知れば知るほど、悲しくなって

知れば知るほど、怖くなる。

あなたはそう言うけれど

あたしはあなたが何をどれだけ

知っているのかを知らないわ。



彷徨える魂は、砕け散 ....
 ランドセル揺らし揺らし
 男の子三人帰り道
 ぼくの一旦停止した車の前
 後ろを何度もふり返り
 キャキャキャ何度もふり返り
 横断歩道を渡っていく

 はて、何がそんなにおかしいのか ....
こと恋愛術に関して言えば老子も敵わない。 目を開けても閉じても闇の中
空の高い所で星が輝いている
百均のペンライトを再び点灯し
川沿いを降りていく

もういくつめの滝だろうか
雪解け水が勢いよく流れ落ちていく
擦り傷だらけの身体 ....
女の子の
苗字と名前にある
わずかな空白に
小さな川が流れて
いる
せせらぎのような気安さであるから
そこをいったりきたりすることが
できる
時々流れてくる桃を
無邪気に拾って遊んで ....
  春の光が曇天を縫い
  硬い空気を細く通り抜けてくる
  すべては卓上に出揃った
  いくつかの瞳、
  いくつかの臓器



  毟り取られた数枚の花弁
  床に落ち埃 ....
海底を宇宙とつなぐ

手の先に
必ずあると知ることで
変わるものがなくてもいい
乾いた喉が喜ぶ、透き通る香りの飲み物と
見ているだけで幸福な、いろとりどりの食べ物を
ぎっしりぎっしりテーブルに置き並べて
一緒に、声果てるまで、山ほどの話をしよう



ねぇ、私に聞き ....
 あのさ
 ワタシ的にはどうでもいいっちゃいいことなんだけどさ
 今の状況アンタたちどう思ってるのかって
 正直なところ訊いてみたくってさ

 うぅん うぅん
 ワタシ的には全然かまわない ....
 「お出かけですか?」

 なぜわたしは
 立ち止まってしまったのでしょう
 ご自宅前を掃除しながら
 道行く人だれもへの
 いつもと同じ問いかけに

 下の坊やを実家にあずけ ....
つまりそういうことにしておこうかな)あっちこっちで閉じ忘れた括弧をあつめて閉じて廻ってみたりして)立派なカメラを持ってるくせに何もしないから)こちらからタイミングよく飛び込んでいかなくちゃならない)背 .... 降りしきる悪意のつぶてを
全身一杯に浴びて
心の悲鳴に耐えながらも
歩いた先には
ところどころに
四十男の無精ひげに似せた
茶色いコケがうっすらと生えた
生気を失ってしまった
ブロック ....
戻れないこの道
君が手を降ったまま遠ざかってゆく
ちょっと哀しい眼をしていた
それは夕暮れだったからかもしれない

帰れない明日へ微笑みながら去っていったひと
風を抱いて走るよ何かの方 ....
言葉は何も
見つけられない


この僕に対し
君はエロを禁じ


金と時間を
有効に使う


勉学に励み
空に祈る
鼻かみすぎて

鼻血ながして

なみだの味は

黄砂くさくて

みなみの風は

極ぶとすぎて

同情ほしさに

写メを送って


抱きしめたい

長生きしてな
 ....
  

  泣きたい と 考えている
  辞めたい と 考えている
  逃げたい と 考えている


 見えないから 判らないから 進めないから


 でも、 忘れていない?
  ....
一部分を見る時

0あるいは1

○または✕

白そして黒

拡張すれば

悪と善

生と死

是と否

対で意味を成す

無とは違う

空でも無 ....
  雨が降り木々の葉は濡れた
  川沿いに張られたガードレールの錆び
  秘密を抱えるように口を噤む家並み
  けれども日記帳にしみこんだ太陽の匂いを
  夜がきてもこの胸に憶えている ....
あなたがこの世に

肉をまとって現れてくれたから

ぼくはあなたに出会い

そのいのちに懐かしさに包まれていたんだ

ぼくよ、それを、忘れるな!


肉をまとったあなたが

 ....
なぜなら奪うものは最終的に奪われる
不幸のうえに成り立つ幸福などありはしないのだよ

これは友人のこくはくなのだが

彼女はぼくに聞いたかつてちょっと好きだった人だが
彼女は僕の後輩と浮気 ....
春が来て
花曇り
二時限目のチャイムと
遅れているバスと
並行世界
私 ....
こんな日に限って
ケータイ忘れた

夜桜、
休み明けまで
散らんといてや。
俺が久米明の声を聞くと
憂鬱になるのは
この番組のせいなのだ
そして日立グループが
嫌いなのも
妙にデカイ木を見ると
不安になるのも
この番組が日曜夜だったからなのだ

この毛何の毛 ....
人生に迷った時おいで いっしょに迷ってやる 足に貼るカイロ背中に貼って働いている キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン


はい、今日はテーブルマナーを勉強しましょう。

各テーブルに水の入ったボウルがありますね。
オマールエビやカニなどフォークとナイフ ....
君の好きな歌

君が口ずさむたびに

いつの間にか

私の好きな歌になってたよ

つらいことがあったときにも

楽しそうに口ずさむ君を思い出すとね

あったかい気持 ....
 片目をつむると殻が置いてあったので
 ひょいと拾い上げてみると
 それはカタツムリの抜け殻で
 蝉や貝の抜け殻ではなかった

 延々と続く空洞の底は見えない
 殻を持ち上げても
  ....
 
曖昧な更衣室で
僕らはすべてのものを
等号で結びあわせた
軟らかい材質でできた身体は
嘘をつくことが
何よりも得意だったから

花粉の積もった改札を抜けると
溢れだす人という人
 ....
あなたはぼくが広告界に入ったときに
すでに殿上人かのような女性でした

しかしあなたが階段を昇られる時代は
男性が重で女性が軽のときのはずでした

でもあなたはその類い稀なる才能と努力で
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
残酷なほど優しい1丁のGUN。元親 ミッド313/3/20 16:33
ジャミラが過ぎる平瀬たかのり9*13/3/20 15:23
女性アラガイs5*13/3/20 15:17
山中灰泥軽茶5*13/3/20 15:14
川岸にてそらの珊瑚18*13/3/20 14:51
祭壇草野春心6*13/3/20 14:29
cosmic remote methodmizuno...113/3/20 14:17
物語り、してねしんとよみ313/3/20 12:48
憤激メロンちゃん平瀬たかのり4*13/3/20 11:34
告白貞淑妻昼下がりのわななき10*13/3/20 10:43
シャッター片野晃司1313/3/20 7:48
行き止まり寒雪113/3/20 7:04
分かれ道を梅昆布茶913/3/20 2:26
自分を架せられ番田 213/3/20 0:46
抱きしめたい吉岡ペペロ413/3/20 0:44
ラビリンス平沢ちはる0+*13/3/20 0:38
グレースケールドクダミ五十...3*13/3/20 0:08
草野春心9*13/3/19 23:39
いのち吉岡ペペロ513/3/19 23:38
誰も幸福を奪ってはいけない梅昆布茶813/3/19 22:47
花曇り方舟813/3/19 22:33
心あらば、初春伊織6*13/3/19 22:02
すばらしい世界旅行花形新次113/3/19 22:00
人生に迷った時おいで いっしょに迷ってやる北大路京介1913/3/19 21:18
足に貼るカイロ背中に貼って働いている213/3/19 21:18
フィンガーボール213/3/19 21:16
君の歌ジュリエット013/3/19 20:55
カタツムリの抜け殻赤青黄2*13/3/19 20:27
初夜たもつ613/3/19 19:58
遅れし弔辞HAL4*13/3/19 17:38

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