―お客様お客様ブレーキお一ついかがですか?

―いえ、間に合ってますんで大丈夫です

―そんなことを言わずに、ささ自転車のブレーキでも

―いや、俺自転車乗れないんで

―それでは ....
車窓はいまだ固まらず
七三キロにえぐられる
ぐにゃりぐにゃりと 鐘がなり 
平たく 延び縮みした思いが
頭をぶちつけ 眼より飛ぶ
まどろみからはみ出す黒枝の
茂みの青い光をかきむし ....
いつかかなうなら 
ゆっくり寝ていたい
お前の膝の上で
誰かを信じる力が欲しい
胸をはってあんたを抱き寄せられるくらいの度胸がほしい。
あんたがそういったように、おれもできることをしたい。
本当の言葉を形にするのはむずかしい
初めてあの人の声が聴こえなかった時の怖さを自分で声にするのは

目をつむれば白い雲がみえて
書き込む文字がへんてこなのは
どこまでも どこまでも いつか届 ....
好きなことしよう

ミニサイズだけど
大きな心になりたい

好きなことは
小さいことだけど
大切な時間になる
やっぱなんかはじまってんだよ

まったくあたらしいじだいのあしおとが みみもとでひびくもの

あのこいまごろどうしてるだろう

あのともだちはいま どうしてるだろう

みかんばたけで  ....
晩飯のおかずを箸で摘み 
炒めたもやしを、食っていた。 

一本の長く萎びたもやしが 
「風」という文字になり 
誰かの顔のように 
皿にへばりついて、僕を見た。  

もしかしたら  ....
詩題への注釈としては











 ....
この両手いっぱいに こぼれるくらいの
ガーベラの花束を
小さなベッドルーム 埋め尽くすくらいの
うつくしい花束が きみにとても似合う

雨が降るたびに少しずつ秋がちかづいてくる
いいわけも ....
何でも 半分こ
笑いながら じゃれ合う子犬を 連想しながら
何処かで眺めた表情を 
思い出している

一つずつ 分け合うことなく 繋いだ糸は
合わせると 強く なるけれども
少し 儚い
 ....
今迄の僕は 
サラダにドレッシングを 
どばっとかけては 
じゅるじゅる汁を吸いながら 
緑の葉っぱを{ルビ咀嚼=そしゃく}していた 

ある日、寄ったレストランで 
出てきたサラダの器 ....
{引用=
悲しみのふきだまり
時の塵が 雪のように
ふりつもった

私の父は、元旦の夜に亡くなりました
四十四歳
心臓のわるい 人でした

長いときの 時のながい あいだ
なぐさめ ....
今日の夕陽には何もなく
昨日の夕陽からあふれ出る
押しやられ抄われた砂の光
夜の通りを歩む水


冬を割ると
現われる声
背中より高く
消えてゆく


夜の ....
気があるとかさ
ギリギリOKとかさ
すんげえ努力した後に
判明するんじゃ
余りに非効率だと
思うわけね
心的ダメージだって
かなりのもんだからさ
会った瞬間に
びびっと来るような
 ....
僕は水色のグライダーではなく

鳥の中でも一番ありふれた
雀やカラスでもなくて

ひばりのように高く
カモメのように鮮やかに

はばたきたいと
願う

風に乗り
 ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
晴れた日はなるべく外に出るようにしている
昨日は心地よい快晴だったので
ベビーカーをことこと押して散歩に出かけた
布団を干してから、


何も変わらなかった
同じ道を同じように歩き
公 ....
             130113


 不法な暴力行為を直ちに止めるように命じましたが、全く聞き入れてくれなかったばかりか、凶器まで振りかざしたのでやむなく腕力で阻止しました。被疑者は ....
夜の太陽を照らしてあげる 睡眠時間えぐられている パンドラの匣を開ける天才 ヨタヨタ ドッコイ フーラフラ
ノタノタ ドッコイ フーラフラ
トボトボ ドッコイ フーラフラ

見慣れて 歩き厭きた プロムナードで
でまかせの呪文を 呟きながら
(えび煎餅が焼かれるよ ....
書こうとしたことを忘れてしまって
空をノックした
誰も出てきてはくれなかった

書こうとしたことを忘れてしまって
目を擦った
視界がさらにぼやけて
手からしょっぱい匂いがした

書こ ....
舌なめずりする男のもとに

女が契約書を届けにゆく

女の望みがいくつか叶えられ

男はその女を所有する

凌辱する

思い知らせる

ストックホルムシンドロームにより

 ....
雨は校庭にアマゾン川をつくる
午後の授業は眠たい
窓越しに校庭を見下ろす
あれはきっとアフリカ大陸
あれはきっとオーストラリア

あの川にはピラニアが泳いでいる
友達がいないから
わざ ....
死後の地獄は知らないけれど

生き地獄なら知っている

そんな無力や痛みなど

誰もが経験するだろう

それでもここは辛いのだ

残酷かつ心細さの果てなのだ


一緒に見た広 ....
もう夢を見れないなら

忘れるべきだ

思わなければ

忘れてゆける

話し掛けなければいい


あいつに優しく愛撫されたり

あいつとくるまって眠ったり

あいつに励ま ....
ひかりをみつけたよ

人が踏みゆく
黒いアスファルトのなかに
埋まっている
埋まっていた
だけど
誰も
拾わない
拾えやしない

だいあもんどなんかより



どこ ....
戦場へ赴く男たちの頬は
どれも蒼褪めて
眼だけが真っ赤な
獣のようにぎらぎらと燃えた
そして一様に
目指しているのだと言う
その先には
膨張しきった黒い太陽があった
女は男の眼 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ブレーキ祭り赤青黄4*13/1/14 2:12
車窓の詩すみたに1*13/1/14 1:30
_十二支蝶013/1/14 0:44
013/1/14 0:39
113/1/14 0:35
羽はみんな持っている朧月213/1/13 23:08
なんだかなあ2012213/1/13 22:42
風の顔 服部 剛6*13/1/13 21:59
フローズン・イフリートTAT213/1/13 21:54
Ah, dear gerberarium瀬崎 虎彦213/1/13 20:58
マスカラ藤鈴呼4*13/1/13 20:46
サラダの味 服部 剛3*13/1/13 20:45
誕生日月乃助7*13/1/13 19:28
径と鏡木立 悟313/1/13 19:22
アプリ花形新次213/1/13 19:05
凧(カイト)Lucy18*13/1/13 17:23
砂浜での決断朝焼彩茜色713/1/13 15:47
書こうとしたことを忘れてしまってあ。4*13/1/13 14:14
あおば5*13/1/13 12:41
夜の太陽を照らしてあげる北大路京介313/1/13 12:27
睡眠時間えぐられている113/1/13 12:27
パンドラの匣を開ける天才313/1/13 12:26
凍てついたサウンド  九信天翁213/1/13 10:31
書こうとしたことを忘れてしまって小原あき21*13/1/13 9:58
凌辱吉岡ペペロ113/1/13 9:26
午後の授業は眠たい四角い丸8*13/1/13 9:21
許しあえる光吉岡ペペロ713/1/13 7:57
忘れてゆける113/1/13 7:55
雑踏そらの珊瑚1213/1/13 7:47
黒い太陽衣 ミコ713/1/13 5:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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