吾輩のシは
血に染まった吾輩の個の手によってもたらされる
吾輩の赤は
吾輩のセイ、海水浴であって、
羽は無いし、そう遠くへは行けない
とは思わない吾輩の青は
海と空の境界線が無くなった吾輩 ....
何もしないのに
疲れきって
眠る夜

見る夢にさえ
疲れをおぼえる

激しく湧出した
夢見はもはや
余韻のような
残滓のみ

やせた土
うすい大気
すけて見える
 ....
雨の日わたしは
ひざまずき
コンクリートをのけてうまれる
ほそい草の根を食べた
雨の日のコンクリート

濡れて

高い
高いビルの窓たちは
かたく
光をはじき
ちらして
 ....
天使の邂逅

木蠹蛾が舞う

屹立する金色の光

強くない、むしろ淡い光

手にした地図の欠片は

空しく潰え

瓦礫の広がる地の球に

ただ立ちすくむ

頭上には回転 ....
リモコン作動の
ローターを使って
遠隔から
刺激を与えると
スーパーで買い物している
美熟女が
苦悶の表情で
座り込んで
店員に
大丈夫ですか?
具合悪いんですか?
なんて聞かれ ....
突風が吹き抜ける ビル群
穏やかな 風鈴の音 聞こえない

都会の星空は プラネタリウム
ピンホールから 見上げた 太陽
葉の隙間で 蹲る 虫

羽ばたく時を待って
ランプの下
乱舞 ....
男の人って

あたたかいのね

わたしはパパをしらないから

こんな匂いがするのかもって

思っちゃう

ほんとはね

あなたをすきになったのは

大きくて広くて

包 ....
死ね
死ね

呪いの言葉を吐くよりも
ありがとう
生きて

希望の言葉を伝えたい
それが自身と他者を
生かす道だから
それが生き抜いていくための
智慧だから
言葉は不思議
 ....
川原の小石の上に
きのう置いていった青梅が
今日なくなっていた

こんな寂れた小川に
人が来たなんて
想像つかないし
それなら昨夜
予期しない水が溢れて
流されたのか

 ....
日常が置き換えられていく
有ったはずの違和感が消えて
無かったはずのものが
何かに置き換えられていく
たとえばそれが命かも知れない
あるいはそれは運命かも知れない
しかしそれは忘却かも知れ ....
紙のノートは もうずいぶん廃れた
人はみな せわしなく 固い画面をなぞる

いきなり ぶつかってきた 人
わけもわからず 怒鳴られた 僕

空はこんなに青いけど 街はこんなに角ばって
嫌 ....
上へ
上へと伸びてゆくもの
下へ
下へと伸びてゆきたがるもの
いのちを生み出すために
細い指たちは
指切りを繰り返し
相反するからくりを育む

そのなかほどの混沌で
わたしは
ひ ....
僕は馬鹿なんで

あなたをただポカンと見ている

あなたは表通りを歩いている

何かに急き立てられるように



もし、僕達に人生というものがあるのなら

それは僕 ....
何も言う事はないので

僕は黙ってしまいます・・・

あなたが一人で涙を流している時、

僕は優しい気持ちになります

誰かに見られる事を期待して

たとえば、お葬式でわざとら ....
かなしみは、ゆきのように融けて
その目をゆるりとふるえさせる

あなたが小さくかなしみをうたうとき
わたしはあなたを好きだとおもう
交わらない、混じらないで
つなぐのも戸惑うかすかなつなが ....
何も考えることもなく
歩いていた
通りを



左手には情熱
右手には夢
何の 確信もない


本を読んだ
ページをめくっていたけれど
何も 覚えていない


キ ....
天使は純白
悪魔は漆黒

彼らは絵になる事はあっても
絵を書くことはないからね

だから天使は純白
だから悪魔は漆黒


ほらほらゴッホをみたまえよ
あの暗い自画像を
あのやた ....
(春)


君よ、春にあいましょう
ひときわ人の旅は終わらないから
つばめよ、旅人たちよ
春にあいましょう
私が春であるように、君が春であるのだから
ふたりあえた季節に花が咲けばそれで ....
各駅停車で、春に向かう



このあたりは 四十年前より 毒々しい
昔はこの辺りのことを 武蔵といった
私は相変わらず 色白だ
恋人の八雲が人間の女にネコババされるのでの時間を ....
      賽の目に
      切りながら
      豆腐一丁ぶんの
      愛がほしいと
      てのひらで
      哀しみが
      揺れる夜

 ....
生きる術がもうないというなら
生きることなど考えずに生きりゃあいい
すべてを賭けたつもりでもどこか妥協があるように
すべてなくしたはずの時でもどこかに余りがあるものさ


路面 ....
ブルーレイレコーダー予約録画
電子レンジ自動メニュー
エクセルマジック
ワードオートコレクト
パソコン検索履歴
迷惑メール処理
うちの子供
名前を変えるのには 
キッカケが有ります

アドレス変更の場合は
迷惑メールが原因にも なりますね

新しい名前
名乗り始めた瞬間は

清々しさと共に 
駆け抜けたい気分 広がるか ....
東京の言葉しか出せないでいる 玄関に山頭火のサインボールがある ふるさとで飲むペプシが美味い たまには自分の信仰について書いてみる

そいつはキャッチボールみたいなもの

この友はいつだって良い球を投げてくるのだ

「愛」とか「希望」とか「信仰」とかね

おれもそれなりに返すの ....
人を責めるなんてきもちわるい
なのに時々夢中になってしまう
きもちわるがりながら
おぼれてしまう

自分をも責めながら
だれかのせいにせずにはいられない

きっと理由がいるのだ
生き ....
時の檻の中で
彼女は銀色のルージュをひく
幾度目かにひらいた
青い扉の向こうに見えた落書きが
彼女の意識の何層にもわたって谺している
劣化した夢 腐蝕した幻想が
あたりに散らばっていても
 ....
デブのかく
大量の汗に含まれる
電解質を利用して
発電を行うという計画が
マサチューセッツ工科大学
デブ生理学研究所で進められている
世界中から選ばれた
デブの精鋭たち25人
彼らが未 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
tetetete狩心2*13/2/12 18:19
疲弊する夢シホ.N213/2/12 17:12
雨の日わたしはひざまずきはるな313/2/12 16:26
題「戦場のメリー・クリスマスを聴きながら浮かんだ言葉」ジム・プリマ...0*13/2/12 14:39
陰核操作花形新次013/2/12 14:14
マチが合わない藤鈴呼3*13/2/12 13:54
あなたの胸で目を閉じたい。小鳥遊儚113/2/12 12:26
形と力渡辺亘213/2/12 11:22
川原の小石の上にオキ4*13/2/12 10:11
明色に混ざり行く雲溶け出して今は薄鼠の元も分からずプル式413/2/12 9:08
老人ビル113/2/12 8:09
ひばりへそらの珊瑚16*13/2/12 8:01
 自分へ帰るyamada...013/2/12 5:00
優しい気持ち013/2/12 4:48
そのやさしいうたごえでMélodi...113/2/12 3:58
ありふれた休日の午後番田 113/2/12 2:12
カラフル月形半分子213/2/12 0:30
うた3+13/2/12 0:22
各駅停車で、春に向かう[group]るるりら17*13/2/11 23:37
賽の目石田とわ18*13/2/11 23:30
小さな音だけがはっきりと聞こえているホロウ・シカ...4*13/2/11 22:48
賢い迷惑イオン1*13/2/11 21:59
新しい名前藤鈴呼2*13/2/11 21:49
東京の言葉しか出せないでいる北大路京介113/2/11 20:38
玄関に山頭火のサインボールがある513/2/11 20:37
ふるさとで飲むペプシが美味い213/2/11 20:36
たまには自分の信仰について書いてみるただのみきや20*13/2/11 20:14
後悔の指朧月313/2/11 20:08
彼女についてのケース・スタディ塔野夏子2*13/2/11 20:05
人間発電所花形新次413/2/11 18:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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