康でありますように」と、娘に書き添えた



 
大海原は苦手だ
小さな滝壺を庭にしてひっそり暮らした
時々、「見晴らし岩」に座り、遠くを眺めた。

渡り鳥のような大空は苦手だ
見捨てられた小さな神社が裏庭だった
時々、「千年杉」の枝から ....
交差点の一角が更地になっていて
かつてそこに何があったのか
ひたすら思い出せなかった

いつの間にか始まっていた工事は
何を壊したのか ーがが
がー を持ち去ったのか
ひとつもわからない ....
あなたは
今どこにいるの
誰といるの
何をしているの
どうしてるの

気になってしょうがないんです
こんな感情間違ってるってわかってるつもりなのに
こんな自分もこんな世の中も嫌いです
 ....
パンティいらんかえ
脱ぎたて
ホッカホカの
パンティはいらんかえ

さっ、寒い
もううちに帰りたい

あかん、弱音吐いたら
このパンティが売れへんと
病気のおかあはんに
薬買えへ ....
君はピザ屋のサンタクロース
君がたくさんの人を
子供を
笑顔にできると思うんだ

冷たい風の中
注文チェック
そっと応援したくなる

君の後ろに見える
あたたかな景色は
私の理想 ....
僕には忘れなれない…
クリスマスがある。

君と出会った頃…
僕にはお金がなく…
君には何も…
買ってあげられなかった。

それでも…
クリスマスくらい…
何かプレゼントしたいと思 ....
先走る脳内時間

 過去は
 願望と忘却
 変容する記憶

 未来は
 膨張する
 観念のお化け


ほとばしる脳内血流

 熱い血潮で
 凍える心を
 ときとか ....
ぼくは手首の関節を外す。控えめに悪態をつきながら、ありとあらゆる手段に打って出る。首の関節だけは皆無だったが。
肉体というものは政治の弱い国としてシンボル的役割を担うが、川の中州に佇立する鴫はいかに ....
人と街が食べあっている
道路にたち

あふれるように行き交う時間の
どのひとつにも乗りこめない

きのうの夜
きみが外した錠を
どの時間にかざしてみても違う

もうだれにも会え ....
時間を突き離したわたしはすでに、
わたしであることに疲れていた。
気球のように烏につつかれ瀬戸際に顔を打つ恐怖に、
疲れていた。そうでなくともボイラーは切れそうだった。

それからは無量 ....
名前は親からの最初の贈り物
光と書いてヒカル
その名前を彼女はあまり好きではなかった

「光は周囲を照らすけれど
光が照らされることはないの
虚しい人生だと思わない?」

いつも甘いタ ....
 
 
君を抱きしめる
折れそうなその細い体は
案の定
折れてしまった
添え木になるものを探しながら
僕は君の名前を呼び続ける
あなたが悪いんじゃない、と
君はできるだけの笑顔で言う ....
街、都市計画は百年たってもまだつづく
しずみこんだ街の青い静脈で
渋滞しはじめた一台一台
  濡れた車体はガス漏らし震える
         
  なりをひそめたクラクション
   ....
炎帝飼いならして夏を早送り 重たい青に喰われている 咳するごとに命減っている
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
光について小原あき8*12/12/25 11:21
情熱村正0*12/12/25 10:57
ネズミーランドそらの珊瑚10*12/12/25 9:55
【 I wish my wish 】泡沫恋歌17*12/12/25 8:57
リバース山中 烏流4*12/12/25 7:02
青い鼻水番田 112/12/25 2:31
幸せの真似事ドクダミ五十...6*12/12/25 1:15
果てがない影すみたに012/12/25 1:13
光について[group]るるりら13*12/12/24 23:42
徒刑salco3*12/12/24 23:13
眠りの中の眠り佐藤伊織212/12/24 23:11
112/12/24 23:08
夫婦かや512/12/24 23:03
コタツ殿上 童25*12/12/24 19:14
日々の物語空丸ゆらぎ1912/12/24 18:57
リコリアスSeia312/12/24 17:49
考えたくないいちげ112/12/24 17:01
パンティ売りの処女花形新次212/12/24 16:26
君はピザ屋のサンタクロース朧月312/12/24 16:20
理想と現実清風三日月612/12/24 16:11
脳内世界シホ.N312/12/24 16:10
清冽の順守という暗黙綾野蒼希0*12/12/24 14:32
道路はるな312/12/24 13:55
アンセリウムすみたに112/12/24 12:40
光について木屋 亞万3*12/12/24 12:40
パレードたもつ612/12/24 12:40
おおきな樽の小部屋にてすみたに012/12/24 12:27
炎帝飼いならして夏を早送り北大路京介312/12/24 12:25
重たい青に喰われている412/12/24 12:24
咳するごとに命減っている312/12/24 12:24

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