日常が置き換えられていく
有ったはずの違和感が消えて
無かったはずのものが
何かに置き換えられていく
たとえばそれが命かも知れない
あるいはそれは運命かも知れない
しかしそれは忘却かも知れ ....
紙のノートは もうずいぶん廃れた
人はみな せわしなく 固い画面をなぞる

いきなり ぶつかってきた 人
わけもわからず 怒鳴られた 僕

空はこんなに青いけど 街はこんなに角ばって
嫌 ....
上へ
上へと伸びてゆくもの
下へ
下へと伸びてゆきたがるもの
いのちを生み出すために
細い指たちは
指切りを繰り返し
相反するからくりを育む

そのなかほどの混沌で
わたしは
ひ ....
僕は馬鹿なんで

あなたをただポカンと見ている

あなたは表通りを歩いている

何かに急き立てられるように



もし、僕達に人生というものがあるのなら

それは僕 ....
何も言う事はないので

僕は黙ってしまいます・・・

あなたが一人で涙を流している時、

僕は優しい気持ちになります

誰かに見られる事を期待して

たとえば、お葬式でわざとら ....
かなしみは、ゆきのように融けて
その目をゆるりとふるえさせる

あなたが小さくかなしみをうたうとき
わたしはあなたを好きだとおもう
交わらない、混じらないで
つなぐのも戸惑うかすかなつなが ....
何も考えることもなく
歩いていた
通りを



左手には情熱
右手には夢
何の 確信もない


本を読んだ
ページをめくっていたけれど
何も 覚えていない


キ ....
天使は純白
悪魔は漆黒

彼らは絵になる事はあっても
絵を書くことはないからね

だから天使は純白
だから悪魔は漆黒


ほらほらゴッホをみたまえよ
あの暗い自画像を
あのやた ....
(春)


君よ、春にあいましょう
ひときわ人の旅は終わらないから
つばめよ、旅人たちよ
春にあいましょう
私が春であるように、君が春であるのだから
ふたりあえた季節に花が咲けばそれで ....
各駅停車で、春に向かう



このあたりは 四十年前より 毒々しい
昔はこの辺りのことを 武蔵といった
私は相変わらず 色白だ
恋人の八雲が人間の女にネコババされるのでの時間を ....
      賽の目に
      切りながら
      豆腐一丁ぶんの
      愛がほしいと
      てのひらで
      哀しみが
      揺れる夜

 ....
生きる術がもうないというなら
生きることなど考えずに生きりゃあいい
すべてを賭けたつもりでもどこか妥協があるように
すべてなくしたはずの時でもどこかに余りがあるものさ


路面 ....
ブルーレイレコーダー予約録画
電子レンジ自動メニュー
エクセルマジック
ワードオートコレクト
パソコン検索履歴
迷惑メール処理
うちの子供
名前を変えるのには 
キッカケが有ります

アドレス変更の場合は
迷惑メールが原因にも なりますね

新しい名前
名乗り始めた瞬間は

清々しさと共に 
駆け抜けたい気分 広がるか ....
東京の言葉しか出せないでいる 玄関に山頭火のサインボールがある ふるさとで飲むペプシが美味い たまには自分の信仰について書いてみる

そいつはキャッチボールみたいなもの

この友はいつだって良い球を投げてくるのだ

「愛」とか「希望」とか「信仰」とかね

おれもそれなりに返すの ....
人を責めるなんてきもちわるい
なのに時々夢中になってしまう
きもちわるがりながら
おぼれてしまう

自分をも責めながら
だれかのせいにせずにはいられない

きっと理由がいるのだ
生き ....
時の檻の中で
彼女は銀色のルージュをひく
幾度目かにひらいた
青い扉の向こうに見えた落書きが
彼女の意識の何層にもわたって谺している
劣化した夢 腐蝕した幻想が
あたりに散らばっていても
 ....
デブのかく
大量の汗に含まれる
電解質を利用して
発電を行うという計画が
マサチューセッツ工科大学
デブ生理学研究所で進められている
世界中から選ばれた
デブの精鋭たち25人
彼らが未 ....
バックボーンに何かを持っている
ひとかけらの人たちも 持っている

感情は箱を開けなくとも 持っている
豊かの糧に勝ち手を誇る感情の教え

持っている ザックバラリ バレンの刀が届かない処 ....
 静かな寝息を立てる
 緑の大地の上を
 少年の影が横切る
 
 手元に押すのは 星の赤ん坊
 草の上を 雪だるまのように転がして

 地面から伝わってくるのは
 全ての命が見ている夢 ....
ちいさな駅で見送った
あなたの笑顔は
まっすぐでした

こころ細さに折れそうな
わたしの代わりを
つとめるように

あなたの笑顔は
まっすぐでした



とおく、
遮断 ....
とても残念なことだけど
過去に戻れるタイム・マシンも
人生をやりなおすリセット・ボタンもない

ただ慰めにしかならないだろうけど
もしかしたら敗者復活戦はあるかもしれない

もしなかった ....
めをとじて はじめに
おもいうかぶひとはだれ

めをあけて はじめに
それを はなしたいひとはだれ

いっちしていた
じっとみつめたら
めのまえのひとも ほほえんだ
日は疾うに沈んで
間もなく川面に
星が瞬きはじめるだろう
澱みには
ただならぬ魚が潜んでいる
姿は見えなくても
気配が匂う

どうしてそんな思いを
抱いてしまったのか
目には見 ....
母さん
ぼくは思いだしました
まだ若いあなたの
細くも強いその手にひかれて夏
緑に燃える蜜柑葉をくぐりどこまでも道はつづいていました
おばあちゃんのお家までねと
暑くて永い昼下がり
眩暈 ....
海にも道があるよ
みえないだけで
空にも道があるよ
しらないだけで

そこを渡っていく者がいたよ
こちらと
むこうをつなぐ
透きとおった
{ルビ間=あわい}、で
分かれ道に
大きな石が
転がって いるらしい

旅人に 出会う度
石は 揺れて
案内人と 鳴る

雀が ピーチク 笑えば
楽しい 旅となる
鴉が カーカー 嘆く時
一体 どうなる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
明色に混ざり行く雲溶け出して今は薄鼠の元も分からずプル式413/2/12 9:08
老人ビル113/2/12 8:09
ひばりへそらの珊瑚16*13/2/12 8:01
 自分へ帰るyamada...013/2/12 5:00
優しい気持ち013/2/12 4:48
そのやさしいうたごえでMélodi...113/2/12 3:58
ありふれた休日の午後番田 113/2/12 2:12
カラフル月形半分子213/2/12 0:30
うた3+13/2/12 0:22
各駅停車で、春に向かう[group]るるりら17*13/2/11 23:37
賽の目石田とわ18*13/2/11 23:30
小さな音だけがはっきりと聞こえているホロウ・シカ...4*13/2/11 22:48
賢い迷惑イオン1*13/2/11 21:59
新しい名前藤鈴呼2*13/2/11 21:49
東京の言葉しか出せないでいる北大路京介113/2/11 20:38
玄関に山頭火のサインボールがある513/2/11 20:37
ふるさとで飲むペプシが美味い213/2/11 20:36
たまには自分の信仰について書いてみるただのみきや20*13/2/11 20:14
後悔の指朧月313/2/11 20:08
彼女についてのケース・スタディ塔野夏子2*13/2/11 20:05
人間発電所花形新次413/2/11 18:36
バックボーンを触る朝焼彩茜色813/2/11 17:59
星を転がす少年  Ver.3まーつん8*13/2/11 17:59
残されたもの[group]千波 一也5*13/2/11 17:31
架空話よりもHAL9+*13/2/11 14:39
はじめに213/2/11 14:15
ただならぬ魚オキ2*13/2/11 12:54
夏の日の思いで乾 加津也30+*13/2/11 12:49
あわいそらの珊瑚1213/2/11 12:24
ロック クライミング藤鈴呼2*13/2/11 11:45

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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