孤独と隣り合わせの自由

愛と背中合わせの孤独

無数の愛と自由と孤独が春の風に舞う

窓から望む 菜の花畑は 春霞

重ねた手の温もりは幾つかの時のかけらを記憶の襞から呼び覚まして
 ....
大切に使ってた
真っ白な皿を割ってしまった
その日夜ふけに
目を閉じて
ぼくの視界を埋め尽くす
たくさんのシャボン玉を真似た
永遠をつかもうと
子供の頃好きだった
虫取り網を持ち出して ....
日に日に
暖かくなってきたから
冬物は
そろそろしまわなくちゃね
このミンクのパンティには
本当に助けられたわ
一日だって穿かない日は
なかったもの
ありがとう
次の冬もよろしくね
縺れた過去を
刻が解して
解ける昨日を

解けた今を
刻が結んで
繋げる今日が

繋げた未来を
刻が束ねて
縒り逢う明日へ

過程に於いては
形変われど
詰まるは一糸

 ....
化石少年は砂岩の中にある海中生物の
痕跡に魅入られていた

数十万あるいは数百万年の時を経て
無名の海底生物の生きた証左が地の中の眠りから
主亡き痕跡という奇跡の造形のままよみがえる

 ....
プラナリアに会いたい
永遠の命かもしれないプラナリア

世界は、春霞ではない 黄砂だ
降り注いでいる微妙な沈鬱が 世界を覆っている
それでも 季節はまだ めぐっている
水仙の花は ....
鼻がかったほのかな声

それを聞いていると

口では言いたくないことを

つよく固く思ってしまうのだ

おまえのすべてがうまくいきますように

すべてのなかのその一つが

しょ ....
露天の さまし湯に 独り

寒緩む月の右側に 一番星

やがて 一つ二つ 


あとは


何を思うわけでもなく 
考えるわけでもなく

湯煙と たわむれながら

 ....
商人だった父が
売り場に行くたびに
まだ高い
勉強が足りないねと
売り場の人を困らせていた

その日から
足りなかった
売り場の人の勉強は
進化していった

その進化 ....
雨の一粒一粒が誰かの愛なんだってイメージできたら
一身に浴びる人は拍子抜けするくらい幸せなんだろう

すごいスピードで飛んだ鳥!
かれにとって街は一瞬通りすぎた愚痴みたいなものか
す ....
絶望のしずかな荒野に

インスツルメンタルが鳴り響いていた

降りつもる痛みや悲しみ

こぼれ散るひかり

ゆっくりとゆっくりと

絶望のしずかな荒野に

インスツルメンタルが ....
何億光年きたのだろう
あの指先はまるで
折り重なった光を秘める

何億光年きたのだろう
あの瞳は
まだ知らぬ闇を
いとおしむに違いない

何億光年きたのだろう
きっとここにあった
 ....
優しいピアノの旋律 
狂ったように強く君を抱きしめたい 
子守唄を歌う穏やかな声 
息もつけない程に君を抱きしめたい 
矛盾相反する感情 
突然入れ替わる表情 
それが愛だ 
これが僕の ....
古本屋のおじさん

ぽっかりあくび

あくびした先にほら小さな宇宙

小さな宇宙のなかに

あらやさしい雨

雨の中にまあ謎

謎の中にそう男と女

男と女がまたあくび
 ....
パイパンに悩む
17才JKに
振り掛けるだけで
ワッサワサに見えるって
嘘ついて
試したら
生アワビに
青海苔
ちらしたみたいに
なっちゃった

それはそれで
磯の香りが
 ....
若さがどれほど尊いか
その自覚がまるでなくて
ピエロとマジシャンになりすまし
ときいろの四次元を軽視して おらは
三度のおまんまを食べていた

そして それが いまや
老いに責められやっ ....
 
 
ネズミもいた

アヒルもいた

犬もいた

小さいけれど
電気で動く遊具もあった

あっちにいるのは着ぐるみの
偽物ばかりではないか

そう言って
こども動物園の ....
頭からすっぽりと

覆面をした人たちが歩いている

何十年か前には

こんな恰好をした人たちはいなかったのに

今では当たり前になっている

街は砂で埋もれている

身体の中に ....
椅子に腰掛けて目をつぶって。
ほら、これが私のあげる幸せよ。

くちびる、柔らかい感じだったでしょ。

そうかい、僕は、君とともに生きるよ。
そうすることで君の心と体に、答えたいんだ。
 ....
マナーモードなのに大きな音で震えている そろそろ櫻井和寿みたいにしてください 僕らは寂しさに慣れたフリしてしまっている   毒は出ていった
  二階の部屋の窓から
  小さくてかたい何かが
  机にしまわれる音をのこして



  ゆうべの雨がつくった
  川になりきれぬ、ささやかな
  水の ....
靴下一日一足

一旦帰宅し脱いでも またそれを履く

靴下一日一足

不思議な私の掟

 今日の靴下レースのエリザベス ズボンで隠れる乙女の秘密
 そう 赤い透けるランジェリーと同じ ....
頭痛の種を咲かせるんじゃない
信号機と足場を失った人の念のこもった言葉が
裏口近くの腐葉土に
どんよりと吸い込まれていく
禍々しい太陽を天に見届ける
目にいれるものは選べる
動けば ....
まだ幼い息子に投げているのは
ボールではなく息子への愛なんだ

そして投げ返されるボールもまた
小さな息子からぼくへの愛なんだ

だから大抵の男は
映画“Field of Dreams” ....
山行には絶対持って行くべき装備である

日帰りの予定であってもだ

携行食料はカロリーの高いペミカンが良いだろう

衣服についてはレイヤードシステム

水筒も必携である

コッフェ ....
アパート、贅沢な荷室

惰性の中で想われる 知らない人
知った風に 想われる人

私、贅沢な荷物

腹を空かせ、吹雪を想うひと時
 空は曇り/乱氷帯・ぬかるみ・吹雪・川
語彙と眼球と ....
深い森の中で
木々を揺らす風

風が耳をふさぐ
轟々と
ただ轟々と

この美しい国は
毎年何万人の人が
自ら死んでいく

あの森の奥で
あの部屋で
あの構内で
あの屋上で
 ....
十億光年の彼方から
飛来した一枚の花びら
一生をかけて旅しても
たどり着かない遠い星

送られてきた切れ込みの
入った桜の花弁から
感じる宇宙の拍動

地球は丸く
銀河は楕円
さ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ほりでぃ いん まい るーむ梅昆布茶16+13/3/10 9:49
シャボン玉寒雪613/3/10 9:40
毛皮のパンティ花形新次113/3/10 8:23
一糸カルメンオジ...213/3/10 5:01
サンドパイプ梅昆布茶1313/3/10 1:24
小宇宙から流れくる[group]るるりら21+*13/3/10 1:22
からだとこころと社会性吉岡ペペロ813/3/10 1:16
露天風呂ぎへいじ17*13/3/10 0:03
勉強小川 葉613/3/9 23:29
すごいスピードの鳥よしたか11*13/3/9 22:51
絶望のしずかな荒野に吉岡ペペロ613/3/9 22:31
残存蒼以きお113/3/9 22:26
STILL文字綴り屋 ...0*13/3/9 22:08
アボカドマヨネーズ和えください阿閉真琴113/3/9 21:58
スーパーミリオンアンダーヘア花形新次113/3/9 21:17
歪の烙印  六信天翁413/3/9 19:59
東京ディズニーランドたもつ813/3/9 19:25
砂の街灰泥軽茶13*13/3/9 19:10
愛する幸福杉原詠二(黒...2*13/3/9 18:18
マナーモードなのに大きな音で震えている北大路京介513/3/9 17:57
そろそろ櫻井和寿みたいにしてください113/3/9 17:57
僕らは寂しさに慣れたフリしてしまっている613/3/9 17:54
草野春心513/3/9 17:36
靴下のサマンサ朝焼彩茜色1013/3/9 16:19
頭痛の花よしたか3*13/3/9 15:25
キャッチ・ボールHAL4*13/3/9 14:55
ツェルトドクダミ五十...2*13/3/9 14:53
アグルーカ飯沼ふるい413/3/9 14:32
メモ佐藤伊織113/3/9 14:23
小宇宙から流れくる木屋 亞万4*13/3/9 13:55

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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