雪女は
約束を破った
夫と子供を残し
消えてしまったりして
物悲しいこと
この上ないけれど
それに引き換え
雪男は
巨大な足跡が
人間のものとは思えないとか
落ちてた体毛が異常に長 ....
笑顔でありがとうと
言ってくれたあなたを
冷たいと思ってしまった 私はうたぐり深く心の狭い人


世渡り上手に憧れて
今日もとんびは大空飛ぶもタカにはなれず
ただくるくると旋回してる ....
坂の上から街を見ました

街の向こうに 海を見ました。

海は細長く、曇り空の下に無言で横たわる

私が見ても

見なくても

風が吹いても

吹かなくても

 ....
嫁が頭が痛いと言うから
頭痛薬を飲ませようと寝室の引き出しを探していると
なんとラブホテルの割引券が出てきた

問い詰めてみたら、すぐに逆切れして
「わかった、わかった、離婚したら良いんだろ ....
Hello, world!

こんにちは世界

あなたのことが
好きでした
「多趣味でなんでも器用にこなすあなた」

いやぁ、それならばこんなに
面倒な人生送ってこなかったでしょう


「今年は素敵な恋人も見つかり、」

それ覚えてるだけでも
既 ....
1月の夜が遅くはじまる

寄り添うように押し潰してくる

絶望と希望のように

まやかしのように

首をあげてあなたに付いてゆく

雪にすべって照れながら立ち上がる

好きこそ ....
悲しくてかっこよかった

予備校生

それは生き方のような季節だった

探偵という職業も

そのようなものだとなにかで読んだ

だからあの頃ぼくらは

浪人探偵団だったのだ
 ....
子供の様に、無邪気に人を傷つけられるなら

私はきっと幸せでいられた

大人の様に、上手に言葉を使うことが出来たなら

私はあなたの傍にいられた


中途半端な私は、青年期の途中に足 ....
雪が朝から降っている
景色の輪郭を消しながら
道路の染みを消しながら
隣の境を消しながら

雪が一日降っている
人の予定を消しながら
人の日常を消しながら
人の時間を消しながら

 ....
結晶の木々が
悪霊とともに
凍りつく
内臓が腹から飛び出し
辺り一面に
器官という器官が
さめざめと
泣いている

結晶の木々が
精霊とともに
歌いだす
ぶらりぶらんこ
ピエ ....
アメリカ人に重要なことを
頼むときは
『そうすれば、あなたは英雄になれますよ』

イギリス人にやって欲しいことを
頼むときは
『そうすれば、あなたは紳士になれますよ』

ドイツ人に大切 ....
こんなとき言葉はいらない

言葉でとらえるべきではない

とらえてこころを守るべきではい

なぜだかわからないけどそう思う

悲しんで傷ついて荒れたらいい

それがいやならなんどで ....
雪の結晶が晴れた空に浮かんで見える
手を合わせたいくらいだ

結晶ほどの重さに すぐ溶け出す定めにも幸せと感謝を
捧げたい

 嬉し泣きで泣きっぱなしの世の中になればいい

そんな雪綿 ....
命懸けの仕事で儲けのない子 恋敵が吉良吉影っている ピカソみたいなメイクだと思われていた 忘れた、ということを
忘れている道草の
風色はそよそよと
帰れないでいる
ほのぐらい影
(さようなら)さようなら
ずっと

うすぼんやりとともるこみち
ぽつり、ぽつり遠くまで
 ....
大人になったら
幸せが飛んでくると思っていた

けれど
幸せの羽は飛び去るためにも存在する

大人って
幸せにちゃんとさよなら、できる人
世界中の男女とセックスフレンドになりたい
だけど今すぐひとりぼっちになりたい
たぶんどこかがぶっ壊れているのでしょう

たくさんのひとに迷惑かけてきました
たくさんのひとをこれからも裏切るで ....
人の気持ちになんか
なれるわけないじゃん

なのに
雨がふると反省の気分になる

浄化されそうです
うちがわのドロドロなんて
ほおっておいてと
いいたいけど 少し心地よかったり

 ....
?.

夜をくだる木の小舟に乗って、
流され、産み落とされた河口の、
なめらかな汽水の均衡のなかで、
嬰児の不鮮明な母音が浮沈し、
灰色の歓声、と、
どこまでも平たい原野、

手を、 ....
抑揚の中で光に悶える
今日の私達はそんな午後を迎えていた

開け放たれた窓の奥の空から 飛行機雲が落下するのを見て

私達は普段タンスの三段目に入れている宝箱という名の金庫を取り出し
中か ....
水道管から聞こえてくる
遠くから雨がやってくる
おとなたちはおしゃべりをやめて
会えないひとに手紙を書き始める

ラジオが音楽を止める
もう雨は近くまできている
 ....
―お客様お客様ブレーキお一ついかがですか?

―いえ、間に合ってますんで大丈夫です

―そんなことを言わずに、ささ自転車のブレーキでも

―いや、俺自転車乗れないんで

―それでは ....
車窓はいまだ固まらず
七三キロにえぐられる
ぐにゃりぐにゃりと 鐘がなり 
平たく 延び縮みした思いが
頭をぶちつけ 眼より飛ぶ
まどろみからはみ出す黒枝の
茂みの青い光をかきむし ....
いつかかなうなら 
ゆっくり寝ていたい
お前の膝の上で
誰かを信じる力が欲しい
胸をはってあんたを抱き寄せられるくらいの度胸がほしい。
あんたがそういったように、おれもできることをしたい。
本当の言葉を形にするのはむずかしい
初めてあの人の声が聴こえなかった時の怖さを自分で声にするのは

目をつむれば白い雲がみえて
書き込む文字がへんてこなのは
どこまでも どこまでも いつか届 ....
好きなことしよう

ミニサイズだけど
大きな心になりたい

好きなことは
小さいことだけど
大切な時間になる
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イエティ花形新次313/1/14 20:55
とんび寿 雪野3*13/1/14 20:51
坂の上からLucy11*13/1/14 19:37
離婚慣れ和田カマリ4*13/1/14 18:36
Hello, world!佐藤伊織213/1/14 18:19
そんな程度です占いなんてレイヨウ1*13/1/14 18:06
雪の日に吉岡ペペロ413/1/14 18:00
浪人探偵団213/1/14 17:35
ないものねだりala213/1/14 17:27
雪が降る日……とある蛙18*13/1/14 17:20
雪の季節within8*13/1/14 16:50
お国柄HAL3*13/1/14 16:48
言葉はいるか吉岡ペペロ313/1/14 16:26
透ける雪朝焼彩茜色813/1/14 14:49
命懸けの仕事で儲けのない子北大路京介413/1/14 14:16
恋敵が吉良吉影っている013/1/14 14:15
ピカソみたいなメイクだと思われていた213/1/14 14:15
ゆうけいこしごえ6*13/1/14 11:20
成人式おめでとう。そらの珊瑚10*13/1/14 11:12
包帯のような空の下村田 活彦913/1/14 10:50
雨がもたらすもの朧月213/1/14 8:21
葡萄紅月213/1/14 4:02
クリスタル・ゲージ赤青黄3*13/1/14 2:59
雨が連れてくるふたば113/1/14 2:30
ブレーキ祭り赤青黄4*13/1/14 2:12
車窓の詩すみたに1*13/1/14 1:30
_十二支蝶013/1/14 0:44
013/1/14 0:39
113/1/14 0:35
羽はみんな持っている朧月213/1/13 23:08

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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