ひつじが
にくになって
スーパーで
うられていて
これは
きっと
生前は
毛が
はえていて
メリノ種
かたつむりになって
洗濯機を回す
混ざり合う日々
クローゼットに
買った覚えのない服
ぎっしりと並べられて
けれどそれを着るぼくが
ぼくという人らしく
知らない朝を
片足でぴょん ....
人生は足りないものばかりだが
僕はどこで誰に足りなくなるのだろう

人生は余るものもあるのだが
誰があまるんだろう

あまるものなんて無いはずなのに


軟体動物が線虫がそして僕が
 ....
しかし何故羽根を持たないか
我々がそれを具有していた
(些か夢想的な)証である
残滓としての肩甲骨
その悲しい佇まいを見よ

また何故海を恐怖せねばならないのか
産声と共に肺呼吸を開始し ....
ある社会人楽団のメンバーのブログが炎上した
過去の悪行がネット上に晒されたのが原因らしい
なんでも高校時代は相当遊んでいて
町中の女の子に手を出していたようだ

動画には実家のレストランまで ....
自分の正しさをなくした、小鳥は
さえずる声も弱々しく森の中にいる。
くまが冬眠から目覚めたのを見て
おはようの挨拶をかけるため近づいていく。
「俺の失くした鳴き声、あんたは最後に聞いたよな?」 ....
みずいろのみずたまりに
みずいろのちきゅうがうつっている
ひかりとやみがまじわって
しずくがひとつおちていく
いきることが
こんなにもむずかしいとは
つゆとおもいもしなかった
かなしみひ ....
風に舞うビニールを見て
詩が思い浮かぶなんて
詩人のすることじゃない
自分らしい言葉を
いつも持ち歩くなんて
詩人のすることじゃない

夕陽を見ても
何も感じないのが
詩人のするべき ....
       みぎの手で
       みぎの乳房
       ひきちぎり
       この空が
       とわでなくて
       よかったと
       ふかい ....
彼女の鼻に

愛に

梅が霞む

夜道に香が

迷い込む

呼吸するように

日本のこころが

きゅんと

夜道に香が

梅が霞む

愛に

彼女の鼻に
 ....
とあるマンションのこと

925号室の人魚は次第に身体が小さくなっていて夜には死んでいる

524号室は宝石を集めては食い散らかすモグラがわめいている

266号室の冷蔵庫は壊れていて ....
全裸スキップ
夜明けのハイウェイ

220km/h
藤色ポルシェが
ポコチンをかすめる

この刺激
爽快感

俺は
確実に
生きている
糸でんわは売ることができませんでした。#続けたいの

貝で占いしてみました。#YouTube貼れるようになって

弓を1ぽん。#引く

日を取られてしまいましたね。#これで最もらしい

女は兼ねてよ ....
明け方 白が街を縁取って
地面に這い蹲った存在証明に
目を細めておはようと言う

舞う色を数えもしないくせに
風に色を求めてる
なびいたマフラー(残像、その色を誤認してる)の先より
何よ ....
物語が終わったそうだ
大きな物語が終わったそうだ

政治も
  経済も
    文化も

確かに
見渡してみれば
「すばらしい」と
言われるすべてが既視感満載

物 ....
幽体を
こそこそと
 なるべくみつかってはいけない
しらべはじめている

目をうごかすと
勘もはずれるから

注意ぶかく

"ねらうはてっぺん"
くろい森林を ....
事勿れに
もたれていれば
時は水よりも速く
流れていってしまう

大人の一年は
ジェットコースターの3回転

得意なのは
相槌のルーチン
言葉は水より滑らかに
受け流すに限る ....
カラフルに 動く 感情は
人間の 常だけど

鏡に映して 
思わず 目を背けたくなる様な 心ばかりは
封印して しまいたい

ただ 閉まってしまえば
押入れの中に まとめて
「片付終 ....
地球の平和を守るんだ

隕石から

愛から

病気から

うまくいかないことから

他人の幸せから

地球の平和を守るんだ


学校の帰り道

うごかないものなんて
 ....
ポケット一杯に
詰め込んだなかから
僕に冷たくした
あなたに
ひとつプレゼントする

色とりどり

とっておき
一番お似合いの
ヒラヒラがついた
ピンクを
あなたに投下する
 ....
「いってきます」とあなたが私に告げてから
もうどのくらいの水が橋の下を流れたのでしょう

おんなの直感でしょうか
もうあなたは私の元へは帰らないと
私はそう想ってあなたを見送りました

 ....
いいことを数えようとする
いいことなんかないってこたえがでる

ふつうのことを数えてみる
ふつうのことばかりに気づけてくる

まいあさ
ふつうのことがはじまって
ふつうでない とおもっ ....
嫉妬なんかしてない

さびしくて

心配なだけだ

鼻血をだしたり

しつこくしたりするのは


隕石のせいかも知れない

氷川きよしの

新曲のせいかも知れない

 ....
でもよ
でもよ
いつもの店で
でもよが口癖のおじさんが また
でもよ とつぶやく
おじさんの
でもよ は
たまに逆接で
ほとんどが順接だ
あることを言うために
ほんの少しのためらい ....
子規は三十五で死に
二万句を書き
どれもが粒ぞろいだったという
病苦を記した散文を読むと
いたたまれなく 苦しく そして
生きる には濃度が 密度があり
濃淡があると思い知る
僕の思案は ....
冷たい雨に
凍えているシクラメンよ
東京の夕闇のなか
冬はまだここにいますか

今、暖かなる者の待つ家に
一心に帰りゆく君よ
今宵もまだなお
寒い都会の夜を
行かねばならぬ君よ
た ....
君よ
エセな聖書で
春を行け

今日のヘッセはご機嫌で
シルクハットでご登場
石畳広場に蝶を飛ばし
舟遊びに楽団引き連れ歩いては
ことごとく林檎酒に耽る

酔っ払ったなら
森の古 ....
期待はずれ。
面白くもなんともない映画を観た
その帰りに目的もなくコンビニに立ち寄り
週刊誌を気ままにめくっていたら
偶然、店内の有線放送から流れてきた音楽に
耳を傾けてしまうと
その音楽 ....
何もないところから生まれて
ふりそそぐ雪片
その結晶の
ひとつひとつを確かめたい
純粋で
静かな構成に
私は憧れる

かつて卵だったころ
なにも知らなかった
幸せも、不幸も
ただ ....
     道ばたの石ころでした
     春になるとかたらわに
     青い花が咲きました
     今も道ばたの石ころです
     冷たく固く凍っています
     ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
メリノ種6413/2/16 23:58
寝るための思案 4[group]213/2/16 23:49
足りないもの梅昆布茶1313/2/16 23:17
肉と骨についてsalco7*13/2/16 23:15
ビーフシチュー1486 1...013/2/16 22:33
さえずるくま黒髪4*13/2/16 22:29
みずうみwithin7*13/2/16 22:10
アスファルトの上から投稿左屋百色8*13/2/16 21:59
ひきちぎられたよるの歌石田とわ7*13/2/16 21:37
夜道に吉岡ペペロ313/2/16 20:28
マンション213/2/16 18:49
乳首がキューン3花形新次0*13/2/16 18:09
わたしから彼女を奪わないで 阿ト理恵7*13/2/16 16:52
孤独安寧ブルーベリー013/2/16 16:13
ポスト喪談komase...013/2/16 15:15
かえってきたマシュー=ハ...313/2/16 12:38
トロンプ・ルイユnonya17*13/2/16 11:58
明るい色を 散らしたい藤鈴呼2*13/2/16 11:08
地球の平和吉岡ペペロ413/2/16 10:11
ポケット一杯の愛花形新次313/2/16 9:23
待つひと 待つことHAL10*13/2/16 9:19
積雪の朝朧月213/2/16 8:06
鼻血吉岡ペペロ713/2/16 7:38
でもよ三田九郎6*13/2/16 6:12
駄作4*13/2/16 6:02
早春月形半分子513/2/16 4:57
ヘッセの散歩313/2/16 4:54
涙の落ちるところsample2*13/2/16 4:33
雪片佐野権太11*13/2/16 3:09
道ばたにころがって花をみる石田とわ8*13/2/16 2:51

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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