風が運んできたのか

優しい匂い

ほこほこ土が盛り上がり

暖かい感触

もうすぐかなと待ちわびて

木々が揺れる葉々が笑う

私は光を浴びて

川を心地良く流れて

 ....
AVコーナーの中に並んだパッケージを見つめていた
フランスかカンヌで見かけたことがあったのは アメリカ製だった 僕は
淫らなものがこんな風に大量に生産されるのは異常だと思った
そうだ 見る方も作 ....
生卵を飲むのが好きなのは

畑からひっこぬいたそのままをかじるような気持ちがするからだ

根野菜を泥もろとも食うなんて御免だが

わらくずや血で汚れた卵のほかほかと可愛いこと

鶏の尻 ....
星は僕たちに距離を教える

月はときどき涙の処理のしかたなんかをけっこう親切に教えてくれる

隣の親父は怒鳴ってばかりで僕も親父なのでちょっと哀しいが


遠く切ないもの

六本木ヒ ....
あの人が見ていたという、海へ行ってきた
広いような気がした

コンクリートのざらめを感じながら
頬にあたる香りをかぐ
待たれている夜が重い

遠くの島と島とを見ながら
あの人の口の中を ....
おりの外には、どんな世界がひろがっているだろうか。

ぼくの住む街は、毎夜毎夜、サイレンがなりひびく。どちらにしても、おりの中にいれられる人がいて、おりの中にいれる人がいる。

おなかがいたい ....
 夢の底は平らである。足元はアスファルトのように冷え切った灰色で、硝子のようにツルツルとしている。
 夢の底は暗闇である。たった一本の街灯が放つ白く、おぼろげな光のみが頼りだ。
 夢の底は広大であ ....
てのひらにね
魔法なんかないけどね
少しおもいやりの芽がある

指先にね
ひかりなんてでないけどね
君のきもちがつたえるものがある

白い紙をみつめるふたりの
想いが いっぽんの線に ....
一年が終わる。
一年生が終わる。
二年生が終わる。
三年生が終わる。

ここまで書いたノートを見せてくれたから
詩が書きたいの? と聞いたら
君はこくんと頷いた

そうか それなら  ....
三月の卒業シーズンを
前にして
御礼参りされるぐらいなら
先制攻撃しかけたる
といきまいている
日体大卒の
ハンドボール部顧問
漢字が苦手で新聞
読まなくても
今はちとマズイってこと ....
発見!報告!
どでかいビジネスだなこれは
ノーフーチャーでかつリアル
ごくナチュラルレイヤード風な
生きていくということ
そういえばなんでも曖昧に仕上がるから(コーラス)
「 きみ ....
あの風船おじさんが
実は生き延びていて
流れ流れて
エジプトにたどり着き
気球のパイロットに
なっていた
という都市伝説を
思いついた奴は
エジプトだけに
思考カイロがおかしい
と ....
インド服を着た男の人が 
エレベーターの中で 
みんなに挨拶をしている 

不透明な窓の向こうに 
一律に外があるとすれば 
それはすっかりの春だ
 
古い鉤括弧は捨てておいて ....
痩せた小錦に
似てるって言われて
嬉しいわけねえだろ

ハワイだけに
ウクレレ弾きながら走る
炎のランナー
イン
ホノルルマラソン

開始200m地点で
あ~あ、やんなっちゃった ....
ぼーっとぴーぷる、、、

肌の匂い
近づけて思いっきり吸いこんで

 君の匂いがするよ

耳元でささやいたら
胸の中がくすぐったくなってきて
匂いは体中を駆けめぐる
体 ....
この道は
どこへいくのだろう


あの日の道は
夜露にぬれて
涙よりさきに
だまってないた

星はあったか なかったか
空の遠さに気がついて
涙よりさきに
だまってないた

 ....
日々のなかで
靴がすりへっていくように
私もすりへっていくの
素顔は仮面だらけで
私のままって 何なのだろう

ふいに ひとりきりに
逃げこみたくなるの
みんなのそばにいたいのに
心 ....
滴り落ちる血は
私と水底をつなぐくさり
どす黒い血が
雫となっては広がり
水底へ積もってゆく
そのたびに私は
血にまみれながら
浄化されていくの
痛み 伴いながら


血の重さに ....
やったことを証明するのは
容易だが
やってないことを証明するのは
容易ではない
むしろ困難と言っても過言ではない

痴漢犯罪に於いて
冤罪が生まれるのは
そのひとつの例にしか過ぎない
桃色の夕焼けが
あなたの空に広がった
わたしの空に広がった

あの桃色の夕焼けは
どこかの誰かの目覚めの朝焼け
桃色の朝に起きる人へ
わたしは今日、愛に心目覚めました
木の上で卵を守る ....
詩人になりたくて
カエルは右手を草影に隠し
知識を公園のベンチの下に捨てた
詩人にはなれたけど
なんか思っていたのと違う

詩人をやめたくて
詩人は右脳と心臓を入れ替えて
言葉を海に沈 ....
気休めだって
いいじゃないか

飛び降りたのが
二階だろうが
三階だろうが

大した違いは
どこにもないし

叩かれたのが
右の頬でも
左の頬でも

痛いのは痛い
仕方な ....
励ます誰かの言葉より
一緒に歩く仲間になろう
哀しみ哀れむ涙より
心に響く歌声が
砕けた心を蘇らせる

失ったことを忘れないこと
それと同じくらいのこと
これから何かを求めるため
進 ....
別世界に行ってみたいなぁと思う瞬間
ちょっと自分は 疲れているかなぁと思う
憑かれているよりは マシかぁなんて慰めた後で
衝かれて歌う 三時間

久し振りに 自由気ままに奏でたけれど
 ....

まっさらな白い紙に
一篇の詩を書きつけ
それを食す

奥歯でかみしめていけば
罫線はよじれ
句読点が記号に戻っていく
口腔内の温度で意味の糊付けが剥がされ
構築された言葉はゆるり ....
レイアウト用紙の束を抱き締めた。


暑さが厳しい8月15日

数年前の挫折を思い返しながら

カット袋を抱えて行き先を告げる。

これから先の節々がが

まだまだ遠くから聞こえ ....
開いた唇から落ちるのは

無意識の反動で

顔を伏せた瞬間

「それでも良い。」

の一言が

(覚えのない傷を、増やしたのかも知れない。。)

…気が付いたのは、いつの頃か ....
わたしのなかのみんなが
はしりさっていきます

わたしはおいていかれるけど
みんながてにもっているのが
わたしです

わたしはおいていかれるけど
地下鉄を何度も乗り継いでいた
会うというわけでもなく 誰かへと
僕たちは 流れていくんだね
きこえてきたのは 君の好きな 音楽だ
色々な そして 曲がり角を曲がって
半蔵門線から三田線へ ....
泣いて深く澄む眼差し
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春じゃないかい灰泥軽茶9*13/3/1 4:38
ツタヤの中の一角で番田 213/2/28 23:40
かなりや213/2/28 23:36
遠く美しいものに捧ぐ梅昆布茶22*13/2/28 23:34
海辺pikopi...013/2/28 23:26
中川達矢113/2/28 23:20
片輪の夢(散文詩)水瀬游013/2/28 23:02
ひつだん朧月613/2/28 22:41
詩が書きたいの?と聞いたら君はこくんと頷いたN.K.11*13/2/28 22:32
先生パンチ花形新次413/2/28 22:31
生きているということモリマサ公513/2/28 22:11
飛んでもパイロット花形新次013/2/28 21:05
春の収集日たもつ513/2/28 19:15
ホノレレマラソン花形新次013/2/28 19:07
ぼーっとぴーぷる(歌詞)星☆風馬013/2/28 19:05
この道春日野佐秀213/2/28 18:34
URAHARA013/2/28 18:32
くさり213/2/28 18:29
冤罪HAL3*13/2/28 17:15
桃色の夕焼け阿閉真琴313/2/28 16:50
夕方は悩んだ方の負け左屋百色4*13/2/28 15:17
気休めだってカルメンオジ...013/2/28 13:26
応援歌[group]……とある蛙15*13/2/28 12:22
地獄演出藤鈴呼3*13/2/28 10:16
朝食そらの珊瑚1313/2/28 8:08
二回目梓ゆい013/2/28 1:52
さようなら。。213/2/28 1:32
みんな佐藤伊織1013/2/28 1:08
東京メトロ住民番田 013/2/28 1:07
泣いて深く澄む眼差し北大路京介413/2/27 23:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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