私の中の詩を探しつつ
冷たい風の中を歩く
鳥が鳴いて
水が流れて

そんな道を歩きながら
私は私の内側しかみていない
ゆっくり湯を沸かし



大きな器に ひとかきの飯を入れ

わずかばかりの具を入れて 雑炊をすする

これで いい
大晦日の朝は これでいい
      かぜは冷たく
      日のひかりも少ない中で
      みどりの葉を増やしつづける
      寒さがやわらぐころ
      真白き花を咲かせるだろう
 ....
言葉の形を口で作って
ふらりふらり
まぶたまで近づいて
逃げ道だけは僕が用意してるから
上手にナイフを使って切れ込みを入れる

投げれるものは
もう全部投げただろ
嫌味のつもり
お互 ....
誰かの吐き出した二酸化酸素を吸って
明日もため息が繋ぐ年の瀬
きっと思われているようには
うまく笑ったり出来ないのだけど
朝一番に水を注ぎ込んで
芽吹く思いもあるのだろうか
もう数時間もす ....
主婦が三日寝込んだだけで
高く高く それは高く
見事に築き上げられた
お皿の山
洗濯物の山
子供が引っ張り出したガラクタの山
塵・埃・ゴミの山…

実家を離れて初めて知った
美味しい ....
支柱に古いラクガキがある
それはぼくのこころとつながった血管
さみしそうに腕を振ればきっとかえってくるような

横文字のおおきな団地をぬけて
ライターのガスがもつまでの短時間
塞いでいた耳 ....
あなたが嫌悪したのは
愚か者のわたしか
そんなわたしに確かに惹かれた
あなた自身か

抗うなら
そのこどもっぽい欲望へ
覗いた窓から
太陽は見えなかった

あなたは野花をひきちぎり ....
やっぱりかわいいなあとおもって
パンダをみていた
れっさーぱんだ
ちいさいやつ
ちゃいろいし
なんか
かわいい
しまも
はいっているし
かわいいな

おもって
でも
やっぱ ....
LEDひとつに
頼るだけの夜の一人は
優しい時間を知っている
あのひとがくれて
のこして経った
時間もまた
優しくて

十二月だ
死をふたつ知っている
十二月だ
あした雪は降らな ....
{画像=121230203729.jpg}

 托卵と云う習性がありまして

無責任と人間の倫理からすれば思われる

然し

命の巡りとしては全うで

巣の兄弟を蹴り落としても
 ....
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ....
{画像=121230201233.jpg}

ぼんやりくらいがちょうどよい

がしゅうをこれでながめると

まったくべつのえにみえる

おばかさんなわたしには


つきをもしたか ....
誰かが
一礼
私は足踏みを
自分でケンエツします
大切なものだけが
落ちてこない部屋に
呪われのみちを指差し(窓だけが封鎖されてるのをみた

旋風の自白に
嘘をついたことを謝ります
 ....
混じり合うことも出来ず染まることも馴染むことも出来ず
ただふわふわと漂うように困った顔をして嘘で塗り固めながら
そこだけはどうしようもなく真っ直ぐで澄んだ色をしている
嘘のつけない掴みどころのな ....
不幸な女は
酒場で聴く歌には
もってこいの題材だし
傍目からは
それなりに情緒があって
いいなあと思うけれど
自分の関係者にいたら
これほど面倒臭いもんもないぜよ
というのが
本音な ....
こんな世界で
生きていて
どんな世界が
待ってるか


違う世界にいながら
同じものを見る
同じ世界にいながら
違うものを見る


世界はあまたの
パラレルワールド
 ....
たぶんふらふらだ

本気の小学生がかかって来たら

やられてしまうだろう


そんな時間の影のなかだった

自分を抱えた思惑が

ぼくを置き去りにしていった


たぶんふら ....
大きな空に

なんぼんも飛行機雲

それが放射状に広がって

ぼくたちは

愛を許されていた


ありがとうありがとう

またこれるかな

ほんとうにありがとう


 ....
時間がない

時がすすむ

時がすすむ

時間がない


時間がないから時はすすむ


時間がない

時がすすむ

時がすすむ

時間がない





 ....
鴉がどこのなにを見ているのだろうか

電柱の頭からうめきもせずに俺は俺で

キジバトがたむろするアベニューから

天馬とおぼしきちぎれ雲を眺めている

相変わらずコスモの塵埃を吹き続け ....
雲を食べ尽くして流星群待つ 死神踏みつけて明日まで歩く 君のそばで咲ける花はシアワセ みおろす私は水に似て
あるく人びとは胸いっぱいの記号を抱えている

穴のあいた人間にばかり恋をして
たどりつく知らないまちで
気が付けばまたみおろしている水のさみしさよ
  
  大半の笑顔など、虚飾に過ぎない。
  だが、それでもきちんと満たすものがある、
  だからもう、
    れっきとした
    嗜好品じゃないか。
  金を払ってでも買いたい人は ....


  この世で一番残酷なことは、
  音も知らずに踊らされている、
  幼い道化が道化と自覚するような
  瞬間じゃないだろうか。
  
  わたしがわたしと自覚して
  しまうと ....
貴君等はもう御存知だろう

前提として申し上げるを許して欲しい

苦味は旨みとなかが良い

切り離す様な方法をとるべきではない

それは何も食に限っての事ではない

あらゆる事に旨 ....
結局 この国が失ったものは
任侠という精神だろう

任侠を暴力団に擦り代えることで
強きものを挫き弱いものを救うという
ひととしてしごく当然のことを

捨て去り邪険に扱うことで
多くの ....
この年末の忙しいときに
詩を読んだり書いたりすんのは
家族にも世間にも
相手にされない
はっきり言うと
余計者なので
それを心に留めて
遠慮がちにしているのが
余計者としての
礼儀だ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬のおと朧月412/12/31 8:24
大晦日の朝(こころ)ぎへいじ10*12/12/31 7:21
春を待つ苺石田とわ5*12/12/31 6:53
彼女はある朝突然に竜門勇気012/12/31 4:45
息継ぎMélodi...312/12/31 3:18
私の前にある…夏美かをる25*12/12/31 3:08
カスタネットシティカマキリ112/12/31 1:33
嫌悪かや212/12/31 0:14
劣ったパンダ61+12/12/30 22:34
LEDよもっぷ712/12/30 21:21
育てる事に疑問を持たないドクダミ五十...4*12/12/30 21:10
檸檬爆弾(大画面専用)こひもともひ...5*12/12/30 20:31
シェードドクダミ五十...2*12/12/30 20:24
無題seniri2*12/12/30 20:17
ひみつMélodi...112/12/30 19:43
今年を振り返って花形新次112/12/30 16:48
いつかどこかでシホ.N312/12/30 16:03
ふらふらだ吉岡ペペロ212/12/30 14:26
ありがとう312/12/30 14:25
時間112/12/30 14:24
凍てついたサウンド(四)信天翁112/12/30 14:14
雲を食べ尽くして流星群待つ北大路京介1012/12/30 11:59
死神踏みつけて明日まで歩く812/12/30 11:58
君のそばで咲ける花はシアワセ012/12/30 11:58
みおろすはるな412/12/30 11:50
勝手に笑ってればすみたに112/12/30 11:05
慢性凡人病、「わたしは死にたい」112/12/30 11:04
にがみドクダミ五十...3*12/12/30 11:00
旅情よりHAL5*12/12/30 10:40
新年を迎える花形新次312/12/30 9:41

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