いとしい子




「ぼくには何もないんだ」

私の子供が言った。

「そう」

と私は答えた。

私の子供は少し泣いて、

「なんでそんななの」

と ....
折れない筈の
芯の上に立ち
折れない筈の
心の平衡感覚を保つ
泰然自若の筈の
聴衆が

右へ左へと
弥次郎兵衛に誘われて
激しく揺れる

鳩が
似合わない声で
咽び泣く

 ....
星型の オクラが お気に入り
シメジと さっと 炙って
パスタに パラリ 絡めれば
塩風味が 完成するヨ♪

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
大切なことは

前進していること

過去は既になく
未来はまだこない

空は青く澄みわたっている
それだけで充分じゃないか
遠い思い出と同じように
唐招提寺は雨に濡れていた
門をくぐった瞬間に
眼に収まる美しさは
何ひとつ変わらなかった
ここでは時間が進みようがない
冬の冷たさと雨の湿りがはりついた柱
息を止 ....
ちょっとさみしい感じの夜があったら
出かけてって
こえをかけよう
二日酔いかい?水がほしいかい?
ちょっとさみしい感じの夜は
嫌な顔をしないさ たぶん

即席の信号と工事で
普段止 ....
夜に浮かぶ幻想群

いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが

陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ

 ....
人間がうさぎを喰っていたころ
うさぎたちは月へ逃げた

いま うさぎを喰う人が無くなって
うさぎたちが青い星へ帰ってくる

風の朝 小高い山から眺める海に
浪の上を走る姿が見える
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ....
立ち向かう
襲いくる冬の群れに
羽ばたく白い翼
つくりものではない鳥の群れ
うそをうそと認めずに
ほんものらしく
あるように

ほんものらしさに
目を奪われて
なにがほんとで
 ....
一月も終わりの午後五時
ひとは空にさよならの意味をみる
悟っていますとしるしを頬にのこし
そんなものを持っているさいわいなひとならば
家路へ、と

かなしさは漆黒へは入り込めない
だから ....
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら 
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う  ....
{画像=130129031256.jpg}

寂しい深夜に元気な子

ちぃちぃとお話するよ

おめめもちゃんと開き

毛並みも素敵なおちび

もうすぐ乳離れするよ

手のひらに ....
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
強いと称えられる人も 結局弱くて
強いと思い込んでいる人は 弱さを知らないだけ

大人になれば 少しは変わると
たしかに 信じた時もあった
いつからか 気づ ....
梅の便りを公園は
おとなこどもに知らせてる
いやいやまだだという冬は
春遠からじと知らないで

そのうち自分のこころとは
うらはら泣いて泣きやめず
どうしてなにがかなしいか
問うても問 ....
かわいいね
といって
ベレー帽を
かぶっていて
てんし

かわいい
イタリア料理をたべたい
かわいいから
もしも 私に もっと時間が 有ったなら
生きる 全ての時間を 紡ぐことに 費やすんだ
そんなことを 思っていた

仕事を辞めて 時間が出来て
真っ先に 実行したのは ドライビング

帰る ....
自分が、好きでやっていることなのに

時々、どうしてだろう

無性に嫌になって、嫌になって

くだらない、つまらないもんだと

唾棄してしまう。



自分が、好きでやっている ....
こんなにもなにもないものなんだ
こんなにもなにもないものなんだ

積み重ねてきた幾月で
泳ぎ渡って着く孤島で

生きている意味なんて探し続けていたんだけど
プラネタリウムが作り出した 匿 ....
もっと楽しみの遊びを
子供の頃のように、ドッジボールやサッカー
その空には戦争の気配が忍び寄ってきて、放射能の埃の中を漂っている
こんなにも壊れた、こんなにも暗いところで、何をやってるの、
影 ....
まっずいゼリィを喰わされて
うまいうまいと今日もよろこぶ

食品添加物すごいです

こんなにぶどうが長持ちするなんて

冥土印茶否!

今日も日本の食卓を支える!


しかし俺 ....
老人ホームで百歳のお婆さんが旅立ちました 
「若い頃桜島が噴火してねぇ・・・ 
 首輪をつながれた愛犬の悲鳴が 
 今も聴こえるんだよ・・・   」 
遠い昔に世を去っても 
お婆さんの心に ....
誰かが出ていった
後ろ手にドアを閉め
光の紙面に輪郭を焼き付け

誰かが出ていった

窓の外で知らない鳥が鳴き


鍵を開け
重い抑圧から君を逃がし

振り返るこ ....
                   
厳寒のなかで花は枯れることができない
雪をかぶり凍てつきながら
己の色を発し続ける
夢見るように

生きることと
夢を見ることとは違う
 ....
それは嘘です

そういって締めくくる手紙を
かくことにこっていた時期があった

心の奥から手を指をだして
書き連ねているくせに
最後には

それは嘘です

なかったことにしたいこ ....
最近ポコチンが凝るので
アンメルツをヌリヌリしたら
ヒヤッとした感触が
案外気持ちよいので
夢中になって
続けていると
遂に
凝りがほぐれて
グニャグニャになった
ひきがねをひくけど
ぼくたちのコトバはとどくだろーか

ボタンをおすけど
わたしたちのコトバは
はじまるのだろーか

ケイオスを吐き出すダクト
アスファルトあまるほど引きずる影
みど ....
行ってらっしゃい
おかえりなさい

ありきたりな言葉だけど
愛を含ませると
新鮮な響きを持つ言葉になる

あなたの言葉の奥にある
キラキラしたものに触れて微笑む

挨拶から広 ....
俺は情けない
遠く離れたお前と
携帯電話で話しができるのに
傘を忘れるとずぶ濡れだ

人間は進化しても
雨の中で濡れずに歩くには
傘しかないのだ

クルマは進化しても
雨の中で早く ....
このポコチンを
触ることなく
勃起させることができたら
私の言う通り
飲み会は三軒茶屋で
やってもらうよ

へへっ、できるわけねえよ
風俗通いが過ぎて
ちょっとやそっとの
テクニッ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いとしい子田園313/1/29 14:49
掌の上の弥次郎兵衛と壊れた鳩時計subaru...18*13/1/29 14:08
星型の オクラ藤鈴呼2*13/1/29 13:34
青空渡辺亘213/1/29 13:33
千手観音ナラ・ケイ313/1/29 13:18
目的はその後で 竜門勇気113/1/29 11:34
夜に浮かぶ光のように梅昆布茶2413/1/29 10:43
月のウサギ幻想イナエ8*13/1/29 9:58
スクールデイズそらの珊瑚17*13/1/29 9:31
孤独な魚雷within3*13/1/29 8:45
あかねもっぷ413/1/29 7:55
やさしいちえのわ[group]るるりら17*13/1/29 7:46
ちゅっちゅの ちゅドクダミ五十...5*13/1/29 3:33
強くなりたいと歌うのも疲れたよ凪 ちひろ8*13/1/29 2:14
春遠からじもっぷ513/1/29 1:10
けんしこ6213/1/29 0:41
君の海馬藤鈴呼3*13/1/29 0:07
自分が嫌いになってしまったら。元親 ミッド413/1/28 23:35
匿名の海でねこ歩き413/1/28 23:35
祈り黒髪4*13/1/28 23:16
ゼリィ20123*13/1/28 22:26
愛犬の声 服部 剛8*13/1/28 21:53
誰かが出て行ったLucy13*13/1/28 21:20
凍てつく花  ー病床の父にー17*13/1/28 20:42
嘘の影朧月413/1/28 20:21
アンメルツよこよこ花形新次013/1/28 20:18
ポイントいりません(伝えたいとおもいまして)モリマサ公013/1/28 19:55
挨拶夏川ゆう313/1/28 19:53
雨には勝たずイオン4*13/1/28 19:49
コロンブスのタマゴ花形新次013/1/28 18:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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